英語独学虎の穴  出版への道

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イラストの必要性?

12月の出版に向けての原稿の見直しが続いている中、
もう一つ難しい問題が持ち上がりました。

それはイラストです。

本の中のスペースにイラストを載せることを
提案されたのです。

正直イラストの必要性がわかりませんでした。

ブログでは文字が多すぎという文句を時々頂きながらも
文章だけで勝負してきたんだという自負がありました。
それがなんで今さらイラストなのかと。

そして原稿の締め切りが差し迫った11月の終わりに、
どういうイラストを載せるのか、そのイラストの原案を
送ってほしいと言われました。なんとその際に自分の希望が
伝わりやすいように自作の絵も添えてというリクエストが。

これには困り果てました。なんと言っても絵を描くの
なんて小学校以来です。気が進まないまま描きあげた
イラスト案は園児の落書きにも劣る出来でした。
しかしそれ以上にやりようもないのでその落書きを
FAXで送りました。

イラストに関しては本が出来上がるまで見ることは
できませんでしたが、完成形を見て驚きました。

「ユーガットメールのラストシーン」など、かなり勝手な
ことをお願いしていたにも関わらず、どうしてあの落書き
からこんなこんな素敵なイラストが出来上がるのか。

イラストレーターの方のプロとしての技に感動したほどです。
あれだけでも見る価値はあると思います。買うつもりはない
という方も、立ち読みでイラストだけ見てみてください。

そして完成した本を読んでみると、文字数が多めの本で
疲れたところにイラストが入ることでそれがいいアクセント
となり、格段に読みやすくなっていました。

タイトル、1ページあたりの文字数、そしてイラストと

すべて素人としての自分のこだわりが プロの決断に覆される
結果となりました。もし自分の作りたいままのものが出ていたら、
とても読みづらいものになっていたでしょう。

タイトルも地味過ぎて、誰にも手にとっていただけなかった
かも知れません。

そうなると結局、自分の考えを本によってより多くの方に届けたい
という思いもかなわなかったでしょう。

多くの方が関わることの難しさを感じていた自分ですが、実際は
そのお陰でよりいいものを作ることができたわけです。

-続きます


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.27 2008 出版への道 comment0 trackback(-)

減量苦

それはページ数についてです。

担当の小野田さんから、1ページの文字数28×26行で
220ページぐらいの本にしたいという考えを伝えられました。

しかしその文字数ですと、字を詰め詰めにしても10月の段階
で293ページありました。そこまで余分な部分を削る作業を
ずっと続けてきてほとんど出来上がった状態から、さらに
70ページ以上削らなくてはならないわけです。

そこからスリム化に向けての辛い作業が始まりました。
全体のバランスを崩さずにいかに文字数を減らすか。

一つ削ると、そのことについて他で言及している部分や、
それを前提にして話を進めている部分なども変更する
ことが必要になります。

この段階で何十回読み直したかわかりません。
 
またこの「スリム化」の作業中にも、悪い癖である「新たに
付け加えたい」病は治っておらず、削りながら新しい部分を
付け足すことで、結果的に以前より増えているという
堂々巡りからなかなか抜け出せませんでした。

悪戦苦闘の末、ページ数の少なかった章を一つまるまる
削って、他の章に吸収させることで、どうにかこうにか全部で
50ページほど削ることができました。もうこれが限界です。

最終的に目次や前書き、章のとびらなど本に必要な部分を
加えることで、当初の予定を遥かに超えて280ページ(!)に
なりましたが、あの作業がなかったら300ページを優に超えて
いたでしょう。

そうなると活字に慣れていない人にとっては、消化不良を
を起こすほどのボリュームになっていた可能性もあります。

本当は一ページの文字数を増やせばこんなに苦労することは
ないのにと思っていたのですが、出来上がった本を見て納得
しました。

あれ以上文字数が増えていたらちょっと読むのに苦労するもの
になっていたかも知れません。編集のプロには出来上がった
形がすでに見えていたということですね。

ともあれこの作業があったお陰で全体的にスリムになり、
以前よりも遥かに読みやすいものになりました。

-続きます。


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.26 2008 出版への道 comment0 trackback(-)

受け入れられぬ思い


急ピッチで仕上げに向かって作業を進めていた9月に、
そろそろタイトルを決めようという話が来ました。

TOEICの本ですので「英語独学虎の穴」は諦め、
さらに「虎の穴」というブログでしか通用しない言葉も
却下され、自分の希望として入れたいのは「独学」と
「音読」の2つのキーワードでした。

特に「TOEIC」と「音読」を組み合わせた本はありません
でしたので、音読学習の必要性とTOEICとを結びつけた
タイトルならインパクトがあるのではないかと考えました。

しかし決定したタイトルには、僕の希望はくみ入れられ
ませんでした。すでにご紹介している通り、「たった3ヶ月で
920点取った 私のTOEIC(R)TEST最短攻略法」
というものです。

本当に正直なところをお話すると、このタイトルは自分に
とってかなりショックでした。タイトルは本の顔ですからね。

そういうタイトルの本はすでにたくさんありますし、何より
それだとよくある「個人的な経験談」だととらえられてしまう
だろうと思いました。

そうならないために自分で結果を出したあとに6年もかけて
他の方にも同様の効果をもたらせる勉強法であるかを検証
してきたのです。

しかし明日香出版社さんとしても、なかなか本が売れにくい
いま、無名の新人の本の出版というリスクを負うわけですから、
よりインパクトのあるものをと考えるのは当然のことです。

