英語独学虎の穴  アウトプット1 オーストラリア滞在編

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英会話学校 上

英会話学校には結局一週間通いました。

日々の授業は前にお話したディスカッションのほかに、映画のDVDを見たり 
学校の近辺を散歩したり、ゲームをやったり、「銀行で」など場面を想定して
シミュレーションをしたり、たまに文法の問題を解かせたりと

とにかく毎日手を変え品を変えて「英語に触れる」機会を与えるというやり方

ちなみに映画の授業は、僕が映画を使ってリスニングを鍛えたと話したら急
に導入されました。とは言っても、もちろんディクテーションや音読もなく、

2時間分の授業を使ってみんなで「ただ見る」だけ

「これじゃ無理でしょ」と思いながらもなんとか意味を取ろうとしましたが
初めて見る映画のセリフを聞き取るというのは当時の自分には不可能で

あれだけ会話には強いほかの国の生徒たちも、さすがに映画の聞き取りは
難しかったらしく、「暖かくて暗い」教室の環境も手伝って、終わる頃には
ほとんどが寝てしまっていました。

まぁそうして「英語に触れる機会を与え続ける」こと自体に意味があるので
しょうけど

生徒の英語力を高めるということよりも、彼らを飽きさせることなくできるだけ
長く学校に通ってもらうことが目的のような… 

もともとは英語の習得に関するヒントが得られればという気持ちで参加した
のですが

そこには「この順番で進めていけば英語が使えるようになる」というような
確固たるカリキュラムはないということに気づきました。

だって毎週新入生が入ってきて、クラスに合流するのですから。

「一つ学んだことを土台にして次回これを学ぶ」というように積み上げていく
スタイルを取れないわけです。

そういった予備知識のない生徒がいきなり入っても、ある程度"楽しめる"
ような受け入れ態勢をとっておかないと、「お客さんを逃がしてしまう」こと
になってしまいますからね。

だから手を変え品を変え英語に触れる機会を与えるという、あのスタイルを
とらざるを得ない。

教師も「プロフェッショナル」と呼べるような人は少なく、

まぁ実際やることも「授業」というよりも、外国人相手のゲームの仕切り役
という感じですから

ネイティブは現在完了と現在完了進行形をどう使い分けているのかを純粋
に知りたくてその違いを質問したところ、

しばらく待たされた挙げ句、参考書(English Grammar in Use)のコピーを
渡されて、「あなたなら理解できるはず」と言われただけということもありました。

日本人の教師ならあり得ないでしょ。

-続きます。

昨日の応援の少なさには久々にめげそうになりました。更新のためのエネルギー
をわけてください。
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.11 2010 アウトプット1 オーストラリア滞在編 comment0 trackback(-)

対日本人


-前回からの続きです。

そうして考えてみると、オーストラリアに来てからの「英語を話す際の
プレッシャーのかかり具合」は話す相手・場面によって大きく変わり

最もプレッシャーが小さかったのがこの5歳児と話したときで

次に(文法ができないとわかったあとの)アウグストとその友達

そして現地のオーストラリア人・宿で出会った外国人と続き、

最も緊張が大きかったのはあの語学学校での面接のシーンでした。

当然下に行くにしたがって、言葉がスムーズに出てこなくなります。

しかしどうしてあの面接であそこまで緊張したのか

あの時は会話に加わる前にブラジル人たちの流暢さを見せつけられて
すっかりびびってしまっていたこともあるんですが

でも思い返してみると、中でもプレッシャーを最も高めたその原因は、
「日本人に見られていたこと」なんですよね 情けない話ですが

しかも一緒に会話するのではなく、自分が英語を話すのを客観的に外から
見られているという状況

僕のTOEICの点数を聞いて驚いていたぐらいですから、自分より英語ができる
ということはないだろうとは思っていましたが、

それでも日本人に見られているというだけで、なぜだか例の「間違ってはいけ
ない」という気持ちが増幅されてしまう

「きちんとした英語を使わなくてはならない」「後で間違いを指摘されるのでは」
という、まるで自分の英語を採点されているかのような、どこか追い詰められた
気分になるのです。

なんなんでしょ、この日本人に見られている状態で英語を使うときの気恥ずかしさ、
居心地の悪さは。

僕だけなんでしょうか?

