英語独学虎の穴  やり直し英語術

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富士登山と英語学習

実は先日、人生で一度は登ってみたいと思っていた富士山に登ってきました。

水泳で心肺を鍛え、休みの日に丹沢の山に一人で登って自主トレしたりと、自分なりに準備をしたつもりでしたが、それでもやはり大変でした。その分、頂上から見た景色は最高でしたが。


まぁたいそうなことを言っていますが、富士登山の成功率は、コースにもよりますが86~95%もあるんだそうです。

登山どころか運動経験のほとんどない女性も沢山いますし、子供を(無理やり)連れてきている人までいて、この数字なのです。高山病や怪我など体調に不良を来さない限り、ほとんど登れるということですね(かと言ってなめちゃいけませんが)。


ちなみに富士山よりもっと大変なフルマラソンの場合、例えば去年の東京マラソンの完走率はなんと97.2%だったそうです。

ホノルルマラソンの場合は、「協会側で把握できないような形で途中リタイアされる方もいらっしゃいますので正確な把握は難しいのですが、チャンピオンチップでの計測によると、スタートラインを越えた方の約99%程度がフィニッシュラインを通過されているようです」とありました。

これって凄いことですよね。富士山もマラソンも、どちらも道中は大変な道のりですが、スタートラインに立ちさえすれば、かなりの確率でゴールまでたどり着けるということ。


これと比べて英語の場合、学習者の95%が成功するなんてありえないですよね。英語を学ぶ人の数は常に1300万人ほどいるのだそうです。その内、英語が使えるようになる人の割合は95%どころか、5%にも満たないんじゃないでしょうか。

じゃあどうして成功率にこれほど大きな違いがあるのでしょう。
一見フルマラソンのほうが遥かに大変そうですけど。


一つには言うまでもなく、純粋に「かかる時間」の違いがあります。ゴールまでの道のりの長さの違いが。

フルマラソンも富士登山(下山も含めて)も、どれほどゆっくりなペースで行ったとしても20時間もかかりません。

これに対して英語の場合、諸説ありますが、使えるようになるまでに3000時間必要だと言われています。学校での1000時間を入れるとしても、あと2000時間。 


比べようもないほど遥かに長い道のりなのです。毎日「欠かさず」1時間やったとしても6年近くかかることに。毎日1時間を6年って大変です。そりゃ途中で脱落する人の数も増えるはずですね。

ただしもっと大きいのは、英語学習の場合、そもそも「スタートライン」に立っていない人が多いんじゃないかと思うのです。

fuji

ー続きます。


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.10 2012 やり直し英語術 comment0 trackback(-)

スキルを身につけるための「お作法」 その2

前回からの続きです。

例えばここで「音読が大切」と伝えたところで、それに対してどう反応するかは、人によって全く違うと思うんですよ。ある人は何十回、何百回とやるかも知れないですし、別の人は2~3回でやめるかも知れない。あるいは全くやらない人もいるでしょう。

こういうことがあらゆる場面で積み重なるとしたら、差は大きくなる一方です。

そうなると、同じ情報を得て、同じ教材を使い、同じ目的に向かって努力したとしても、得られる結果は当然大きく違いますよね。

これは勉強だけじゃなく、仕事や他の場面でも当てはまるんじゃないでしょうか。

「要領がいい、悪い」というのは結局はこういう「お作法」が身についているかどうかという違いじゃないかと思うんです。こういうことってあんまり指摘されないですが、できていない人は実は多いんじゃないかと。


でも「基礎固めが大切」なんてことは色んなところで指摘されていることですが、そのアドバイスが必要な人ほど、右から左へ「ふーん」と流してしまうでしょう。それが習慣の怖いところで。

じゃあ大人になってそういう効率が悪い方法を繰り返している人はもうどうにもならないのでしょうか。

もちろん長年の習慣を変えるのは簡単じゃありません。でもどこかで変えなければずっとそのままの繰り返しですからね。習慣を変えるということは、人生を変えることです。挑戦する価値はあるでしょう。

そういう僕自身も、基礎固めの本当の大切さに気づいたのは、自分で教える経験を持って、出来る子がやっているのを目の当たりにしてからです。彼らに教わったわけです。だから30を超えて英語を再開した時は、意識してこの「最初の素振り」を徹底するようにしました。


何よりも大切なのは、「今までの繰り返しじゃまずい」と心から思うことです。全てはこの気持の強さにかかっていると言っても過言ではありません。人間は心が動かなければ行動を変えられないものです。

