11月には原稿作成の最終段階に入りました。
「ここはどういう意味か」「この説明はわかりにくい」などと
小野田さんからの細かいチェックが入り、指摘された部分を
修正して戻すというやり取りを何度か繰り返しました。
本来は10月の原稿がほぼ完成形で、11月の最終段階で
許されるのは誤字脱字の修正と、わかりにくい部分の補足
だけなのですが、この期に及んでも新しいアイディアが
浮かんで、それを書き加えるという病気は治まりませんでした。
本当にご迷惑をおかけしたと思います。
なお、この直したい病は締め切り後も続き、「どうしてこれを
入れなかったんだろう」と後悔するようなアイディアもたくさん
思いつきました。現在プレゼント中のレポートにはそれを
収めていますので、興味があるという方はこちらからどうぞ。
→
プレゼント特に「どうして最初にリスニングの向上に集中すべきか」(P.33〜)、
「音と文字の結びつきに関する話」(P.49〜)、「知識の自動化」(P.55〜)
「技術の基本講習」(P.59〜)はぜひ読んでいただきたいです(本を
買っていただいた方には読者プレゼントと一緒にお送りしています)。
11月末になって最終の原稿チェックが終わりました。
もう手を加えたくても加えられません。ここに至ってやっと
精神的に解放されました。
とにかくこの一年半、本のことが24時間頭から離れることは
ありませんでした。
寝ている最中に突然目が覚め、自分が書いた文章が頭を
ぐるぐるよぎり出すということもしばしばでした。
「あれだけじゃわかりにくいから、この説明が必要だな」などと
様々なアイディアが浮かび、そうして夜中に思いついたことを
すぐに書き留められるように、いつもメモ用紙を枕元に置いて
眠っていたほどです。
気になって眠れなくなり、結局深夜にまた起きだして推敲を
始めるということも一度や二度じゃありません。一時は不眠症
に陥ったこともあります。
でももうその必要はないのです。長きに渡って自分の全てを
捧げてきた仕事がようやく終わったのですから。
もうしばらくなにも考えたくありませんでした。