英語独学虎の穴  can と can't

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can と can't

あしたのためにその51 「例外

Dogs eat bones.
The dogs eat the bones.
The dogs are eating the bones.
The dogs will eat the bones.
The dogs will have eaten the bones.

内容語の数が等しいこれらの文は同じリズム・スピードで読むんでしたよね。


最後の文は「 will 」と「 have 」をきちんと発音していてはリズムについていけないのではないでしょうか。ですから口語ではそれぞれ「 'll 」「 've 」という短縮形になるのです。この文の場合ですと、それらがつながって「 dogs'll've 」となります。

このことを知らなくても速く読もうとすれば自然とこれに近い音になるはずです。学校では短縮形がなぜ存在するのかって理由も教えてもらえませんでしたが、こうやって見ていくと、単に面倒くさいからじゃなく、リズムを保つために必要だったんだろうなと思いますよね。

また二番目以降の文では、拍が入る内容語 「dogs」 の前に 「The」 という音が存在しますが、これは本当に弱くそっと読みます。

内容語のところで机を叩きながら、それぞれ同じリズムで言ってみてください。

すべての文を同じリズムで言うことができたら今度は下の文を見てください。

Tom can run fast.
Tom can't run fast.

本来「can」の母音はいわゆる「エア」の音ですが、文の中では機能語として扱われるため、はっきり「キャン」とは発音されません。母音はシュワで弱く短く素早く、あえて言うなら「クン」に近い発音となります。それに対し 「can't」 は 「can」 と区別するために、強くはっきり長めに「キャン」と発音されます。

ちなみに、「 can't 」の語尾の「 t 」は舌の先を上の歯の付け根に当てるだけでほとんど発音されませんので、本当に「キャン」と聞こえるはずです。ネイティブスピーカーは、語尾の「 t 」のあるなしではなく、むしろ母音がシュワかどうかで「 can 」と「 can't 」を判断するのだそうです。それはさておき。

つまり「can」は機能語ですが、「can't」は内容語に数えられるのです。ということは、

Tom can run fast. は機能語が3つなのに対して Tom can't run fast. は4つと、内容語の数が変わってしまうわけです。見た目ではほんのささいな違いですが、後の文のほうが一拍余計に時間がかかることになり、同じリズムでは読めないことになります。面白いですよね。

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.27 2007 より速く、より英語らしく comment5 trackback0

comment

ポン太
昨日に続きコメントさせて頂きます。
canとcan't・・なるほど~!!
そうやって区別つけるんですね~!!

またまた目から鱗です!!!
今、3月のTOEICに向けて単語のCDを
聞いてるんですが、発音記号を見て自分で
発音するのとネイティブが発音するのは
全く別の言語かと言う位違うんでびっくり
してますが、今回の虎さんの記事見て改めて
英語の奥深さに驚かされてます!!

今回も有難う御座いました!!
応援クリック、三種類ともさせて頂きます♪
2007.01.28 09:05
かいちゃん
いや~、参りました!すごい!

can と can't の発音は以前からネイティブはよく聞き分けられるなと不思議に思っていたのですが、機能語と内容語によるリズムの違いで分けていたとは!

あと、短縮形にはリズムによる理由があったのですね!

私も目からウロコと言うより、感動しました!

これから英語の虎さんのブログは印刷して、保存版にします。
2007.01.28 22:06
英語の虎
コメントありがとうございます。

ポン太さま

応援していただきましてありがとうございます。
確かに「発音記号通りに発音されない」という現象は、特に機能語の固まりで弱く素早く読まれる部分でよく起こります。

現在リズムについてお話していますが、そのあとに音の変化についても詳しく触れますので、そちらもご期待ください。


かいちゃんさま

「短縮形がリズムのため」というのは文献で確かめたわけではありません。しかし、なんとかネイティブスピーカーのスピードに追いつこうともがく中で、短縮形のおかげでなんとかリズムを保てるということに気づいた、その自身の経験からお話させていただきました。

保存版にしていただけるとのお話、とてもうれしいです。

そう言ってくださる方がいる限り頑張っていきたいと思っておりますので、これからも応援よろしくお願いいたします。
2007.01.29 22:26
ぽんた
始めまして。
>内容語の数が等しいこれらの文は同じリズム・スピードで読むんでしたよね
とあるのですが、
2行目以降の機能語はどう読めばいいのでしょうか。
The dogs/ eat /the bones.
The dogs/ are eating /the bones.
The dogs/ will eat /the bones.
The dogs/ will have eaten /the bones.
となるのかなと思ったのですが
本文中では最後の行が
The dogs'llve/ eaten /the bones.
という扱いです。
指示語が左右どちらの内容語につくのか
法則はあるのでしょうか。
2008.06.18 22:42
英語の虎
ぽんたさん

質問に対する答えが遅くなってしまって申し訳ありません。

実際にはThe dogs are は The dogs're、 The dogs will は The dogs'll のように短縮形が使われます。The dogs will have eatenのケースではThe dogs'll've eatenとなります。スピードが必要になるのでリンキングもおこります。分けるのではなく、3つある内容語が同じタイミングになるように、机を叩くなどして発音してみてください。


2008.12.10 09:50

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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