英語独学虎の穴  受験英語を実戦英語に

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)

受験と音読 その7

あしたのためのその117 「音読がもたらすもの

前回の記事で、音読に関して「正しい発音で、かつ速く」というお話をしましたが、それについて少し補足させてください。

実際にはネイティブスピーカーは、機能語群を発音する場合など、一つ一つの単語を正確には発音しません。このブログの「音の化学変化」の項を読んでいただくとわかるように母音を省略したりあいまいに発音したり、子音を脱落させたりします。

その場合は、それぞれ単語の発音の正確さにこだわらず、ネイティブが読むようにまねして読んでください。そうでないとスピードについていけないはずです。とにかく彼らの読み方が基準となります。

リーディングの教材はネイティブスピーカーによって録音されたCDがあるものを選んでください。

速読英単語やDUO(ともにCD別売り)などの単語を文脈で覚える形式の参考書を使って、一日一パッセージのペースで音読トレーニング(ディクテーション・シンクロ読み・高速読み・シャドウイング)を積めば相当力つきますよ。必要な単語も同時に覚えられて一石二鳥です。

速読英単語1 必修編 速読英単語1 必修編
風早 寛 (2004/11)
Z会

この商品の詳細を見る


Duo 3.0 Duo 3.0
鈴木 陽一 (2000/03)
アイシーピー

この商品の詳細を見る


他の科目の勉強との兼ね合いもあるので、そこまで英語に時間を取れないという人も、最低1ヶ月やってみてください。特に長文問題では、目先を変えるだけの設問にはびくともしない底力がつきます。

実際に僕が現在教えている高校生(三年生)は教えはじめてまだ3ヶ月ですが、どんな文章でもコンスタントにWPM190で音読できるようになっています。もちろん発音だけでなく、リズムやイントネーションもネイティブのそれに近づけてです。そりゃあれぐらいの年齢でこうやって音読を中心にした勉強法で学べば、吸収は早いですよね。

結果リスニング力も伸びました。すでにセンター試験レベルのリスニングではつまづきません。彼は大学受験突破だけでなくTOEIC900突破をも目指しています。

もちろん文法問題やリーディングの問題に関しては、TOEICと大学入試では狙われるポイントが異なるので、その面でのアジャストは必要でしょう。しかしこのままみっちりトレーニングを積んで地力をつけていけば、あとは問題形式に慣れさえすれば十分に可能だと思っています。

何よりこうして身に着けた英語は受験だけで終わりません。将来に渡ってずっと使えます。こういう意識を持って臨めば、ただ受験だけを目指す場合とは結果が違ってきますよね。

少なくとも大学生の頃の僕と違って、ネイティブスピーカーの英語をかなり高いレベルで聞き取ることができるはずです。

大学入学の時点でそのレベルの英語力があれば、人生はどんなに違っていたことでしょう。まぁ今さら言ってもしゃあないので若い人に広めることに情熱を燃やしています。同じ時間をかけるなら、使えるもののほうがいいですよね。

「中高生に音読を」キャンペーン、ぜひ応援お願いいたします。
    ↓        ↓         ↓
人気blogランキングへにほんブログ村 英語ブログへ みんなの英会話奮闘記



.08 2007 受験英語を実戦英語に comment2 trackback0

受験と音読 その6

あしたのためのその116 「長文対策だってもちろん

そしてリーディングです。リーディング力を高めるには「精読」と「速読」という2つの面からアプローチする必要があります。

まずは時間をかけて知らない単語を調べ、じっくり各文の構造をとらえて正確に意味を把握(精読)した後に、その文章全体を出来るだけ速く読みます(速読)。この速読を音読でやるのです。

音読時には、語順を並べ替えて正確な日本語訳を作る暇はありませんので、英文の意味を頭からとらえていくことになります。この練習は必ずやってください。

初見で意味がとれるぐらい簡単なもの、あるいは精読を経て理解できるようになったものを、頭から意味をとらえながら速く読む練習を積むことでスピードの中で英文を理解することができるようになります。

将来英語を会話で使おうとする場合、スピードの意識は欠かせません。以前このブログでもお話ししましたが、実際の会話では相手の話を理解しながら、同時にどう返事するかを考え、それを英文にして返すというプロセスを必要とします。

純粋にリスニングだけに集中できない状況では、理解のスピードそのものを上げる必要があるのです。普段からスピードを養成していないことが、会話に対処できない最大の原因であると思います。自分にとって心地よいスピードでゆっくり音読していては、聞き取る際の理解のスピードも遅いままになってしまいす。

ですから長い文章を読むときだけでなく、前回お話した構文の音読・暗唱の際も、まずはネイティブスピーカーの音声にぴったりシンクロさせて読む練習をしてほしいのですが、それができるようになったらその手本の音声よりも速く読むというトレーニングを加えてください。

正確な発音で、かつ速く!です。もちろんその英文の意味を頭の中で重ねながら読みます。

このブログで時間をかけて説明してきた「シンクロ読み」の練習を積んで、さらに「高速読み」までやればリーディングのスピードも上がります。どうしたって最初は頭の中で音読してしまうわけですから、黙読のスピードを上げるには、音読のスピードを上げるしかありません。

