英語独学虎の穴  ミスター‘T’

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ミスター‘T’

あしたのためにその70 「注意すべき発音

少し前に破裂音のお話をしました。破裂音の中でももっとも強い息を必要とする「 」は状況に応じてさまざまに変化します。その変化には大きく分けて3つのパターンがあります。

次の単語の中の「 t 」の音がそれぞれどう発音されるかわかりますか?

Italian   Italy

photography    photograph

下線を引いた「 t 」は、それぞれ左の単語(「Italian」・「photography」)ではそのまま「 t 」で発音されますが、速く読まれる場合、右の単語(「Italy」・「photograph」)では弱い「 d 」で発音されます。

どうしてこんな違いが出るのでしょうか。二つの組の単語のストレスの位置に注目してください。それぞれ大きく示された部分にストレスがありますよね。

I ta lian   I taly

pho to graphy    pho tograph

左の単語のグループの場合、「 t 」はストレスのある音節の中に含まれていますが、右の単語のグループでは「 t 」はストレスの外にあります。

つまりストレスがある音節にある「 t 」はしっかり「 t 」ですが、ストレスがない音節の「 t 」はそこまで息をきちんと使わないので、発音の仕方は同じでより少ない息ですむ「 d 」になるのです。

「 d 」は舌の位置は「 t 」と同じですが、喉を震わせて発音する音なので、「 t 」ほどきちんと「息をためて破裂」というプロセスを経ずに済むため、速く発音するのに適しているのです。

もっと速く発音すると「 l 」(小文字のエルです)の音に近づきます。「 l 」の発音のときの舌の位置も「 t 」と近いですよね(両方とも舌の先を上の歯の歯茎のあたりにつけて発音します)。「 l 」 は 「 t 」や「 d 」と違って空気をためることすら必要としませんからもっと簡単に発音できます。

*「l」の音よりも日本語の「ラ行」の音のほうがもっと近いです。

「 water 」が「ウァーラー」、「 shut up 」が「シャラップ」、「 a lot of 」が「ァララ(ヴ」に聞こえたりするのはこのためです(「ヴ」は脱落する可能性があるためカッコ付け)。

スピードを上げるために色んな工夫があることがわかりますよね。

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.22 2007 音の科学変化 comment3 trackback0

comment

eigong
はじめまして、eigongと申します。このたび、英語に関する情報をまとめたサイトを開通したのですが、英語の虎様のブログを「人気ブログ」のコーナーに掲載させて頂いたので、ご報告に参りました。ご迷惑の場合は、リンクをすぐに削除致しますので、気軽にお申し付け下さい。(ご報告だけですので、このコメントは削除して頂いて構いません)

http://studyenglish.nobody.jp/
 
2007.02.24 03:00
かいちゃん
なるほど。

water や shut up の t が「ラ」に聞こえるわけがよくわかりました。これでまた一つ、わたしの中にあった英語のナゾが解けました。

英語の虎さんのブログを読んでいると、いままで私が不思議に思ってきたことが、ひとつひとつ解き明かされていきます。

ありがとうございました。
2007.02.25 16:41
英語の虎
かいちゃんさま

いつもコメントありがとうございます。

しばらく続いている「音の科学変化」では、英語の音声が聞き取れる人が無意識の内にたどっているプロセスを、言葉で説明することで明らかにするということに挑戦しています。

苦労も多いですが、そのように言っていただけると非常に嬉しいです。

もう少しで変化についての記事も終わりますが、これからもよろしくお願いたします。
2007.02.25 23:30

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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