英語独学虎の穴  大人になってやり直す人が、英語を使えるようになるために知っておきたい四つのこと 1

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大人になってやり直す人が、英語を使えるようになるために知っておきたい四つのこと 1

自分の3ヶ月間の努力の中には、「大人になってやり直して、英語を使えるようになるために何が必要か」についてのヒントがあるんじゃないかと思います。それについてまとめます。

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1、音の習得

自分が短期間で結果を出せたのは、たくさんの幸運が重なってのことだったが、その最たるものが最初に「音」に注目したということ。そしてその「音」を身につける手段として「シンクロ読み」を思いついたということ。

「学生時代ずっとカタカナを使って勉強してきたため会話のシーンで使われる英語に対応できないのではないか、彼らの英語を自分で再現できるようになったら、聞き取れるようになるのではないか」と考えて、「音」を習得するためにどうすればいいかと色々と試行錯誤したことが、結果的に大きなものをもたらしてくれた。

ただしこれは、ネイティブのように発音できるようになれと言っているのではない(そうなればいいが)。自分の場合、あれほど音読を重ねてきたにも関わらず、長い留学経験がある方や、中学生の頃に英語に目覚めてずっと続けてきている達人のような方には全くかなわない。30を過ぎてからのスタートでは限界があると認めざるを得ない。しかし、元々の目的はそちらではなく、「聞き取れる」ようになることで、それは達成できた。

だから「再現できれば聞き取れる」のではなく、「再現できるように努めることが聞き取りの力を向上させる」に改めたい。ネイティブの発音をまねしようとすることで、音を細かく聞くようになる。

「この母音ってこんなにはっきり発音するのか」「逆にこっちの母音はほとんど発音しないんだな」「ここはつなげて読むのか」「この単語は本当にささっと読んでしまうんだな」「ここで少し間を作るのか」などと。そうやって分析的に聞く習慣をつけ、自分の声を客観的に聞いて手本とのギャップを埋めようとすることで、英語の音の特徴を頭と体で覚えることができ、これによって音を正確にキャッチできるようになったのだと思う。

つまりは英語の音が耳から勝手に入ってきてくれるのを待つのではなく、こちらから英語の音に近づこうとする作業だと言える。


時々「いきなり映画の音読ができたぐらいだから元々力があったのだろう」などと言われることがあるが、それは違う。学生時代にちゃんとやっていたという人は、単語・文法・そしてリーディングの基礎力という点ではアドバンテージがあるが、シンクロ読みは昔やっていたこととは別物だと思ったほうがいい。

完全なカタカナ発音からのスタートで、どうやっても追いつけずに本当に泣きながら音読を重ねた。5~6回トライしてみて、こりゃだめだってやめてしまう人も多いと思う。そこでくじけず最後までやり抜いたというだけ。これについては四の五の言わずに、ひたすら回数を重ねられるか、そこが大きいと思う。

ただ、どうして自分の場合あれほど大変だったかと言うと、単に映画のように負荷が高すぎるものを選んだから。もっと負荷の低いもの(大抵のものはそうだ)で挑戦するといいと思う。


ここで音読トレーニングについてまとめておきたい。この流れで進める。

ディクテーション:音を繰り返し聞いて、それをノートに書き取る。とても面倒くさいが、これによって「英語の音」と、なじみ深い「文字」とを結びつけることができた。単語や表現なども、実際に「書く」ことで覚えることができる。聞くだけ、読むだけでは流れていってしまうところ。何より大きかったのは、英語独特の「音の変化の法則」を学ぶことができたこと。このつづりをこう発音しているのかと「驚く」という体験。 

シンクロ読み:手本の音声を聞きながら、それに重ねるようにして読む。細かいところまでマネしようとすることで、音を分析的に聞くようになる。自分の声とのギャップをどう埋められるかを考えることによって、音をきっちりとらえられるようになる。ディクテーションで驚いたことを、自分で再現しようと努める段階。最も難しく、もたらしてくれるものも大きい。
 
シャドーイング:音だけに集中し、一瞬遅れてついていく。本来音は一瞬で消えてしまうが、直後に繰り返すことによって短期的に記憶に残すことができるようになる。これを極めると、「え、今何言ったんだっけ」というときに記憶からそれを引っ張りだすこともできるようになる。シンクロ読みで学んだことを、意識せずともできるようになることを目指す段階。

以上全てが聞き取りの力(特に音をしっかりととらえる力)を鍛えるのに大いに役立つ。難しいという方は、一つの文を丁寧にし仕上げることから始めてもいいと思う。


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.01 2011 英語を使えるようになるために必要なこと comment0 trackback(-)

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

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