英語独学虎の穴  弱く、素早く、あいまいに

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弱く、素早く、あいまいに

あしたのためにその46 「緩急自在(後編)

内容語につづきまして機能語です。機能語は、弱く素早く発音します。極端に言うと、たっぷり発音した内容語の勢いでついでに、どさくさに紛れて言ってしまうイメージです。

機能語の部分では息継ぎもせず、内容語で強く使った息のまま、さーっと通り過ぎるぐらいのつもりで読んでください(ただし機能語が続く部分でも、意味がとぎれれば息継ぎすることはあります、念のために)。

息継ぎができないとなれば、機能語が続く部分は自然と読むスピードも上がるはずです(苦しいですからね)。このため、機能語に含まれる単語の母音は、「ストレスがある部分の母音をはっきり強く発音する」という単語レベルの発音の原則が無視され、ストレスの位置に関係なくほぼシュワ(あいまい母音)になってしまうのです。

英語の母音の70パーセントがシュワであると言われるのはこのためです。ですからシュワの音のマスターは文のレベルではより重要になります。シュワについては右のカテゴリー「発音修行編」の中の「母音練習突入」の記事で説明しています。

もう一度例文を見てみましょう。

It is impossible for me to explain from the beginning.

例文では10個の単語のうち、下線を引いた7個が機能語ですよね。

「It is」「for me to」「from the」の機能語のグループは、弱く速く、まるで一語のように発音されるために、この間の母音は全てあいまいに、本当に速く読む場合は省略されたりさえします。例えば「for」が「fr」、「from」が「frm」のようにです。これらの語を子音だけで発音することができますか?書いてあることを無視して読むのはとても抵抗がありますよね。

また、「速く読まなくては」と意識しすぎて、口に力を入れないようにしてください。弱く読むためにも、機能語はあくまでも脱力が基本です。この文の場合、「It」の「I (イとエの中間の音です)」や、「me」の「e (イーと伸ばす音です)」という母音はシュワにはなりませんが、その場合もはっきり発音しません。なるべく口の筋肉をゆるめてしっかり(?)ぼかした音を出してください。だらしなくたっていいんです。

続きます。

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.20 2007 より速く、より英語らしく comment3 trackback0

comment

かいちゃん
機能語はどさくさに紛れてさっと言うというのは面白いですね。しかもその中に含まれる母音はシュワになってしまう。しかも文章の中でシュワが7割も占めるのですね。

実際やってみると、私の場合はやはり若い頃にそのような訓練をしていないので、このぼかしの部分が一番むつかしいです。よほど心して教材を聞きながら何度も練習しないとダメですね。でもこのぼかしをマスターしなければ、映画の英語は聞き取れないということは実感としてわかりました。
2007.01.21 14:12
英語の虎
かいちゃんさま

いつもコメントありがとうございます。

そうですね、一つの文の中でしっかり読む部分とそうでない部分を作るということは、日本語で慣れ親しんだリズムを根本から変えることにつながりますから、相当時間もかかるはずです。

次回は「リズム」の違いについてもっと掘り下げますので、またお付き合いください。僕はこれを知って衝撃を受けました。
2007.01.22 09:38
ひろ
はじめまして
ブログジャンキーで拝見しました。
とてもよく出来たページで勉強になります。
良かったら、相互リンクお願いします。
http://minnnadewasshoi.blog90.fc2.com/
2007.01.22 16:53

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

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