英語独学虎の穴  ブレイクスルー

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ブレイクスルー

明日のためのその182 「壁を越える瞬間

ブレイクスルーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

英語学習の場合、特にリスニング力が急激に上昇することを表すのに使われますよね。英語をずっと聞き続けているうちに、ある日昨日までわからなかったはずのものが、突然スラスラわかるようになっている自分に気づくっていう。

積み重ねてきた努力が報われたと実感できる瞬間です。そらテンション上がりまっせ。それまでぼんやりとした音のかたまりにしか過ぎなかったものが、急に意味がしっかり理解できる言葉としてとらえられるようになるんですから。

まさに壁を越えるようなもので、このブレイクスルーさえ迎えれば、モチベーションはさらに上がり、これをきっかけに一気に上達することができます。

でもね、実は今まで勉強してきてそんなもの感じたことないんですよ。英語学習を開始して3ヶ月でリスニング力ゼロからTOEICのリスニングパートほぼ満点(495点中485点)取ったお話をしましたよね。

そんなに急激にリスニング力が上がったんならそんなもん壁5~6枚まとめて突き抜けた実感があってもおかしくないでしょうに。本当に手ごたえゼロ。「えー、そんなとれるほど聞こえてるかぁ?」ってな感じで。そこから今に至るまでもまったくなし。もちろんゼロから始めたのですから、当初よりは実力は確実に上がっているのですけどね。

だからね、そんなブレイクスルーだなんて格好いいもんじゃなくて、地味に階段を一段一段上がっていくようなものだと思うんですよ、英語を身につける過程ってね。

しかもその階段は恐ろしいことに、上っている人には気づかないぐらいのスピードでそっと下に向かって動いている。だから結構上ったからって安心して止まっていると、いつのまにか到達したはずのところより落ちてしまいます。

でも歩みを止めなければ確実に上に上っていけるんです。まっすぐ上を見続けて歩き続けている限り。ほんで振り返ってみると「へー結構上ったんだなぁ」って気づくっていう。あるいはすでに歩みを止めて遥か下に行ってしまった人に言われて気づくとか。

だからブレイクスルーを楽しみにしていらっしゃる方をがっかりさせてしまうかも知れませんが、多分ないと思います。少なくとも僕は知りません。でもそんな劇的な変化がなくたってちゃんと上達できるんですよ。だからそれを信じて階段を一歩ずつ毎日上がってほしいのです。

ただ、ある程度に達すると力が落ちにくくなるということは確かです。

勉強を開始した当初は、毎日聞き続けないとリスニング力が落ちるという危機感を持って臨んでいましたし、実際にちょっとさぼるとその影響はもろに出ていました。

だからそれが怖くて毎日必死だったんですけど、これがある一定のレベルに達してからは、何日かブランクがあっても力がそれほど落ちないことに気がつきました。もちろん最上のコンディションにい続けるためには努力し続けないとならないのですが、以前ほど必死でやらなくともあるレベルから落ちなくなります。

もしかしたらこれこそが本当の意味で「壁を越えた」っていうことなのかも知れません。でもこちらも劇的な変化じゃありません。地味に「そういえば」って思うものです。しかもそのある程度ってどの程度なのか。どこまでも地味であいまいなんですねぇ。

そんなドラマチックなことは起きませんが、毎日積み重ねていくことは着実に力になります。ほんでね、そうやって地味に身につけたものが実は一番強いんですよ。がんばってくださいね。
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.12 2007 今度こそ英語をものにするために comment12 trackback1

comment

はなぶさ
>実は今まで勉強してきてそんなもの感じたことないんですよ。

私も同じです。
でも、ちょっと集中的に聴く機会があったときには、
あれ? いつの間にこんなにわかるようになったんだろう?
って思うことは何回かありました。

ところがところが、その逆で
あれ? いつの間にこんなに聴きとれなくなったんだろう?
って思うことも実際にあったんですよ~。
けっこう凹みます。
今日、その理由がわかりました。
なるほど~、階段は下向きだったんですね~。
上り続けないと「以前の自分」より下がるのは
当たり前か~。

下がると言っても、どん底まで行くか、と言ったらそうでもなく
確かに「ある一定のレベル」は維持できるんですよね。
その辺も実感しています。

今日の一番の「気づき&課題」は

>しかもそのある程度ってどの程度なのか。どこまでも地味であいまいなんですねぇ。

これです!

2007.10.12 13:20
トニー@英語でハッピー!
英語の虎さん、こんにちは。トニーです。私も英語の虎さんと同感です。いま私は毎日平均200人くらいの人と英語で話をしますが、私も今まで英語に触れてきて、「突然リスニングができるようになった!」なんてことはありませんでした。実際の上達の仕方は紙を一枚ずつ重ねていくような感じじゃないかと思います。そして「ああ、そういえば以前はこんな会話は全然聴き取れなかったよなあ」と後から気づくのではないでしょうか。
ニュースなど様々なトピックが入り乱れるものよりも、まずとにかく自分の興味のある好きな分野の英語に絞って聴きまくるというのが、楽しくリスニング力を上げる方法かなと思います。
2007.10.13 01:12
かいちゃん
なるほど。自分ではいくつもの壁を突破してきたつもりになっておりましたが、そう言われてみると、ブレイクスルーというのは私もなかったような…。思い込みだったかもしれません。