そしてその上で、変えようと決意して、新しい習慣を作る「努力」をすること。


これが果たして皆さんに当てはまるかはわかりませんが、その「変わる」努力をするにあたって自分がやってみて効果的だったことをご紹介します。

一つは、自分を客観的に見ようとすることです。

何かに取り組んでいて、飽きてもうこれぐらいでいいかなと思った時に、「ふふふ…今までの自分ならここでやめているところだけど、今回は違うんだよな」などと、生まれ変わった自分を実況中継するつもりで。これって結構馬鹿にできません。→実践済み

こうして自分を客観視する視点を持つことによって、感情的に動きそうになる時に、自分をコントロールすることができます(ことがあります)。

言い換えると、今までとは違う自分を「演じる」わけです。最初は演技でも、ずっと続けていればそれが新しい習慣となります。


もう一つ、なるべく結果が出やすい種目に絞ることも大切です。 

英語で言えば音読がそれに当たると思います。成功体験は本当に大切ですから。

例えば最初はカタカナ発音でたどたどしかったものが、練習の末にスラスラと英語の発音で読めるようになったことに気づいたらやっぱり嬉しいじゃないですか。

そうやって「報われた」という思いに触れると、人間はその行動を繰り返すようになります。


既にご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、音読トレーニングの進め方を解説した動画を作りましたので、ぜひこれを題材に、しつこく「素振り」をやってみてください。




この音読体験を、自分を変えるきっかけに。


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.08 2012 やり直し英語術 comment2 trackback(-)

スキルを身につける「お作法」

なんでもそうですけど、スキルの上達のためには最初の段階での「基礎固め」が必要です。

そこでは基礎動作を習得するために、ともすると単調に見える作業を繰り返し行うことが求められます。もちろんすぐには結果は見えませんが、そこで他のことにふらふらせず、一つのものにしつこく取り組む、十分な量稽古を積む。

楽しくなかろうが、ここをえいと我慢してひたすらやることができるかによって、その後の伸びは大きく違ってきます。


こういうのは、スキルを身につけるための「お作法」と言ってもいいと思うんですが、これが当たり前のようににできる人と、頭でその大切さはわかっていてもなかなかできない人がいます。

というのは元々これって最初から備わったものじゃなくて、習慣として後から身につけるものだと思うんですよね。人間って本来は飽きっぽくて、新しいものにいこうとする、変化を求めるものだと。


今は大人を対象にしていますが、その前は中高生に国語を教えていましたし、さらに学生時代には小学生に教えていたこともありますので、本当に幅広い世代の人の勉強に対する取り組み方を見てきましたが、大人でもこれができない方は実は結構多いです。

逆に小学校の高学年ぐらいでできる子はできています。親のしつけか、そういうことを先生に教わったのか。

小学校でこれができれば強いですよね。当然テストなどでも結果が出る→評価されると嬉しい→そして成功体験でその行動がさらに強化される、という好循環。
 

じゃあ年を経ると自動的にそれができる子の割合が増えるかというとそうでもなくて、むしろ中学ぐらいから両極化していきます。
 
すでにこのお作法が備わっている子は成功体験に支えられて、もっと長い、もっとハードな下積みにも耐えられるようになります。いや耐えるというより、何をするにでも基礎固めをするのが当たり前だと思っていて、実際にやる。それをやればうまく行くだろうということを経験で知っている。

逆に備わっていない子はだんだん大人に言われたことをやらなくなることに加え、長年に渡って結果が出ないことで、勉強そのものに対する苦手意識を持つようになります。

学生の内に、こういう基礎固めの大切さをしつこく説く先生に出会うとか、「(最初は無理やりでも)走りこんだことでスイングが速くなる」など、部活での成功体験によって基礎練習の大切さに自分で気づくか、あるいは大学受験という壁にぶつかって、それまでのやり方を根本から直すか。

そういうきっかけによって修正できなければそのまま大人になります。そうすると効率の悪い方法をずっと繰り返すようになります。そして強固な習慣となるのです。


そうなると何をやるにしても、大切な基礎固めが中途半端で、「これぐらいでいいか」とあっさりやめてしまう、結果が見えないと耐えられなくなりすぐに他の方法に手を出す、基礎がない段階ですぐにレベルの高いことをやろうとするなど、

どんな場面でもそういう「効率の悪い方法」で対処するようになります。これでは思うような成果は得られません。

もしこれに当てはまると思われる方は、ぜひ次回をお読みください。


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.06 2012 やり直し英語術 comment0 trackback(-)

上級者になれる人 初級者に留まる人 その2

前回に引き続き、「より良い外国語学習法を求めて」(竹内理著 松柏社)に学ぶ、上級者になれる人の共通点を。

より良い外国語学習法を求めて―外国語学習成功者の研究より良い外国語学習法を求めて―外国語学習成功者の研究
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③リスニングは「深く聞く」