そして音読のスピードを上げるには、個々の音の発音を学んでカタカナ英語から無駄な母音を抜き、ストレスのない母音をシュワで発音し、音の科学変化を学んで子音と母音を連結させることができるようになる必要があります。

いきなりは無理でしょうが、このブログの「音の化学変化」の項を参考にしながら、とにかくネイティブスピーカーの読み方を真似してください。

みなさんに応援していただいたおかげで、昨日より順位が上がりました。この調子で上に行けば、より多くの中高生の目にも触れるでしょうし、それによって音読を広めることもできると思います。本当にありがとうございます。それにしても上位の方のブログの得票数の凄さって…
    ↓        ↓         ↓
人気blogランキングへにほんブログ村 英語ブログへ みんなの英会話奮闘記



.06 2007 受験英語を実戦英語に comment5 trackback0

受験と音読 その5

あしたのためのその115 「文法だって音読

ここ数回に渡って、中高生が学校で学ぶ英語を将来使えるようにするためにどうするべきか、ということについて書いています。お気づきとは存じますが、ここに書いてある勉強法は当然、大人の方が英語学習をやり直す場合にも当てはまりますので、ぜひご参考になさってください。

前回、単語を覚える際に、正確な発音で口にしながら紙に書いて覚えたほうがいいというお話をしましたよね。

正確に発音するためには最初に発音記号をしっかり覚える必要があります。面倒くさいでしょうが、一度発音記号を覚えて、それぞれの記号がどの音に対応するかを学んでしまえば、初めて見る単語でも正確に発音できるようになりますので必ずやってくださいね。

アイオワ大学のホームページで、英語の発音を目と耳で知ることができるソフトを無料で公開しています。発音記号もきちんと表示されます。詳しい使い方を書くと長くなってしまいますので、適当にいじりながら学んでください。

http://www.uiowa.edu/~acadtech/phonetics/english/frameset.html

また下のサイトでは、「Enter a word or phrase」というところに単語を入れて、スピーカーのマークをクリックすると、ネイティブスピーカーが正しく発音してくれます。

Merriam-Webster

単語を覚える際は、アクセント(ストレス)の位置を常に意識してください。普段からここをしっかり意識しておくと発音問題で落とさなりますし、それよりも何よりも、会話ではこのアクセントの位置がずれていると、発音が合っていても通じません。特に「イメージ」や「パターン」のように外来語として日本語になっているものは注意が必要です。

文法も基本的には単語の勉強と同じです。文法事項を頭で理解したら、例文を何度も正しい発音で読んでください。できれば目をつぶって暗唱できるまで。下記の本はCD付きですので、そのトレーニングにもってこいです。文法をすっかり忘れてしまったという大人の方にもぜひ。

英語重要構文400―CDつき体で覚えるデータベース 英語重要構文400―CDつき体で覚えるデータベース
永田 達三 (1999/11)
ナガセ

この商品の詳細を見る


文法の問題を解く場合も、解いて終わりにするのではなく、答え合わせ時に必ず正しい発音で何度か読んでください。こちらも軽く暗唱できるまで。とにかく正しい発音で口に出すことです。頭で理解した後に何度も正しい発音で復唱して体で覚える、これの繰り返しです。

このブログでずっと書いてきているように、カタカナ発音で頭に入れている限り、実際の会話ではネイティブスピーカーによって発音された英語と、自分の頭の中の英語とが結びつきません。

使えない英文を増やすよりも、使えるものをストックしていったほうがいいですよね。そのためにはインプットをできるだけネイティブスピーカーのそれに近づけて行う必要があるんです。まずは個々の音を正確に発音できるようにし、そしてネイティブスピーカーが読むように細部までこだわって真似して音読してください。

    ↓        ↓         ↓
人気blogランキングへにほんブログ村 英語ブログへ みんなの英会話奮闘記





.05 2007 受験英語を実戦英語に comment14 trackback0

受験と音読 その4

あしたのためのその114 「まずは発音から

中高校生の皆さん、受験は受験として割り切ってこなして、英語を使えるようにするのは大学に入ってからでいいなどと夢にも思わないでください。多くの大人たちが苦労している現状を見てください。わらにもすがる思いで高額な英語教材に殺到している状況を。

一度身についてしまったものをゼロにして、また新たに正しいことを学ぶのは本当に大変です。プログラムのアンインストールのようにクリック一つで出来るものではありません。長い時間をかけて身に付けてきたものを「ゼロにする努力」をしなくちゃなりません。無駄だと思いませんか?