いつの間にか聞き取れた、読めるようになったということを後から気がついたというのが現実に近いと思います。

今回も虎さんの指摘で、ブレイクスルーという英語の迷信が打ち砕かれましたね。
2007.10.13 07:53
英語の虎
はなぶささま

コメントいただきましてありがとうございます。

>なるほど~、階段は下向きだったんですね~。

もちろんあくまでも僕が感じていることを階段を使って例えただけなのですが、そう考えないと説明つかないんですよね。

学習者にとってここが一番きついところだと思います。しかも続けていても、もたらされるのは派手なブレイクスルーなんかじゃなく自分でもほとんど気づかないほどの地味なもの。

でも上達を感じなくても一歩一歩進んでいるから大丈夫だよというメッセージを伝えたくて今回の記事を書きました。

2007.10.14 11:37
よろよろ
英語の虎さん、お久しぶりです(*´∀`*)ノ゛

英語の勉強を始めてから3年…
「いつになったらブレイクスルーが訪れるのかしら?」
と、最近焦り(諦め)気味だったのですが
英語の虎さんのブログを読んでホッと安心しました(笑)
これからも地道にコツコツ頑張ります!!
2007.10.14 20:45
英語の虎
トニーさま、コメントありがとうございます。

>実際の上達の仕方は紙を一枚ずつ重ねていくような感じじゃないかと思います。

本当にそうですよね。一枚一枚は薄くて、重ねても本当に変化があるのかっていうぐらいですけれど、それを何百枚と重ねるうちにしっかりとした厚みになるという。

>まずとにかく自分の興味のある好きな分野の英語に絞って聴きまくる

これもいい方法ですよね。すでに十分な知識を持っていることに的を絞れば、その知識が理解を助けてくれますし、何よりも楽しんで取り組めます。楽しむって大切ですよね。
2007.10.14 22:56
英語の虎
かいちゃんさま、コメントありがとうございます。

今回の記事を書いたのは、ブレイクスルーというものがあると聞いて、それを信じて勉強を続けてきたけれど、そんな兆候もないので自分は向いていないのかとあきらめがちになっているという方に会ったのがきっかけです。

一番伝えたかったのは、そんな劇的な変化がなくとも、毎日やっていることは必ず身になっているから、諦めずに頑張ってほしいということです。
2007.10.15 00:20
英語の虎
よろよろさま

すっかりご無沙汰しています。お元気ですか?

>「いつになったらブレイクスルーが訪れるのかしら?」 と、最近焦り(諦め)気味だったのですが英語の虎さんのブログを読んでホッと安心しました

結果がなかなか目に見える形で現れないときって焦りますよね。でも3年も一つのことを続けているなんて凄いじゃないですか。そしてその3年間にやってきていることは少しずつ確実に自分の中に積み重なっているはずです。負けないでくださいね。
2007.10.15 00:31
英語道
ご無沙汰しています。

確かに「ある程度に達すると力が落ちにくくなる」というのは、経験上、事実だと思います。

地道に努力を続けていくしかない英語学習ですが、その努力を続けた人のみが、自分の得意とする分野のリスニングをたまたま聞いて、「あれ、普段よりも聞けるようになったかな?」と実感するのだと思います。

かく言う私も、洋画やコメディを英語で聞いて、未だにフラストレーションがたまります。やはり日々是精進です。
2007.10.24 17:00
すぅ
このHPに来て、虎さんの教えを取り入れて、早半年が経とうとしています。
英語に触れている時間もそんなに多くないので、急激な伸びも感じず、
ただ、ちょっとづつ上達している気がしたり、会社で英語でレクチャー
があって、うぅーまだまだだぁと思ったり。。。
それでも、やっぱり何はともあれ継続できているのは、虎さんの熱さや
他の英語を勉強されている人のやる気に触発されてかなぁと思っています。
ただ、英語に触れることが苦痛でなくなったことが、実は一番のブレークスルー
なのかも、と思う今日この頃です。

2007.10.27 21:17
英語の虎
英語道さま

英語の道は長く険しいですねぇ。なかなか上達が実感できなくて、自分はセンスがないとあきらめてしまうという人に、「それでも大丈夫なんだ、続けていればきっとよくなるから」と伝えたくてこの記事を書きました。これで踏みとどまってくれる人が一人でもいるといいのですが。
2007.10.31 07:44
英語の虎
すぅさま

>英語に触れることが苦痛でなくなった

これは大きな進歩だと思います。僕も最初は英語で書かれたものを読むときに、「えいっ」というパワーが要りました。それがいつの間にかなくなり、そこから触れる量が自然に増えてから力がついたように思います。続けている限り、それとは目には見えなくても上達し続けるのです。いい感じできてますよ。


2007.10.31 07:50

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第二言語としての英語/第二言語として英語を使っている国を教えてほしいです( ´-`) 第二言語として英語を使っている国の例は日本で、 それ以外が調べてもなかなかでてきません。よろしくおねがいします。>>>http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3421875.htm

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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