英語独学虎の穴  虎の単語退治

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覚えにくけりゃ

あしたのためのその176 「使ってみるべし!

前回からの続きです。

こうして見てくると、抽象的なものや自分との関わりが薄いものは覚えにくいわけですね。自分とは縁がない上に抽象的な単語ならば、覚えにくさは最強でしょう。ではこれをどう覚えるか。

理想を言えば、ある単語を覚えた直後に、たまたま読んでいた本の中ででもその単語にばったり出会えば、「あーお前あのときの!」と運命的なものを感じて、また反復の効果もあいまって強く記憶に残るでしょう。

この「偶然」を狙って、単語の増強をやった直後にたくさんの文章に意識的に当たるようにすればその確率を少しは上げられるかもしれません。でも、まぁ高(たか)が知れていますよね。

こんな場合、そういう偶然に頼るよりも、自分でそういう機会を作ったほうが手っ取り早いです。具体的にはそのどうしても覚えられない単語を使って英文を作るのです。辞書でどういう使い方をするのかをきちんと調べて、英作文するのです。

そしてその際に、脳の性質を逆に利用して記憶に残り易い文を作ればいいのです。つまりなるべく自分に関係した、あるいは自分の身内・知り合いが実際に体験した、なるべく具体的な、そのシーンが頭にくっきりイメージできるような文を作るのです。

なじみが薄くて抽象的な言葉を、自分にとってなじみの強い具体的な文脈の中に入れてしまうわけですね。こうすればその単語は当然文の中に入ることになりますから、文脈のパワーも利用できます。

全部についてこれをやっていたら大変なので、どうしても覚えられないものに限ってやりましょう。

英作文をするのに便利なのが、アルクの英辞郎 on the WEBです。いくつもの例文が載っていますが、そのままパクらずに自分で作りましょう。あくまでもどうしても覚えられない単語を覚えるための手段なのですから。自分で作るというのが大切なポイントです。

例えば上の英辞郎を使って、「obtuse」(鈍い)という形容詞を覚えるために英作文するとします。するとこれがどんな名詞を修飾するのかも一緒に調べることになりますよね。

実際に英辞郎で調べると「~ angle」(鈍角、)「~ mind」(鈍感)、「~ pain」(鈍痛)といったところが出てきます。英文を作ろうとすることで、その単語を使うのに必要なほかの単語とつなげることができるわけです。するとまた付箋が増えますよね。

そして出来た英文を、そのシーンを頭の中にできるだけ鮮やかにイメージしながら何度も音読して耳と口になじませるのです。もちろんその単語にハイライトを当てながらですよ。なるべく多くの感覚を使いながら覚えたほうがいいんでしたよね。

続きます。

今日も長くなってしまいました。最後まで読んでくださってありがとうございます。なるほど、ちょっとやってみようかなと思われた方はクリックをお願いいたします。
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.04 2007 虎の単語退治 comment6 trackback0

覚えにくい奴ら

あしたのためのその175 「脳の得手・不得手

前回もお話したように、どんなにしっかり覚えたつもりでも、忘れるときは忘れてしまうものです。特に年を取るとどうしたって記憶力は落ちますから。忘れたものをくよくよ嘆くよりも、記憶に残っていたらラッキーぐらいのつもりでいたほうが精神衛生上いいです。少しずつ記憶を濃くしていけばいいのです。

ただ、そうは言っても知っている単語の量が増えれば、その分できることが増えるのも確かですから、以上を踏まえた上で覚えにくいものをどうやって記憶に残すかについて考えましょう。

ところで「覚えにくいもの」とはどんなものを指すのでしょう。それを知るために、脳にとって何が覚え易くて何が覚えにくいのか、ということを見ていきたいと思います。

まずは抽象的具体的なものを比べます。この場合は抽象的なものよりも具体的なもののほうが記憶に残り易いそうです。これは言葉でだらだら説明を聞くよりも、実際の映像を見るほうがインパクトもあって頭に残るということからもわかりますよね。

そしてこれも言われてみれば当たり前かも知れませんが、自分に関係があるもののほうが、関係ないものよりも記憶に残るのだそうです。

例えばいくつかの形容詞を並べておいて、それらを普通に覚える場合と、それぞれが自分の性質に合うかどうかを考えながら覚える場合とでは、後者のほうが定着率がいいんだそうです。自分にあてはまるか考えることでその言葉が身近になるんですね。

また、例えばつい最近自分の家に、あるいは自分に近い知り合いの家に泥棒が入ったという方にとっては、「burglary 」や「robbery」という単語は自分にとってとても関係が深いものとなるはずですから、そういう体験がなくて自分とは無関係だと思っている人に比べて覚え易くなるというわけです。