また、単なる個人の経験談かなと思って手に取って下さった
方が軽い気持ちで読んでみたら、そこには本質的な勉強法が
書かれていたとなったら、それはそれでいいことだろうと
自分を納得させました

(実際にこのタイトルで手にとって購入を決めたというメールも
頂いておりますので、現在は感謝しています。)

自費出版と違って商業出版には多くの方が関わりますので、
個人の思い通りにならないところもずいぶんあるのだと
いうことを、再認識させられる出来事でした。自分に出来る
のは、より中身の濃い原稿を仕上げることだけです。

しかしこんなことさえ吹き飛んでしまうほどの重大な事実が
最後の最後で告げられることになります。

-続きます。


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.25 2008 出版への道 comment0 trackback(-)

3歩進んで…


第一段階としては一応のOKは頂いたものの、そこからは
読みやすい本を作るための気の遠くなるような作業が
待っていました。 

ボリュームが大きすぎる章や、逆に小さすぎる章、これらの
バランスを整え、つながりが不自然な部分などに修正を
加えるとともに、読みやすくするために見出しを作ります。

また、全体的に字数がものすごいので、余分な部分を
削らなくてはなりません。自分で書いたものにはすべて
思い入れがありますが、読者のためにならないと思える
ものは容赦なく削っていきました。

しかし、そうして削っている最中にも、また新たに加えたい
アイディアが浮かんできたり、「この部分はこのままでは
わかりにくいから新たに説明を加えよう」というように、
削っていくそばから加えたいものが増えていくのです。

とにかく「少しでも読者のためになること」を「よりわかりやすく」
と考えると、どれほどやろうと「これでいい」というところに
たどりつくことができませんでした。

それでもなんとか形を作り、5月に原稿を再提出しました。

「前のものと比べてかなり読みやすくなった」という言葉を
いただき、そこからは文を洗練させていく作業に入ります。

言い回しがくどいところ(これはくせですが)をシンプルに、
文末が「~ます。」ばかり続いているところに変化をもたせ、
長い文が続いてリズムが悪いところは短い文をはさむなど…

こちらも読み直すたびに直したい部分が出てきて、こだわろうと
思ったらエンドレスの作業となります。

あまりにもきりがないのでもう原稿を見るのも嫌になり、
一週間ほど一切原稿を見ないようにしたりするなどの
現実逃避をしたことさえあります。

そうして「3歩進んで2歩下がる」を繰り返しているうちに
7月に入り、担当の小野田さんから「11月の新刊として
出そうと考えている」というお話がありました。

そのためには9月1日までに完全原稿が必要です。

しかしいざ出版が目前になると、次から次へと直したい部分が
見つかります。もう出来ているところにまた新たな部分を加え、
提出するたびに常に以前にはなかった部分ができている
という状況が続きました。

8月の終わりになってもその状況は変わりませんでしたので、
11月発売はとても無理だということになり、12月発売に変更に
なりました。

さすがにこれ以上先延ばししてはまずいので、年内に発売する
ためにも、なんとしても10月1日までに仕上げなくてはなりません。

-続きます。


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.24 2008 出版への道 comment0 trackback(-)

孤独な戦いの日々


今から考えると、休止にするぐらいならこの出版への道のりを
連載すればよかったかなとも思います。

そうすれば長らく休んで忘れられてしまうこともなかったでしょうし、
読者の中で出版経験のある方にアドバイスを頂けるということも
あったかも知れません。

しかし当時は「英語学習のヒントとなること以外書かない」
という強いこだわりがあり、どうしてもそれができませんました。

ともあれブログにかかっていた時間のすべてを本の執筆に
充てることで以前より時間的にはだいぶ楽にはなりました。

しかし裏を返せばその分いくらでも本に時間をかけることが
できるわけです。

これまでの自分自身の歩み、そして教えてきた経験から
わかったことを一から洗い出し、それまではなんとなくで
済ませていたこともなんとか言葉でわかりやすく説明
できないかと試行錯誤する日々が続きました。

また、単に思い込みを伝えるだけでは読者のために
なりませんので英語学習について他の方がどう伝えている
のかを知るために空いている時間は読書を重ねました。
この一年で百冊は読んでいます。

自分の自由になる時間のすべてを本に捧げたわけです。


年が明けて3月を迎える頃(!)、それまで辛抱強く待って
いただいていた担当の小野田さんからついに「ちょっと心配
しています、ここまでの進み具合を教えてください」という
メールが届きました。

僕はメチャメチャ焦りました。コツコツ書き続けた結果、その頃
になると書き溜めたものは膨大な量になっていたからです。

慌てて章ごとに分けて一応体裁を整えて提出しました。
ボリュームだけは文句なしですが、正直に言って自分が書くもの
が本としてのクオリティーを満たしているものなのかという不安が
ずっとありましたので、緊張しながらその感想を待ちました。

三日経っても四日経っても返事はありませんでした。「もしかして
編集部の中で自分の原稿の質の低さが問題となって、出版の話
自体なしということになるのでは」などと考えたくないネガティブな
思いで頭が満たされてしまうほどでした。

一週間が過ぎて小野田さんからついに連絡がきました。そこには
いくつかの改善ポイントと共に、「読者の方のために、想いを込めて
書いたことが伝わってくる文」だという言葉がありました。

まぁそのときの安堵感と言ったら!

-続きます。


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.23 2008 出版への道 comment0 trackback(-)
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プロフィール

中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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