英語独学虎の穴  大人になってやり直す人が、英語を使えるようになるために知っておきたい四つのこと 3

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大人になってやり直す人が、英語を使えるようになるために知っておきたい四つのこと 3

3、深く掘るということ(情報集めより実践)

何をすべきかということについては前回まででしたので、今回は取り組み方に関する話をしたい。

例えばもし、今自分があの勉強の仕方を思いついたとして、同じことをできるかなと考えると、かなり難しいんじゃないかと思う。

僕などは特に人の意見に左右されやすいし、もともと面倒なことが大嫌いだから、もし「ディクテーションなんて時間がかかるだけでそれほど効果はない」とか「素人がいきなり映画なんて無理」などと情報通っぽい人が言っているのを目にしたら、簡単に諦めてしまうことだろう。挑戦すらしないかも知れない。

自分の場合は本当に情報がなかった。あったのは「ネイティブのように発音できるようになれば聞き取れるんじゃないか」という仮説というか、心もとない願望のようなものだけ。映画のセリフを書き取って、登場人物に重ねるように読むということだって、誰かがそれをやって凄い実績を出して、だから自分もというのではない。うまくいく保証なんてどこにもなかったのだ。

でも情報がなかったからこそ、選択肢がなかったからこそ「音読を極める」ことに集中ができて、結果的にうまくいったんだと思う。証明する手段などないが、あの3ヶ月に限って言えば、日本で一番質にこだわり、量を重ねたのは自分だろうと思う。だからそれについてはいくらでも書くことができる。

ネットの発達によって、情報がたくさん入手できるようになった。確かに便利になったが、それによってもたらされた豊富な情報が、一つに絞って取り組むことを難しくしているんじゃないだろうか。

もちろん情報集めが悪いと言っているんじゃない。でも一つ頭に置いておいて欲しいのは、情報を集めているだけでは何も手にできない、実際に掘る作業、それも一つのところを深く掘ることなしに得られるものはないということ。ちょっと掘ってみて何も出ず、他に移ってまたちょっとという繰り返しでは得られるものは多くない。

今はiPhone用のクールな英語学習アプリや、おしゃれな学習支援サイトなんかも沢山あるが、それはおしゃれなデザインのスコップがたくさん並んでいるというだけに過ぎない。結局そのスコップを使って「穴を掘る」という作業はパスできないんだということ。

ただし「そういう面倒な部分をパスできるものがあったらいいのに」と思う気持ちをくすぐる宣伝文句だけは発明され続けている。「戦時中のスパイの訓練のために開発された」「右脳に直接働きかける」「聞き流すだけで英語が溢れてくる」どれも素敵だ。でもそれは宣伝文句だけ。

そしてその穴を掘る作業はとてもアナログなものだ。そこを見逃してはいけないと思う。新しいスコップを探すことに時間を費やし、たくさん揃えることで満足してしまっている人はいないだろうか。汗をかくことなしには何も手にできない。

ついでに言うと、教材についても手を広げずに「深く掘ること」に徹したほうがいいと思う。

最初の3ヶ月で自分が使ったものと言えば 映画のDVD、「どこでも英会話」、「My Humorous Japan」、文法問題集、そしてTOEICの模試ぐらいだ。そしてそのどれも、一度読んで終わりというものはない。DVDやどこでも英会話はディクテーション、シンクロ読み、シャドーイングと使い込んだし、問題集や模試も何度も繰り返した。速読用に買ったHumorous Japanだって、一度読んで意味がわかったものを、もっと速く読むということに挑戦した。

たくさん手を広げるよりも、一冊を繰り返すことで得られることのほうが遥かに多いと思う。それに一番いいのは、繰り返す度に負担がだんだん減っていくということ。一回目に100のエネルギーが要ったとしたら、二回目は80、三回目は50(だいたい三回目から一気に負担は減る)というように。そうすると、それだけで上達を味わうことができる。これを味わわずに他に行くなんてもったいないとすら思う。

結局、英語の習得に裏技のようなものはなく、当たり前(だと思われていること)のことにコツコツ取り組むことが、大きなものをもたらしてくれるということ。これは英語に限らず、勉強一般について言えることだろう。

ここまでに書いたことで、少なくとも英語を使えるようになるために、最初の段階で何をすべきかということはもうわかったと思う。後から振り返って気づいた反省点も書いた。こういうことを予め知っておくことで、成功の確率はより高くなるだろう。

この時点で、あなたは間違いなく英語学習について、あの頃の僕よりも遥かに詳しく知っている。だから情報はもうこれ以上いらない。

もしこのブログを読んで、知っていることばかり書いていると思うようなら、危険サインが灯っているかも知れない。情報集めはもう十分だから、始めよう。実際に汗をかきながら、穴を深く掘ることに時間をかけよう。


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.04 2011 英語を使えるようになるために必要なこと comment0 trackback(-)

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

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