僕の場合は、覚えにくい単語というのは、日本語にした場合でもあまり使わないなと思うものが多かったです。逆に日本語で多用するものに関しては、自分の中での必要度が高い分、吸収力も高くなりました。

つまり自分に関係がないことに対しては「これを英語でなんと言うか知りたい」という気持ちが弱くなるために、その単語を覚えるというプロセスがどうしても義務的・機械的になる→記憶に残らないということになるのでしょうね。どこまでも自己中心的ですね、人間は。

続きます。

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.01 2007 虎の単語退治 comment0 trackback1

名刺交換

あしたのためのその174 「おすすめブログ

前回からの続きです。

本来「ubiquitous」と「embarrassed」って関係ないでしょ。でもインパクトのあるストーリーの中で共に使われているため、その無関係な単語間に強力なネットワークが作られます。これらの単語には「新3ヶ月トピック英会話の携帯電話の話で登場した」という付箋がくっつき、忘れにくくなるわけです。

このやり方を参考に、一つのストーリーに登場する単語を集めて自分でオリジナルのマインドマップを作ってみるのもいいかもしれません。

また文の流れの中で単語の意味をとらえるという点でもう一つお勧めなのが、このブログからもリンクさせていただいている「変身っ!幸せな『英語使い』ドット・コム」というブログです。

このブログでは、日本語の文脈の中でキーワードだけ英語が使われているんですよ。日本語の理解力を使えるために全て英語だけで書かれたものよりも内容が伝わり易く、またそれぞれのキーワード(英単語)が際立ちます。

ある程度文脈から推測しながら読んで、あとでそれぞれの単語の意味が正しかったかなとチェックできるようになっています。イメージとしてはものすごく知的なルー大柴というところでしょうか(ほめ言葉ですよ!)。

何よりトピックのチョイスがいい。僕もいくつかの記事に影響されて生活習慣を変えたほどです。そしてその切り口も鋭い。なんと!シンクロ読みの進化形の提言をしてくださっている回まであります。

とんでもなく難しい単語が並んでいる回もありますけれど、どのトピックもインパクトがあるので、「同じトピックで使われていた」という付箋を貼って覚えることも可能でしょう。英語関連のブログは数あれど、こういうスタイルは他に例を見ません。ぜひご覧下さい。

さて、ここまで見てきたように単語を覚えるためのキーワードは「付加情報をたくさん加えてなじみ度を上げる」「既知の情報に関連付ける」、それから文法編でも触れたように「反復して当たることで脳に重要な情報だと錯覚させて長期記憶に残るようにしむける」の三点です。でもそう心がけていても忘れてしまうんだという方がほとんどでしょう。

でもいいのですよ。たとえ忘れるにせよ一度名刺交換までしておくのです。そこまでしておいて次に出会ったときに「あーこの人どこかで見たことある、名前忘れたけど」っていう状態にもしなれば、今度は名前をしっかり覚えるようにすればいいのです。

もう顔は覚えている(つまりつづりは既知情報になっている)わけですから、その「顔」という既知情報に名前をくっつけるだけです。最初のときよりも遥かに楽ですよ。

さらに「一度覚えたのに忘れていて気になった」という付箋が新たに加わりますから、最初に覚えたときよりは記憶に残り易くなります。何より相手が人間なら名前をもう一度聞くのは大変きまずいですけれど、単語の場合は辞書を引けば済む話ですからね。

続きます。

ずいぶんと順位が落ちてしまいました(とくに英会話奮闘記はひどいです)。もうひと踏ん張り、虎の穴に力をお貸し下さい。
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.30 2007 虎の単語退治 comment5 trackback0

ストーリーの威力

あしたのためのその173 「全部ひとまとめ

ストーリーの凄いところは、複数の単語にまとめて強力な付箋を貼り付けてくれることです。

例えば「arrogance(傲慢さ)」「spite(意地悪)」「condescension(人を見下すこと)」は全て「ユーガットメール」の中でトムハンクスが自分の中の嫌な性質として並べているものなのですが、もう4年以上経ちますけれど、いまだに僕の中ではそのシーンの記憶とともにしっかりと頭に残っています。

つまりそれらすべてが「ユーガットメールのあのシーンで使われていた」という付箋で強力につながれているのです。そのシーンの流れを思い出すことでその単語の意味も浮かびます。

