英語独学虎の穴  音の科学変化よ永遠(とわ)に

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音の科学変化よ永遠(とわ)に

あしたのためのその74 「‘Y’コンビネーション

y 」は直前の単語の末尾の子音と結びついて変化することがあります。例えば「 thank you 」の隣り合う「 k 」と「 y 」がくっついて「サンキュー」となるように(最初の音は「 th 」です)。これは日本人にはわかりやすいはずです。

以下の例では一つ目単語の最後の子音は次の「 y 」と結びついてどう変化するでしょうか。


not yet,  meet you

did you,  played your

miss your,  this year

does your,  is your

上から順に「 t + y = ch 」「 d + y = j 」「 s + y = sh 」「 z + y = zh 」となります。あえて日本語で書くならば「 t + y = チュ 」「 d + y = ヂュ 」「 s + y = シュ 」「 z + y = ジュ 」でしょうか。

ヂュ」と「ジュ」は一緒じゃないかと声を荒げた方、厳密に言うと違います。

「 touch 」や「 change 」などの「 ch 」の音と、「 she 」や「 push 」などの「 sh 」の音の違いは明らかですよね。また、「 ch 」は舌先を歯茎につけて一旦息をためて破裂させるというプロセスを経る一瞬の音なのに対し、「 sh 」の音はずっと出し続けることができる( 図書館で騒いでる人に対してやる「シー」の音です)という違いもあります。

ヂュ」は「 ch 」が、「ジュ」は「 sh 」がそれぞれにごった音なのです。「ヂュ」は舌の先を歯茎につけるため、発音の直前に一瞬の間ができますが、「ジュ」では舌はどこにもつかずに息が出続けます。

例えば major (「メジャーリーグ」のメジャー) と measure (「測る」メジャー) の下線部はカタカナでは同じ「ジャ」を使いますが、英語では違う音です。「 major 」では息をためるために発音の直前にほんのわずかな間ができますが、「 measure 」ではとぎれません。ですから英語の発音に忠実に書けば本来「 major 」は「メイヂャー」になるはずです。

話がそれてしまいました。例文に戻ります。例えば「 not yet 」なら「 t 」と「 y 」がつながって「 ch 」となり、全体では「 nochet 」(ナッチェッ)と一語のように発音されることとなります(末尾の「 t 」はほとんど聞こえません)。

以降同様に「 meet you 」は「ミーチュー」、「 did you 」が「ディヂュー」、「 played your 」が「プレイヂュア」、「 miss your 」が「ミシュア」、「 this year 」「ディシュィア(最初の音は「 th 」です)」、「 does your 」が「ダジュア」、「 is your 」が「イジュア」のようになります。なお「 your 」の最後の音は言うまでもなく「 r 」の音です。

タイトルが示すように、本来は今回で音の化学変化は終わる予定でしたが、話がそれて思わず長くなってしまいましたので明日に続きます。看板に偽りありだとかおっしゃらずにもう一回お付き合いください。しょうがねえなぁ、付き合ってやるかという方はクリックをお願いいたします。
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.28 2007 音の科学変化 comment3 trackback0

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TOT
非常にわかりやすい説明の連続で膝が壊れそうです。おかげさまで打ちすぎました。

ところで「not yet」を「ナッ_イェッ」、「meet you」を「ミー_ユゥ」と発音しているのを映画などで頻繁に耳にしますが、あれは方言か何かでしょうか。あるいは流行、格好付けの類でしょうか。
てっきりYの前でもTが消えるものと思ってました。
2007.03.01 01:16
かいちゃん
いままで、major と measure の「ジャ」の部分の発音記号が違っていたのは気付いていたのですが、どのような発音の違いかをはっきりと知りませんでした。今回のブログで発音の違いがわかりました。(もっとも自分で発音できるか、発音の違いを聞き取れるかは別ですが…)
2007.03.02 07:15
英語の虎
コメントありがとうございます。

TOTさま

もちろん「not yet」を「ナッ_イェッ」、「meet you」を「ミー_ユゥ」と発音するケースも多々あります。ただ、これは単語の末尾の破裂音はほとんど聞き取れないというルールで対処できますよね。

実際に「ナッチェッ」のように発音する方もいるので、このルール(yと他の子音の結合)を知っておかないと、こういうケースで対応できないとの思いから今回の記事を書いた次第です。

ひざにお気をつけくださいね。



かいちゃんさま

今回は記事が長くなってしまいましたので書けませんでしたが、「 cars 」と「 cards 」の違いもこれで説明ができます。

前者では舌がどこにも触れませんので息が出続けますが、後者では発音記号でも「 d 」が入っているように、舌が一瞬歯茎に触れます。

つまりは「ズ」と「ヅ」の違いですよね。「ジ」と「ヂ」と同様に現代の日本語ではほとんど全く区別しないのでわかりにくくなっているのだと思います。

でもこれはネイティブでも区別しない人もいるということなので神経質にならずともいいかと。実際の会話では文脈などから総合的に判断しますしね。
2007.03.02 08:45

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

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