英語独学虎の穴  ‘T’が‘N’に出会ったら

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‘T’が‘N’に出会ったら

あしたのためにその72 「 相性

「 t 」を発音するとき、舌先は上の歯茎に当たりますよね。同じような舌の形で発音されるものとして「 n 」がありますが、この「 n 」と「 t 」が隣り合ったときは要注意です。

それぞれ口語で速く読まれるときどう発音されるかわかりますか?

Internet、  twenty、  interview、  wanted、  isn't it

この場合、「 n 」を発音するときに舌の先が上の歯茎にくっつきますよね。次の「 t 」も同じような位置に舌をもってくるわけですから、いちいち元の位置に戻すのは手間になるわけです。ですから速く発音するとき舌先は歯茎に置いたままにします。

すると結果的に「 t 」は聞こえずに、「 Internet 」は「 Innernet 」(イナネット)、「 twenty 」は「 twenny 」(トゥエニー)、そして「 interview 」は「 innerview 」(イナヴュー)と発音されるのこととなります。「 wanted 」は「 wanned 」(ウァニド)、付加疑問文で使われる「 isn't it 」も同様のプロセスで「 isnnit 」(イズネ)、となります(いずれも「 n 」を少し長めで)。

ちなみに言うと「 want to 」が「 wanna 」に変化するのもこの法則で説明できます。

want to 」は同じ子音が重なるパターンでしかも破裂音ですので、前の「 t 」は聞こえずに間ができて「 wanta 」(ウァン・タ)(「 to 」の「 o 」はシュワです)となりますよね。すると「 n 」と「 t 」が連続することになりますので「 t 」が消えて「 wanna 」となるわけです。「 going to 」も同じようなプロセスで「 gonna 」になります。

次は上とは逆に「 t 」の後に「 n 」が登場するケースです。

written、  mountain、  Manhattan、  sudden

上のように「 t 」の後に「 n 」が登場する場合も二つの音を別々に発音しません。まず「 t 」で舌の先を上の歯茎につけますが、次の「 n 」まで舌先は歯茎に置いたままのために破裂させずに、いや、舌をつけたまま破裂させて鼻からその破裂した息を出すイメージで、次の「 n 」の音を出します。

ですからこちらも「 t 」は聞こえずにそれぞれ「written」は「ゥリッン」、「 mountain 」は「マウンッン」、「 Manhattan 」は「マンハッン」、「 sudden 」は「 d 」ですが舌は「 t 」と同じ位置なのでやはり「 サッン」のように発音されます。

もひとつちなみに言いますと、「 suddenly 」なら「 d 」「 n 」「 l 」とほぼ同じ舌の位置の音が3つ並びますので、「 l 」までずっと舌先を歯茎につけたまま発音することとなり「サッンリー」のように聞こえます。

いずれにせよ、「 t 」(「 d 」)は「 n 」と隣り合うと消えてしまう可能性がある、これもしっかり頭に入れておいて下さい。

今回の音の変化の説明にはえらい苦労しました。しっかり伝わると嬉しいのですが。お前の苦労はよく伝わったよという方はクリックをお願いいたします。
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.25 2007 音の科学変化 comment7 trackback0

comment

ヤツガタケ
はじめまして!
ヘェ~という感じです。勉強になります。時間のあるときに一通り読ませていただきたいと思います。
2007.02.25 23:42
英語の虎
ヤツガタケさま

初めまして。コメントありがとうございます。

毎日一回は「へぇ~」とか「なるほど」と思うようなことを入れたいと思って記事を書いていますので、そう言っていただけると嬉しいです。かなり長くなってしまっているので、最初から読むのは大変でしょうが、お役に立てると幸いです。

これからもよろしくお願いいたしますね。
2007.02.25 23:49
Mojo
ご苦労は物凄くよく伝わりましたよ~!
3連発ポチッとしておきました(笑)

特に、written、mountain、Manhattan の類は、私も生徒さんに説明するとき苦労していました。その点イギリス英語は楽なんですけどね(^^;
まぁまぁウマくいく生徒さんでも、「リウン」「マウンウン」「マンハッウン」みたいになっちゃうんですよ。私の説明が下手なせいもありますが(汗)

当分教える予定はないんですけど、後学のためにしっかりメモして帰りたいと思います。
2007.02.26 07:52
かいちゃん
wanted が「ウォニド」に聞こえていたのは、私の耳がおかしかったからではないのですね!安心しました。

want to が wanna になる理由も納得いきました。

昨日のコメントでもれてしまいましたが、以前から little が「リルル」に聞こえたのは、これも私の耳が悪いのではなく、音の変化の法則でそのようになるということがわかってホッとしました。
2007.02.26 21:26
英語の虎
Mojoさま

コメント&応援ありがとうございます。

伝わりましたかぁ~。それを聞いて安心しました。何度も実際に発音しながら、何がどうなってるかを徹底的に考えて何度も書き直した甲斐もあるというものです。

自分が学習者として苦労したところを、なるべくわかり易く伝えていけたらと思っています。これからもよろしくお願いいたします。
2007.02.26 21:33
英語の虎
かいちゃんさま

コメントありがとうございます。

単に現象だけ並べるのではなく、根底にある普遍的なルールを伝えることで、色んな場面で応用していただければと思ってがんばっています。

音の変化のメカニズムを文字だけで伝えるという制約の中で苦労していますが、もう少しだけお付き合いください。
2007.02.26 21:49
Sae
英語の虎さん

tの発音ですね。 私もよくわからないのですが、 tを飛ばしちゃうように発音するのはアメリカ人だけなのですかね?^^;)
2007.02.27 00:43

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

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