英語独学虎の穴  実りある未来のために

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)

実りある未来のために

ー前回からの続きです。

ただ振り返ってみての一番の反省は、あまりにも一人でやろうとし過ぎたことです。

自分には「なるべく外国人の手を借りずに英語を身につけよう」という、今から考えるとしょうもないこだわりがありました(詳しくは割愛しますが、「外国人講師」に対する昔からの疑問や不信感など色々あったため)。

そのため、なんとも恐ろしいことに、英検の二次の面接までほとんど英語で人と会話をしたという経験がなかったのです。オーストラリアで外国人と話した以外は、あのオンライン英会話だけです。まぁあんなのは話したうちに入りませんが。(ただし英検のライティングの対策に、エッセイの添削は何度か受けました)

だから面接ではメチャクチャ緊張しました。それはもうマンガみたいに。右手と右足が一緒に出てましたから。だって本当に数年ぶりと言っていいぐらいに久々に英語で人と話す場が、いきなり一級の面接ですからね。でもそんなガッチガチの状況でも合格できたのだから、ここまで自分で試行錯誤してきたことは間違っていなかったということだと思います。


ですからやり過ぎはいけませんが、一人でできる部分はかなりあるということもまた事実だということです。

これは今更検証しようもありませんが、例えば最初から独学ではなく、英会話学校に通うことを選んでいたら、3ヶ月でTOEIC900超えや、3年で一級というところまでは行けなかったんじゃないかと思います。

僕がとったやり方が全て正しいとは思いませんが、一つ言えるのは、いきなり応用をやらずに基礎を固めるというのは、効率的に上達するための方策としては正しいんじゃないかということ。

例えば会話をするためには、相手の話が聞き取れないといけないし、自分の言いたいことを英語で表現できないといけない。聞き取りと発話ですよね。

このうち聞き取りは、音をキャッチして、その意味をとるという作業に、発話だって、言いたいことを伝えるのに必要な単語をルールに沿って並べる、それを英語の発音で口から出す、のように分けられます。さらにこれらの作業だってそれぞれもっと細かく分けられます。

つまり会話とは、そういう沢山の細かいスキルがからみあった、究極の応用の場だということ。


いきなりゴールの「会話」をすることで、それらの細かいスキルが勝手に上達するのを期待するというやり方もあるのでしょうけど、上のようにいったんバラバラにして、それぞれに直接働きかけるようなトレーニングを集中的に積んだほうが上達は早いと(ちなみに「TOEIC攻略の手引書」もそういう考えから作りました)。

そしてそのトレーニングの多くは一人でできます。というより一人のほうが効率的です。例えば聞き取りにしたって、ネイティブスピーカーに頼んで同じことを何度も言ってもらうよりも、MP3プレイヤーなどを使って何百回も聞くほうが、気も遣わないし、量も比較にならないぐらい積めますよね。

英語を身につけるにはネイティブスピーカーに習わないとだめだとか、英会話学校に通わなくちゃだめだろうと思い込んでいる方は多いでしょうが、そうじゃないということ。一人でできることはかなりありますし、逆にそこをやらないとなかなか使えるようにはなりません。

ただ、そうは言ってもやはり自分のケースは極端すぎました。変な意地を張らずにもっと早くから要所要所でネイティブスピーカーの力を借りていたら、もっと効率的に上達できたと思います。何より英語で外国人と心を通わせることができると嬉しいし、楽しいですからね。

英検が終わって会話の機会を沢山持つようになってから、そういうことにようやく気づきました。もともと言葉とはそうして人とコミュニケーションをとるための道具ですし。


このブログの中には、「ここまで積み重ねてきたことがここで結びついて」という話が何度か出てきたと思います。

これは本当にそうで、全てのスキルというのはそれぞれに関わり合っていて、リーディングのためにやったはずのことが後にスピーキングで役に立つというように、全く期待していなかったところで効果が現れるということがよくあります。

でもそれはやめなかったからこそわかったことです。

「これだけやってもだめなのか」と思うことは、途中本当に数えきれないぐらいありました。でもそこで諦めなかったから、そこではムダだと思っていたことが、後々になって思いもかけない形でつながって力となるというご褒美にありつくことができたわけです。

そして何より大切なのは、その場その場で自分で色々考えて、これは必要だと思って十分なエネルギーを注いだことというのはムダにならないということ。


だから今行き詰まっている、なかなか結果が出なくて焦っているという方も決して諦めないでください。今やっていることというのは今のためじゃなく、半年後や一年後の、未来の自分にきっと役立ってくれるはずですから。実りある未来のために「今」十分に積み重ねてください。


それでは自分の歩みについては、これでおしまいにしたいと思います。
ここまでお読みいただきまして、本当にありがとうございました。

英語独学虎の穴 アウトプット苦闘編最終章
「話せるようになるまで」(完)