リスニングに対する取り組み方として、初級者に留まっている人が、「さらりと聞き流す」という答えが多かったのに対して、上級者は、特に初期は「深く聞く」「音をよく聞きマネをする」「録音して観察する」など、手本に近づける努力をしたという方が多かったそうです。

ここでご紹介しているシンクロ読みに取り組むこともこれと重なるでしょう。「聞き流し」をしないということが大切だということですね。

そうして聞き取りの力が低い間は、聞くものを絞って、細かいところまで正確に聞き取ろうと努め(「狭く深く」)、力がついてきたら徐々に大意を取りつつ数をこなす(「広く浅く)」にシフトしていく。これが王道だと言えそうです。 


④文法知識を利用して分析しつつ正確さを追究(そういう時期がある)

初級者に留まる人の多くが、「学校の勉強を思い出させるから嫌」だと言うのに対して、上級者ほど文法に対して肯定的な人が多いのだそうです。

文法が苦手という方もいらっしゃるでしょうが、やっぱり英語学習のどこかの時期で、きっちり取り組むことが必要になりそうです。

ちなみに自分のケースでも、成長が頭打ちになっていた時に打開のきっかけとなったのは文法の総復習でした。


⑤具体的な中期目標を設定

大きなゴールに至るまでに、そこに至るまでの道のりをスモールステップに分解し、小さな目標を設定し、それを一つ一つ超えて行くという取り組み方をしている人が上級者に多いのだそうです。

初心者に留まる人は、「ペラペラになりたい」など、目標があいまいで、そこに至るまでの中期目標などもないのだとか。

はっきりとした目標なしで走り出したって、疲れたら走るのをやめてしまいますよね。「まずはあの先の電柱まで」のように、目に見える目標があることで、もう少し頑張ろうという気にもなります。

さらにその小さな目標を達成する度に、達成感を味わうこともできます。それによってそこから先も走るためのエネルギーが補給されると。

そうしてモチベーションを保つ工夫をしている人は英語学習を続けられる、そして続けられる人が上級までたどり着けるということだと思います。


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.29 2012 やり直し英語術 comment0 trackback(-)

上級者になれる人 初級者に留まる人

「よりよい外国語学習法を求めて」(竹内理著 松柏社)という本の中で、英語学習者にアンケートに答えてもらい、初級者に留まっている人と上級者のそれぞれのグループに解答に共通することをまとめることで、上達のヒントを明らかにしようという試みがなされています。

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その中の、上級者に共通していることの一部をここでご紹介させていただきます。ぜひご自身の学習状況に重ねてお読みください。


①どの時期にどういうことをやったかということをきちんと伝えられる

成功する人の多くは、そういう訓練を受けているわけでもないのに、学習の過程をしっかり意識しており、それを言葉で説明できるのだそうです。

実際にこの本には、上級者の声が沢山載せられているのですが、「この時期にはこういうトレーニングを積んだ、その際にはこういうことに気をつけた。それはこういう理由からだ」のように、どれもかなり詳しく述べられています。

普段から自分の歩みを客観的な目で観察しているからこそ、こういうことができるわけですよね。

さらに場当たり的に気が向いたことに手をつけるのではなく、自分なりに「どうやったら使えるようになるか」ということを考えながら勉強を進めているということも言えるでしょう。

手前味噌ですが、自分の場合も最初から「いつか人に伝える」ことを目的に英語を始めたため、効率良く「使える」ところにたどり着くために何が必要かを必死で考えましたし、そのプロセスをじっくり観察してもいました。これが良かったのかも知れません。

たとえそういう目的がなくとも、後に続く人にアドバイスを送れるぐらい、自分の歩みをきちんと把握しておくというのは結構大切だと言えそうです。いつか成功したら本を出版するぐらいの心づもりで。


②伸びる時期と伸びない時期があるというように、上達の道筋が直線的ではないということをわかっている。

努力が結果としてなかなか見えなくても、そこで諦めずにコツコツと努力を積むことができる。つまりそんなにあっさりうまくいくものではないという認識があるわけですね。

実際、スキルの上達というのは、費やした時間に比例して伸びていくわけではなく、ずっと平行線が続いて、ある時期にぐんと伸びるというような成長曲線を描くことが多いです。

その上達が感じられない段階をプラトー(高原)状態と言って、ここが一番挫折する人が多く出るところですが、最初からそういう時期があることをきちんとわきまえており、そこで投げ出さずに続けることができる人が成功を手にできるということですね。


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.26 2012 やり直し英語術 comment0 trackback(-)
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プロフィール

中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

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