英語独学虎の穴  文法苦闘編

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補足説明

あしたのためのその153 「心構え

前回、後置修飾を見つけるためのしるしについて書きました。

でも頭ではわかっていても、漫然と読んで(聞いて)いると、ついしるしを見落としてしまって、その部分が後置修飾の役割を果たしていると気づかないことがあるはずです。

修飾語の後に名詞が来る日本語ならなんとかなりますが、英語の場合その名詞が先に出ていますから、特に聞き取る場合、ここに気づかないと手遅れになりかねません。

これを防ぐためには、名詞が出てくるたびに、もしかしたらこの後に「なんちゃって動詞」を含んだ後置修飾語が続くかもということを常に頭においておく必要があります。

下の例を見てください。

There was insufficient information.

名詞で終わっているので後ろに修飾語をつけます。

There was insufficient information contained in the appendix.

また名詞が出てきたのでさらに修飾します。

There was insufficient information contained in the appendix attached to the paper.

またまた名詞がでてきたのでもひとつ修飾。

There was insufficient information contained in the appendix attached to the paper that had been submitted to the committee.

名詞の後にどんどん修飾語がくっつくのがわかるはずです。それにより文がどんどん長く、複雑になっていきますよね。

この場合、後置修飾には全てなんちゃって動詞が含まれていますから、最終的に出来上がった文では、主語と対応した本当の動詞を見つけるのが難しくなっていきます(実は最初に出てしまっています)。

There was insufficient information (contained in the appendix )(attached to the paper)(that had been submitted to the committee).

下線を引いてあるのが名詞、( )で囲われている部分がそれを修飾している部分です。名詞が出てくるたびに後置修飾で説明をするということを繰り返してあるのがわかりますよね。言ってみれば補足説明です。話し出して名詞が出てくると、それを詳しく説明しなおすことができるのです。

続きます。

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.16 2007 文法苦闘編 comment4 trackback1

後置修飾

あしたのためのその152 「しるしを探せ

前回からの続きです。

後置修飾をする「動詞っぽいもの」をそれだと見分けるには、そのしるしを見つければいいというお話を前回しました。例えば不定詞なら「to」がついていますよね。

the pen to write with

これはわかり易いはずです。難しいのは分詞と関係詞でしょう。

関係詞が難しいのは関係詞自体が省略される場合ですよね。whoやthatがあったらその後に名詞や動詞が出てきても、それは主語や述語ではないとわかるはずです。

でもなんで省略ができるかというと、なくしたって「ここには本来、関係詞があったんだな」とわかるからです。

関係詞の省略ができるのは基本的に名詞の後ですから、名詞の直後に「and」などの接続詞もなく急に「he」だの「you」だの主語になりそうなものが出てきたら、それ自体が「ここに関係詞があったよ」というしるしだということになります。

the baby you saw yesterday → the baby whom you saw yesterday

そして関係詞の節に入れてしまうと、その中全体を大きなカッコで囲むようなもので、節に含まれる名詞や動詞は主語・述語にはなりません。

The baby (you saw yesterday) is my nephew.

分詞(現在分詞・過去分詞とも)のしるしは、動詞の形が変わって(~ing、~edなど)いて、前に「be動詞」がついていないことですよね。当たり前の話ですけど。

the baby is crying on the bed  (現在進行形)
the baby crying on the bed    (分詞) 
the baby is taken care of by her (受動態)
the baby taken care of by her  (分詞)

ところが過去分詞の場合、やっかいなことに過去形と同じ形のものがあります。ひとつのわかり易いしるしとしては、後ろに前置詞の「by」があれば、あ、これは動詞の過去形ではなく受け身の意味を持つ過去分詞かなと気づくでしょうが。

He built the temple.  (builtは動詞)
The temple built by him is beautiful.  (builtは分詞)

でも「by」が使われていないケースもいくらでもありますので、やはり意味をその手がかりにすべきです。すなわちその前の名詞との関係で、「(名詞)が~する」のではなく、明らかに「(名詞)が~される」という受け身の意味で使われているのにbe動詞がなければ分詞だと。

もちろん一筋縄ではいかないものもあります。(ここからは少し難しいので、もうお腹一杯だという方は、ここまでをしっかり理解すれば十分です)。

例えば The girl told a story was surprised.

という文なら最初の「the girl」と「told」を見た(聞いた)時点で「少女が話した」という主述関係を想像するでしょう。つぎの「a story」は「話した」の目的語だと。ここまではいいのです。でも次の「was」で気がつかなくちゃいけません。

「ここでwasという動詞が出てくるということは、この前までが大きな主語だったんだ」と。そして「ということはtoldは動詞ではなく、the girlを説明する分詞だったんだ」と考え、さきほど「少女が話をした」といったん分析したものを「話をされた少女」と変更するのです。

The girl (told a story) was surprised.