同じように「間違ってはいけない」という教育を受けてきた者が持つ独特の空気
と言いましょうか

まぁ皆さんはここまで気にするということは恐らくないんでしょうが

この傾向は結構長い間直りませんでした。

ちなみこれとは逆に、「子どもに怒られた事件」のときと同じぐらいリラックス
できた場面が実はもう一つありまして、それはみんなでお酒を飲んだときです。

酔うと細かいことが気にならなくなりますからね 
「間違うと恥ずかしい」よりも「伝えよう」という気持ちのほうが勝るようになり
しらふのときよりもスムーズに発話できるようになります。

僕と同様に必要以上に間違いを気にしてしまうという方は、ぜひ「お酒を飲み
ながら会話する」ことを試してください。

「外国人と知り合って一緒に飲みにいく」こと自体がハードルが高いでしょうが、
今ならエクスチェンジパートナーを探すためのサイトで話相手を見つけてSkype
で会話という流れもありますからね。

カメラを使わずに、こっそり飲みながら会話ということだって可能です。

-続きます。

前回300回と言いましたが、下書き中のもの、公開をやめたものなども合わせた
数でした。本当の300回達成まであと20弱。そこまで続くように応援してください。
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.09 2010 アウトプット1 オーストラリア滞在編 comment1 trackback(-)

話すときの心持ち


-前回からの続きです。

恐らく子供ながらに、「prayer」(祈り)のような神聖な言葉と「player」を
間違えるなんて許しがたかったのでしょう。

それまでのあどけない笑顔から、急に鬼のような表情になったその子の
迫力に圧倒された僕は

慌てて「player」と発音し直しました
もちろん「L」のところでは舌の先を上の歯茎にしっかりつけて強調して

それを聞いた師匠は「それでいいんだ」とばかりに無言でコクッとうなづき
また何もなかったかのように元の無邪気な笑顔に戻ってプレー再開

さっきまでと同じようにキャッキャッ言ってます。

なんという切り替えの早さ…

この一件は強烈な思い出となりました。これ以来「L」や「R」を発音する際
には、いつもあのときの師匠の厳しい顔が浮かび、意識してはっきり言い
分けるようになりました。

一種のトラウマですね。まぁ悪いことではないのでしょうが。

でも裏を返せば、それぐらい気楽に英語を使うことができていたという証拠
でもあります。

アウグストと会って以来、「ちゃんとした英語を」というプレッシャーから少し
解放されたおかげで

ネイティブやその他外国人相手に話すときは、「間違っていようがとにかく口
に出そう」というスタンスでいられるようになりました。

「しょうがないだろう。だって俺、まだ勉強再開してたったの4ヶ月なんだぜ」
という自分の中での言い訳もありましたしね。

それでも大人が相手のときは、例の「英語ができる奴だと思われたい病」が
顔を出し、「きちんとした発音で言おう」とちょっと構えてしまうところがやはり
ありました。要するに格好つけたいわけです。

このために「相手が話している最中に頭の中で練習する」癖を捨てられませ
んでした。

しかし子供相手にはその病気すら出ません。「伝わりゃいいじゃん」精神の
究極の状態でいられましたから、

「頭の中での練習」という、それまでのスムーズな発話を妨げていた、脳に
とって大きな負荷となるプロセスを完全になくすことができ

これによって脳にも余裕ができ、思えばこのとき人生で初めて「相手の英語
を聞き取りながら話すことを考える」ということが出来たのでした。

「英語を話す」ということにおいて、どういう心持ちでいるかが大きな影響を
及ぼすということですね。

-続きます。

投稿しようとして気づきましたが、なんと開始してからこれがちょうど300回目
の記事になります。思えば遠くに来たものです。これからも少しでも英語学習
の役に立つことを書いていきたいと思っていますので、応援をお願いいたします。
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.07 2010 アウトプット1 オーストラリア滞在編 comment0 trackback(-)

PLAYER と PRAYER

オーストラリア滞在中に出くわした出来事の中で「文法スカスカで英語ペラ
ペラ」なアウグストの件と並んで大きなインパクトがあった事件があります。

それはホストファミリーの5歳になる男の子とサッカー(のような遊び)をして
いたときのこと

僕は「使えるものは子供でも使え」のあさましい精神で、そのサッカーの機会
さえも英語の上達につなげようと、サッカーそっちのけで「その場で言えること」
をとにかく口から出そうとしていました。

アウグストと出会ってから、「ちゃんとした英語を」というプレッシャーからは
だいぶ解放されており、さらにこのときは相手が子供ということもあって
そんな緊張感はゼロ。

もちろん子供ですからそんなに難しいことを言うはずもなく、こちらもその
レベルでいいんだ(実際簡単なことしか言えないわけですが)という安心感も、
口を滑らかにするのを助けてくれました。

そういう中で何気なく言った、"You are a good player!"という一言

この言葉を聞いた途端、それまでキャッキャッ言って一緒に遊んでいたその
子が、急にボールを止め

険しい顔できっと僕のほうを向き直り、強い口調でこう言ったのです。

"No! PLayer."