ストーリーにインパクトがあればあるほど、ああ、あの話で使われていた単語だ。と思い出しやすくなるわけです。

そういう意味で以前ここでもご紹介した「速読英単語」は、受験用の教材ですけれどやはりいいです。それぞれのトピックがなるほどと思わせる内容で、しかもそれが重要単語によって構成されていますから、話の中でスムーズに必要な単語を覚えていけるはずです(ただしCD別売り)。

速読英単語1 必修編速読英単語1 必修編
(2004/11)
風早 寛

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NHKの「新3ヶ月トピック英会話」という番組をお勧めしたのも、一つのストーリーの中で単語のネットワークを作るということを意識的に目指しているのが伝わってきたためです。

この番組ではトピックの中心となる基本英単語を足がかりに、他の単語をネットワーク状につなげることで、10,000語の語彙力を身につけることを目標にしています。

例えば第一話の携帯電話(cell phone)の話では、「mobile」「portable」といった携帯電話の別の呼び方、それに関連した形容詞「ubiquitous」「interractive」などに加えて、使い方が「figure out」できなくて「lost」したり「frustrated」あるいは「embarrassed」な状態になるなどの感情を表す言葉までつながって出てきます。

これら意味の次元の違う単語が、一つのストーリーに登場するものとして無理なく覚えていけるように作られています。

そしてストーリーの中に登場した単語がネットワーク化された図で視覚的におさらいできるようになっています。

それに利用されているのがマインドマップです。マインドマップとはトピックの中心となるワードを中心に置き、そこから放射状にキーワードをつなげて伸ばしていくノートのとり方です。文を並べた従来のノートのとり方よりも脳の記憶のシステムにマッチしていて、これを元に覚えると記憶に残り易いと言われています。

イメージが沸かないという方はこちらをご覧下さい。

続きます。

書き続けるって大変ですね。
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.27 2007 虎の単語退治 comment6 trackback1

文脈の力

あしたのためのその172 「生き生きとした単語たち

例えば

conspicuous (人目につく)

と、

His pink and purple tie made him conspicuous in a crowd.
(ピンクと紫のネクタイは彼を人ごみで目立たせた)

では、単語だけ切り離されている上よりも、文になっている下のほうが、前後の文脈がその単語の意味を補強してくれることもあって、すんなり頭に入りますよね。

文の中で覚えれば、使われ方によってその単語の品詞であるとか、どんな単語と一緒に使われるのかなどの他の情報も一緒に頭に入ります。具体的にその文が表すシーンを頭にイメージすることもできます。付箋をたくさん貼ることができるんですね。

単語集だけで単語を切り離された形で覚えようとするのは、プロ野球選手名鑑を見ながら選手を一人一人覚えていくようなもので、やはりどうしても機械的で退屈な作業となってしまいがちです。下手をするとみんな同じに見えてしまう=印象に残らない=記憶にも残らないということにもなりかねません。

やはりはつらつとプレーしているところを見て、その中で印象に残った選手を覚えていくというほうが自然ですよね。なんだあの人間離れしたファインプレーをした選手は、あぁあれがオリックスの平野か。へぇ、ダルビッシュって手だけじゃなく球も抜群に速いんだなぁとか。選手名鑑を見ているだけじゃとてもわかりませんよね。

以前僕が英検の受験のときにPASS単を使って勉強したというお話をしました。実はPASS単には別冊がついていて、そこにはPASS単の本編に載っている単語を使った短文がずらりと並んでいるんです。

短文の羅列ですから一貫したストーリーはないにせよ、文の中でその単語がどう使われているのかがわかる分、やはり単語だけを切り取った形で覚えるよりもはるかにイメージしやすく記憶にも残りやすいのです。最初のうちは本編に出てくる単語を最初から順番にこつこつ覚えようとしていたのですが、どうも効率が悪くて途中から別冊をメインに使うようにしました。

具体的には例によって意味を浮かべながら、そしてその英文が表すシーンをイメージしながら何度も短文を読んだのです。そして見開き一ページ分を覚えたら(読み終わったら)、本編に戻って単語だけが切り離された形でも意味を言えるか確かめたのです。

そこで意味が言えないものに関しては、別冊に戻って例文を丹念に音読しました。

このやり方をとれば、ある単語を文脈の中で覚えた直後に、違う形でその単語と出会うこととなって印象に深く残りますし、以前文法編のときにお話した反復の効果も期待できますので、それがまた記憶の定着を助けてくれます。

このように短文になるだけでも単語だけの場合よりも遥かに記憶に残り易くなりますが、これにさらにストーリーが加わると…

続きます。

皆さん一人一人の応援が次回更新への糧となります。
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.25 2007 虎の単語退治 comment6 trackback0
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プロフィール

中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

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