続きます。

テンプレートを新しくしました。違うところに来てしまったとびっくりされた方もいると思います。実は最近また、初めていらっしゃる方が増えている(これも皆さんに応援していただいているおかげです)のですが、一瞬見ただけで帰られてしまう方が結構いらっしゃるんですよね。

中にはせっかく「英語 独学」というキーワードでたどり着いたのにすぐ帰ってしまわれる方もいて、「いやいや、まさにそんなあなたのためのブログなのに」って。「虎 音読み」でたどり着かれた方には、紛らわしくてごめんなさい、答えは「こ」ですよと言うしかありませんけれど。

でもせっかっくいらっしゃったのなら、せめて「シンクロ読み」だけでも知ってから帰ってほしいと思って、冒頭のあいさつを入れました。以前のものと同様にかわいがってもらえるといいのですが。
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.14 2007 文法苦闘編 comment6 trackback1

しるし

あしたのためのその151 「主語と述語にはさまれて

前回からの続きです。

これらの「動詞っぽいもの」は名詞を後ろから説明すると言いました(他の使い方もありますがここではこの後置修飾だけを考えます)。

そうすると主語はもちろん名詞ですから、主語の直後にこの「動詞っぽいもの」が入ってくる可能性もあるわけです。つまりSVの間に、S(  )Vのような形で(  )の中に述語っぽいものが入りうるのです。

この、主語・述語の間に「それらしきもの」が挟まる形に弱い人は多いでしょう。中級者ぐらいでも読む分には理解できても聞く段になるとわからないという方はいるはずです。

主語の後には当然それに対応する動詞が来ると予想しながら読み進めるわけですけれど、述語になるべき動詞の前に「動詞っぽいもの」が出てきてしまうと、形は変だけどもしかしたらこれが述語かなと。それで無理やり解釈して進んでいくとまた動詞(今度は本物の述語動詞)がでてきて、え!じゃあさっきのはなんだったんだと。

例えば  The new medicine developed in the US will help many people.

ならば  The new medicine (developed in the US) will help many people.

と、( )内は前の「medicine」を後ろから修飾している「動詞のようなもの」なのに、それを本来の述語動詞だととらえてしまうように。

こうなると混乱してしまい全体の構造がつかめなくなってしまいます。読んでいるときなら前に戻って確認すればいいだけですけれど、聞いているときはそうもいきません。

しかし読むときだって戻らなくても頭から理解できるようにならなくては、聞いてわかるはずはありません(実際には会話では、それだとわかるように一瞬間を入れたりしますから、むしろ聞く時のほうがわかりやすい場合もありますが)。

この主語と述語の間に修飾語が挟まれたパターンでは、後置修飾という日本人には馴染みの薄い修飾の仕方に加え、主語と動詞の対応を見えにくくするという性質があるため、特に切羽詰った場面で対応できない人が多いのだと思います。

しかしもちろん混乱させようとしてやっていることではないのですから、見分けられる(聞き分けられる)ようにきちんとしるしがついています。そのしるしを見逃さなければいいのです。

続きます。

今NHKテレビの英語講座で「新3か月トピック英会話」という番組をやっているのをご存知ですか?あれは久々のヒットですね。本当はボキャブラリーの話をするときにこの番組に触れようと思っていたのですが、まだしばらく文法編が続いてしまうため、ここに書きました。

本放送は木曜の午後11時10分から30分まで、再放送は水曜の午前6時40分から7時と、午後0時10分から30分までです。

http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/3monthnew/index.html

色んな単語をストーリーに関連させながら記憶していこうとする「単語ネットワーク」が秀逸です。あの方法なら効率的に単語を覚えられると思います。
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.12 2007 文法苦闘編 comment9 trackback1

動詞っぽいものたちよ

祝!あしたのためのその150 「憎い肉の正体

文の構造を把握するには、その文の主語・述語(メインの名詞と動詞)の対応をしっかりとらえて、さらに他の要素の役割がどうなっているのかを判断する必要がありますが、文の中に主語っぽいもの、述語っぽいものがたくさんあってどれが本物のSVなのかわからない、という方も多くいらっしゃると思います。

肉をたくさん足されることで肝心の骨の部分が見えてこない、これにより、使われている単語の意味は全部知っているのに文の意味がとらえられない、ということが起こりうるのです。ですから、まずはその肉の正体をきちんと知り、その肉がどうやって骨にくっつくのかを学ぶ必要があります。これにも法則はあります。

今日はその中でも恐らく初級者にとって英文の解釈をもっとも難しくしているであろうことに触れます。それは後置修飾です。

日本語では形容詞が名詞を修飾するときには名詞の前に置かれますよね、「美しい花」のように。英語でも一語の形容詞で名詞を修飾するときは名詞の前に置きます。例えば the beautiful flowerや the running man のように。これは理解しやすいはずです。

