英語独学虎の穴  遅れてきた精読期

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遅れてきた精読期

ここで文法を学んでから、自分の中で一番変わったのがリーディングで、これ以来文を分析的に読む癖がついた。いわゆる「精読」という読み方。そうやって読むのが面白くてしょうがなかった。大学受験の時にみんなが盛り上がっていたのはこれだったのかと。

このために、それまでの流暢さに重点を置いた「ふわふわ理解」スタイルからは一転、読むのにずいぶんと時間がかかるようになったが、一段レベルアップするためにもこういう時期が必要だったのだと思う。

例えば「英文法講義の実況中継」の最初に

This is all the scientist can do.

という例文が登場して、この文を、単語の意味をとってそれをなんとなく並べて「これは全ての科学者が出来ることだ」のように解釈してはいけない、ちゃんと構造を考えましょうという導入で始まるのだが(同じように読んでしまったという人は本をお読みください)、

以前の自分であれば、恥ずかしながらもろにこの「ダメな例」のように意味をとって、他との兼ね合いで解釈を修正する(あるいはできずに終わる)という読み方をしていたが、文の構造をとらえることができれば、こういう時に解釈に必要な文法知識に照らし合わすということができるようになる。

もちろん全部の文をいつもそうして分析的にとらえなくちゃいけないというわけじゃない。「速く読む」「正確に読む」、それぞれの練習を十分に積むと、普段は流ちょうモードで速く読み進み、「あれ?これどういう構造だろう」というような文に出会ったときに、頭の中の引き出しに入っている文法知識を参照して正確に解釈するということができるようになる。

これでバランスがとれるようになると、「速く正確に」ということも夢ではなくなる。

あともう一つ、この分析的な読み方はTOEICの文法セクションでも大いに役立つ。しっかり自分で根拠を示して答えることができるものが増えて、正解率が上がるはず。


前にも言ったけれど、正確さと流暢さはトレードオフの関係にあるので、両方いっぺんにということはできなくて、どちらかを犠牲にせざるを得ない。

時期によって、正確さを大切にする時期、正確さは犠牲にしても速く読み進めることを目指す時期を作る必要があると思う。もちろんそれぞれに時間を取って、両方のトレーニングを並行して進めてもいいが。

自分の場合、長いこと流暢さを目指してかなりいい加減な理解できていて、ここでようやく正確に読むことの大切さに目覚めた。これをお読みの方は、僕とは反対に正確に読むのが好きという方のほうが多いだろうが、そういう人はそういう人で、ある程度正確さを犠牲にして速く読む訓練を積む時期がどこかで必要になると思う。

つまり「速く正確に」という境地に達するために、速読も精読も結局はどちらもやらないといけないということ。


だからよく「文法なんていらない」という宣伝も見たりするけれど、やっぱりやったほうがいい(自分の場合は単語も軽視していて、そのお陰であとで苦労することになったのだけれど)。

英語の勉強を続けてきてつくづく思うのは、結局どういう順番で進めるかの違いでしかなくて、最終的には全部必要になるということ。「~なんていらない」なんてのは大抵ウソで、全部いる。というか、やったことは必ず身になる。

というわけでここで文法の勉強をする機会を持ったことは、自分にとって大きな転換期となったが、ただこれによって話せるようになったわけではなかった。話せるようになるまでの道のりの、なんと険しいことか。

ー続きます。

順位が上がったら更新しようと思っていたところ、上がるどころか下がってしまいました。続きが読みたいという方はクリックで教えてください。
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.22 2011 アウトプット3 話せるようになるまで編 comment0 trackback(-)

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

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