英語学習 ランキング

このエントリーをはてなブックマークに追加
.01 2011 アウトプット3 話せるようになるまで編 comment4 trackback(-)

comment

不惑前医師
お疲れ様でした。

昨年このブログを読むようになり、自分に足りなかったのはもっともっとたくさんの努力だったと思い知らされてから、毎日の通勤時間や休日などフルに使って頑張り続けてきました。TOEICは実際に受けた方がいいとアドバイスをいただき昨年末初めて受け、830点と世間体的にはまあまあでしたが、公平に見て現在のレベルは聞く方は100word/分(VOA special english)がやっと、大統領演説も無理、話す方は3歳児レベルと依然プラトーのど真ん中です。

それでも自分よりはるかに努力している方を意識することで、もっともっと努力をと思えたように思います。これが毎日1時間×1年で英検1級のブログだったら才能の差とあきらめていたでしょう(とはいえ自分なりに努力してみてわかりましたが、3か月で920点というのは公平に見て基礎学力+音認識能力がもともとある程度は備わっていたのではと思います)。実際に語学(特に話す、聞く)は才能の占める割合が高く、平均的言語障害日本人の私などは今でも油断するとあきらめそうになります。

私はラッキーなことにこのブログが常に1位にいる時に発見し頑張る糧に出来ました。もっと多くの人がここに記された英語上達の道筋を目にすれば、もっと多くの才能が開花するのではと思います。

くじけそうになった時このブログを読み返し気を取り直したことも何度もあります。多分これからも繰り返し読むと思います。

長々と書きましたが、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
2011.09.01 17:38
英語の虎 中島正博
不惑前医師さん

お久しぶりです。なんとかここまで書き遂げました。

アウトプット編に入ってからのあまりの反応の薄さに、何度も
くじけそうになりましたし、実際に休みもしましたが、その度に
期待してくださっている方が頭に浮かび、なんとか最後まで
続けようと気力を振り絞りました。

その中に不惑前医師さんももちろん入っています。

>3か月で920点というのは公平に見て基礎学力+音認識能力がもともとある程度は備わっていたのではと思います

自分の能力を客観的に評価するのは難しいところですが、
個人的にはあの血と汗と涙の日々がもたらしてくれたもの
が大きいと思っています。それと音に対するこだわりと
いうか。それも音の認識力がなければできないことかも
知れませんが。

もちろん同じトレーニングをしたから同じ結果が出るとは
限りません。それでも使えるようになるために必要なことは
ある程度共通しており、そこをなんとか言葉で伝えようと
してきたつもりです。

>私はラッキーなことにこのブログが常に1位にいる時に発見し頑張る糧に出来ました。もっと多くの人がここに記された英語上達の道筋を目にすれば、もっと多くの才能が開花するのではと思います。

そう言っていただけると嬉しいです。なんとか一位に返り咲こう
と、精一杯中身を濃くしたり、頻度を上げたりしたのですが、
それは叶いませんでした。時間をかければいいというものでは
ないのですね。これが大きな心残りです。

>くじけそうになった時このブログを読み返し気を取り直したことも何度もあります。多分これからも繰り返し読むと思います。

ありがとうございます。誰かの役に立てばという気持ちで
ここまで続けてきましたので、そうやって活用して頂ける
と報われる思いがします。
2011.09.02 10:56
marie
先日本屋さんで本を見つけ、このブログにたどり着きました。
すごいすごいとつぶやきながら一時間以上ぶっ続けで読んでしまいました~!

私は今中国語を勉強していますが、ここに書いてあるのとほぼ同じような方法で勉強しています。
集中度で言えばぜんぜん話にならないですけど;^^
でもディクテーション、これからもがんばろう!と意欲を新たにしました。

そして、英語ももう一度やろう!と思えました。
中国語もだけど英語もやろう。両方がんばります。
やる気をよみがえらせてくださってありがとうございます。
2011.09.06 00:57
英語の虎 中島正博
marieさん、はじめまして。

> すごいすごいとつぶやきながら一時間以上ぶっ続けで読んでしまいました~!

ありがとうございます。しかしこれを1時間で読めましたか!早い!

> 私は今中国語を勉強していますが、ここに書いてあるのとほぼ同じような方法で勉強しています。

アウトプットについてですか?言葉は違っても、勉強の進め方など
共通するところは沢山あるでしょうね。

> そして、英語ももう一度やろう!と思えました。
> 中国語もだけど英語もやろう。両方がんばります。
> やる気をよみがえらせてくださってありがとうございます。

なんというやる気。少しでもお役に立てたのなら嬉しいです。
頑張ってくださいね。独学の同士として応援しています。

2011.09.06 08:25

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

現在「3ヶ月でTOEIC920点までの道のり」を無料でプレゼント中です!

メールアドレス

プロフィール

中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

メールはこちらまで

著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

hyousi.jpg

全記事表示リンク

独学で英語を攻略するために

amazon

Google PageRank

RSSに追加

ブログ検索