ところが長いものはしばしば名詞の後に置かれます。例えば the boy in the kitchen のように。後ろの「in the kitchen」が前の「the boy」を修飾していますよね。前の言葉を後ろから修飾するのです。でもこれもまだわかりやすいでしょう。

もっとやっかいなのが、この後置修飾に「動詞っぽいもの」がよく含まれることです。「動詞っぽいもの」とはもともとは動詞だったけれど、形を変えてすでに動詞以外の役割を果たすようになった不定詞・分詞と、動詞をその節に中の含む関係詞です。

英語では基本的に一つの文に動詞は一つしか使えません。でも動詞が一回しか使えないって考えてみたらしばりがきつすぎますよね。例えば「球場に行った」と言っても「野球をしに」行ったのか、「野球を観に」行ったのか、など細かいことが伝えられません。ですから「動詞は一つ」の原則を曲げずに、かつ表現を豊かにするために「動詞っぽいもの」たちが使われるのです。

例えば

the house to live in
the house facing south
the house built by her uncle
the house that I bought last year
(the house I bought last year)
the house whose roof is covered with snow

上の例では全て前の名詞「the house」を後ろから「どんな家なのか」詳しく説明するために「動詞っぽいもの」が使われていますよね(関係詞では節の中で動詞が使われていますが、その動詞は述語にはなりません)。

これらが入ることで、文の中に動詞っぽいものが増えてしまい、どれが述語なのかをわかりづらくするのです。「動詞っぽいもの」にしてしまえば、もう動詞ではないので文中にいくらでも使えます。使えば使うほど文の中に「動詞のようなもの」が増えて、ますます骨格が見えなくなるわけです。

続きます。

とうとう150回を迎えました。落合監督が現役のときは節目の数字は必ずホームランで飾ったものですが、話の途中で、しかもフリの部分でそれを迎えるとはなんと中途半端なのでしょうか。

ここからどれだけ積み上げられることでしょう。果たして200回は達成できるのでしょうか。でもここまで来られたのは間違いなく読んでくださっている皆様のおかげです。何度かくじけそうになりましたが、そのたびにそのあたたかい応援に助けられました。

これからも英語を学ぶ方にとって少しでも役に立てるようなものを書いていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
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.10 2007 文法苦闘編 comment12 trackback0

そして5文型へ

あしたのためのその149 「骨と肉

日本語を学ぶ英米人にとって、助詞の使い方をマスターするのは大変なのだそうです。当然ですよね、英語にはないのですから。ですから日本語を覚えたての人は「わたし、あなた好き」「あなた、わたし好き?」と助詞を抜かして話そうとするのです。

コントの場面だけではなく、テレビなどで実際にこういうしゃべり方をする外国人を見かけたことがあると思います。注目すべきはその語順です。

最初に主語が、そして次に目的語、最後に動詞というふうに固定されていますよね。恐らく「日本語の場合、SVOが基本の英語と違ってSOVの順番で並べる」と最初に教わっているのでしょう。助詞がうまく使えないうちは英語と同様に語順を固定させざるを得ないのだと思います。

英語の場合、単語の並べ方の順番によって意味が決まってしまう。そしてその並べ方のパターンが大きく分けて5つあるというのが5文型の考え方です。ですから文型に分類することによって自然と訳も決まってくるわけです。

1 SV       「SはVする」
The door opened.

2 SVC      「S=Cである」
The flower is beautiful.
I am happy.
She remained silent.

3 SVO      「SはOをVする」
He stole the money.

4 SVO1O2    「SはO1にO2をVする」
His father left him a fortune.

5 SVOC      「Sは(O=Cであると)Vする」 or 「Sは(OがCすることを)Vする」
I found this book easy.
He helped her finish the report.

*S:主語 V:述語(動詞) O:目的語 C:補語

のように単語をどう並べるかで意味が決まるのです。そのため例えば

I gave a dog a boy.

という文を見て単語の意味だけとってあとは常識を加味して「少年に犬をあげた」などと訳してはいけないのです。動詞「give」の後には目的語が二つ並んで前から順に「~に」「~を」と訳すと決まるのですから、どんなに残酷でも「犬に少年をあげた」と訳さなくてはいけません。

文型に分類することさえできれば意味がとれる、しかしことはそう簡単に運びません。ご承知のように上の5つの型はいわば骨の部分で、より深いことを伝えるために、これに色々と肉を足していくわけです。もっと長い文はいくらだってありますよね。

例えば下の文を読んでさっと骨の部分を見抜けるでしょうか。

You can have the goods you have bought at the shop owned by the movie star shipped to your house.

続きます。

ここまで、このブログをお読みのほとんどの方にとっては「何を今さら」的な話になっていたと思います。次回からはちょっとレベルも上がり、苦手にしている方も多いであろうことに言及しますので、またお越しください。いよいよ150回を迎えます。応援いただけると励みになります。
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.08 2007 文法苦闘編 comment8 trackback0
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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

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