親が子供に発音を教えるように 口を指差しながら思いっきり「L」を強調して


「ちゃんとした英語を」という気持ちがまったくなったことで、それまでのように
頭の中で練習することもなく

リラックスした状態で、思いついた英語をそのまま口から発することができて
いた、しかしその副作用として発音への意識が甘くなり、自分では「player」
と言ったつもりが、その子には「prayer」のように聞こえたんですね。

LとRの発音の区別は特に注意して取り組んできたつもりだったのに…

以前「元木さんの話」の中でも書きましたけど、脳の処理力には限界があります。

音読だけに集中できるときならしっかりと発音し分けられても、それまで一切
やってこなかった「何を話そうか考えて実際に口から出す」というタスクは
それだけで脳にとって大きな負荷となり、発音にまで注意が及ばなくなってしまった

あんなに簡単なセリフであっても。

「発音の自動化」を目指して、3ヶ月間集中的に音読トレーニングを積み、その
目標はある程度達成できたつもりになっていました。しかしそれは本当の意味
での自動化ではなかったわけです。

にしても30を過ぎて5歳児に怒られるというこの衝撃!

-続きます!

なんと今日はいきなり1000ポイントからのスタートです。たくさんの応援をいただき
まして、ありがとうございます。
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.05 2010 アウトプット1 オーストラリア滞在編 comment2 trackback(-)

「英語が使える日本人」草の根プロジェクト

これをお読みのほとんどの方はとっくに学校も卒業なさっているでしょうし、
そこで「学校の授業が」とか「先生が」などと言われても、今さらどうにも
ならないから関係ないとお思いになるかも知れませんが、

でもこれこそが、それまで国語を教えていた自分が、30を過ぎてもう一度
英語を勉強しようと決心したきっかけなんです。

卒業してから知った、学校で教わった英語が「使える」ところにつながって
いなかったという事実

さらに教育の現場で目の当たりにした、たくさんの英語が使えない英語
教師の存在、そして「問題には答えられても会話で英語が使えない生徒」
が自分の頃と同様にいまだに生み出されている現状

このままじゃまずいだろうと心から思ったんです。

それなら「英語が使えるようになる方法」を意地でも見つけて、それをできる
だけ多くの人に伝えようと 誰にも頼まれていないのに 門外漢のくせに

そのためにそれまでの人生でしたことのないような努力も積みましたし、
今も日々、自分ができることをやっているつもりです。このブログを書いて
いるのもその一環です。

しかしこれはあくまでも、学校の英語の授業で使えるようにならなかった人
に対して、「じゃあどうすればそこから使えるようになるか」っていう、言わば
川下での救出作業のようなものだと思うんですよね。

つまりいくら川下で必死にもがこうと、川上で溺れる人の数が変わらないの
であれば、状況はいつまで経っても変わらない

そして「川上」とは言うまでもなく学校での英語の授業です。ここで溺れる人
の数を減らすには、政府がいくら構想を練ったってだめで、現場の教師の質
が上がらなくちゃどうにもならないんですよね。

僕も批判するだけでなく、状況を変えるために自分ができることをさせて頂く
つもりです。

もし「現在英語を教えているが、実は英語が使えない、なんとかしたい」と思っ
ている方がいらっしゃったら、ぜひメールをください。学校の先生に限りません。

そして現在の状況・お悩みなどを詳しくお聞かせください。僭越ながら僕が
アドバイスさせていただきます。自分自身も「会話でまったく英語が使えない」
ところから始めて本当に苦労しました。もちろん今でも修行の日々ですが。

でも苦労したからこそ、お話できることもたくさんあります。ここまで積み上げ
てきた「英語の上達」に関する知識が、英語の先生のお役に立ち、回りまわって
たくさんの生徒さんのために役立つなら、こんなに嬉しいことはありません。

ただしあくまでも「今の自分で出来る範囲」でのことです。すでに英検一級を
取得されていたり、TOEICも950点を超えているというようなレベルの方には
僕からアドバイスできることありませんので、他をお当たりください。

手を挙げるのには勇気がいると思いますけどね、でも英語が使えない教師に
教わって迷惑を被るのは生徒ですから。迷わず一歩踏み出してください。

-お待ちしています。

昨日一昨日と、たくさんの応援をいただきましてありがとうございます。
メールを下さった方もありがとうございます。
次回こそ戻ります。あのオーストラリアの地へ。
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.03 2010 アウトプット1 オーストラリア滞在編 comment4 trackback(-)
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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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