これが高3の12月ならさすがにまずいでしょうが、今なら十分間に合います。そして受験向けの英語の勉強をしながら、将来実戦で使うための英語力も同時に養うことは十分可能です。

せっかくそれだけ英語に触れる時間があるんですから、今やっている勉強を無駄にせず将来使えるように工夫したほうがいいですよ。では使える英語にするためにはどうするか?全てを口に出すんです。正しい発音で。

そのためにはまず発音の勉強です。学校の英語の先生がきちんと発音を教えてくれる場合はいいのですが、そうでない場合は自分で参考書を買うなりして発音を学ぶ必要があります。

UDA式30音」や「英語耳」など、発音時の口の形が絵や写真で説明されており、ネイティブスピーカーの声で収録されたCD付きの参考書を使って勉強してください。

英語のリスニングは発音力で決まる!―UDA式30音練習帳 英語のリスニングは発音力で決まる!―UDA式30音練習帳
鵜田 豊 (2004/09)
ジャパン タイムズ

この商品の詳細を見る


英語耳 発音ができるとリスニングができる 英語耳 発音ができるとリスニングができる
松澤 喜好 (2004/09/22)
アスキー

この商品の詳細を見る


一週間も集中してやれば子音と母音の発音の基礎は学べますので、あとは毎日5分程度の発音のトレーニングを、普段の勉強メニューに入れて体で覚えてください。その上で普段の英語の勉強をします。

まずは単語です。単語を覚える際、目で見るだけで覚えようとするよりも発音し、手で書いたほうが記憶に残りやすいですよね。その発音をする時にカタカナ発音ではなく、常に正しい発音で口に出すようにしてください。

次回に続きます。

ゴールデンウィークで、親戚の中学生・高校生にお会いになる機会もあるかと存じます。その折に「おい、音読やってるか?」と聞いてみてください。そこで「どうしたの、そんなに怖い顔して。音読なんてやってるわけないじゃん。ばかばかしい。」と言うようであれば、このブログを紹介してあげてください。「中高生に音読を」キャンペーン、ぜひ応援お願いたします。
    ↓        ↓         ↓
人気blogランキングへにほんブログ村 英語ブログへ みんなの英会話奮闘記






.03 2007 受験英語を実戦英語に comment7 trackback0

受験と音読 その3

あしたのためのその113 「発音+音読=?

もちろん音読の大切さを主張しているのは僕だけではありません。リスニングを伸ばそうと真剣に考えるほど、そこに行き当たります。普通の音読だけでも十分に効果はありますが、発音を学んだ上で正しいフォームで「より質の高い音読」をすればなおいいです。僕が「音読」と言うときは常にこの「質の高い音読」を指しているとお考えください。

しかしこれだけ大切なことでありながら、学校では教えず、真剣に英語を勉強したいと考える者だけが、卒業したあと自分で気づき、一人で学ぶしかない。これではあまりにも不親切ではないでしょうか。

僕が学校を卒業したのは大昔ですが、現在でもあまり状況は変わっていません。僕が知っているどの高校生も、個々の音の発音はなんとなく知っている(出来るわけではありません)程度で、子音と母音の連結やあいまい母音にいたっては存在さえも知りませんでした。

なぜ教えないのでしょうか。英語を実際の発音とかけ離れた音で教え続けることになんのメリットがあるのでしょうか。逆にそのデメリットは計り知れません。‘Where are you going?’を聞き取れない日本人を増やすだけです。最初からネイティブスピーカーが発音するように‘Where are you going?’を頭に入れておけば、実戦でも聞こえますよ。

教えるべき文法事項を一つ削ってでも発音訓練を最初に集中的にするべきだと僕は思います。発音を学んだ上で、それぞれの文法事項を理解し、それに関連したたくさんの構文を正しい発音で実際に口に出しながら覚えることで、それらが「使える形」でストックされていきます。

そして最初に集中的にかつ徹底的に発音を教えるというプロセスを加えるだけで、現行の文法中心のカリキュラムとも十分に共存させることができるはずです。音読に時間を割けないのであれば、正しい音読の方法を教えて、自学の時間をそれに費やすように指導すればいいのです。

もちろん生徒が音読を上達させられるよう、教師が適宜チェックしてアドバイスをすることは不可欠です。またそれができるだけの力量のある教師も求められます。そのためには英語教師自身もきちんと発音を学んで、人に教えられるレベルにあることが最低限必要ですが(実はここが最大の問題のような気がします)。

せっかく大量の英文に(強制的にでも)当たる機会があるのに、それら全てをカタカナ発音で読んでインプットしていくのはもったいないですよ。まじめにインプットすればするほどカタカナ発音が強固に頭にこびりついて修正が難しくなります。僕がそうだったように。

発音+音読=「質の高い音読」の必要性、皆さんも周りの中高生に説いてください。応援お願いいたします。
    ↓        ↓         ↓
人気blogランキングへにほんブログ村 英語ブログへ みんなの英会話奮闘記



.02 2007 受験英語を実戦英語に comment1 trackback0
 HOME 

現在「3ヶ月でTOEIC920点までの道のり」を無料でプレゼント中です!

メールアドレス

プロフィール

中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

メールはこちらまで

著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

hyousi.jpg

全記事表示リンク

独学で英語を攻略するために

amazon

Google PageRank

RSSに追加

ブログ検索