英語独学虎の穴  動詞っぽいものたちよ

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動詞っぽいものたちよ

祝!あしたのためのその150 「憎い肉の正体

文の構造を把握するには、その文の主語・述語(メインの名詞と動詞)の対応をしっかりとらえて、さらに他の要素の役割がどうなっているのかを判断する必要がありますが、文の中に主語っぽいもの、述語っぽいものがたくさんあってどれが本物のSVなのかわからない、という方も多くいらっしゃると思います。

肉をたくさん足されることで肝心の骨の部分が見えてこない、これにより、使われている単語の意味は全部知っているのに文の意味がとらえられない、ということが起こりうるのです。ですから、まずはその肉の正体をきちんと知り、その肉がどうやって骨にくっつくのかを学ぶ必要があります。これにも法則はあります。

今日はその中でも恐らく初級者にとって英文の解釈をもっとも難しくしているであろうことに触れます。それは後置修飾です。

日本語では形容詞が名詞を修飾するときには名詞の前に置かれますよね、「美しい花」のように。英語でも一語の形容詞で名詞を修飾するときは名詞の前に置きます。例えば the beautiful flowerや the running man のように。これは理解しやすいはずです。

ところが長いものはしばしば名詞の後に置かれます。例えば the boy in the kitchen のように。後ろの「in the kitchen」が前の「the boy」を修飾していますよね。前の言葉を後ろから修飾するのです。でもこれもまだわかりやすいでしょう。

もっとやっかいなのが、この後置修飾に「動詞っぽいもの」がよく含まれることです。「動詞っぽいもの」とはもともとは動詞だったけれど、形を変えてすでに動詞以外の役割を果たすようになった不定詞・分詞と、動詞をその節に中の含む関係詞です。

英語では基本的に一つの文に動詞は一つしか使えません。でも動詞が一回しか使えないって考えてみたらしばりがきつすぎますよね。例えば「球場に行った」と言っても「野球をしに」行ったのか、「野球を観に」行ったのか、など細かいことが伝えられません。ですから「動詞は一つ」の原則を曲げずに、かつ表現を豊かにするために「動詞っぽいもの」たちが使われるのです。

例えば

the house to live in
the house facing south
the house built by her uncle
the house that I bought last year
(the house I bought last year)
the house whose roof is covered with snow

上の例では全て前の名詞「the house」を後ろから「どんな家なのか」詳しく説明するために「動詞っぽいもの」が使われていますよね(関係詞では節の中で動詞が使われていますが、その動詞は述語にはなりません)。

これらが入ることで、文の中に動詞っぽいものが増えてしまい、どれが述語なのかをわかりづらくするのです。「動詞っぽいもの」にしてしまえば、もう動詞ではないので文中にいくらでも使えます。使えば使うほど文の中に「動詞のようなもの」が増えて、ますます骨格が見えなくなるわけです。

続きます。

とうとう150回を迎えました。落合監督が現役のときは節目の数字は必ずホームランで飾ったものですが、話の途中で、しかもフリの部分でそれを迎えるとはなんと中途半端なのでしょうか。

ここからどれだけ積み上げられることでしょう。果たして200回は達成できるのでしょうか。でもここまで来られたのは間違いなく読んでくださっている皆様のおかげです。何度かくじけそうになりましたが、そのたびにそのあたたかい応援に助けられました。

これからも英語を学ぶ方にとって少しでも役に立てるようなものを書いていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
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.10 2007 文法苦闘編 comment12 trackback0

comment

英語UPxUP
(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
久しぶりに遊びにきました。
応援のポチしてかえります!!!
2007.07.10 23:59
ひで
150回おめでとうございます!
初めて書き込みさせていただきます
ブログは今年の4月頃から拝見させていただいていました。どうやれば、ナチュラルスピードの英語を聞き取れるのか迷いの森をさまよっていたところ「シンクロ読み」に出会い、衝撃を受けました。今では真の「シンクロ読み」に1歩でも近づくべく、短文ばかりですが、英譜を作り、「シンクロ読み」の練習を続けています。
シンクロ読みができた文は、本当に細部まできっちりとそして本当に当初よりゆっくりと聞こえるようになるんですね。ビックリしました。
ところで、今回のテーマについて、質問がひとつあります。私、受験英語を真面目にやっていたせいか、文型分析は結構できると思ってるのですが、これはあくまで文字を見た場合です。音で聞いた場合には、例えば動詞が過去形で、複数の過去分詞が後置修飾してるような文をぱっと話されると、動詞はなんだ?修飾の関係は???となにがなにやら、分からなくなってしまいます。
地道に色々な構文の文章を構文・意味を読み取りながらシンクロ読みすること。これを積み上げていけば、わかるようになるのでしょうか?少し先が見えない状態に陥ってるもので、経験談等アドバイスをいただければ、有り難いです。
これからもこの素晴らしいブログを続けて、200回、300回を達成してください。(もちろん応援の「いつものやつ」はいつでもやらせていただきます。英語の勉強仲間にもこのブログを紹介しています)
長々と書いてしまい、申し訳ありませんでした。次回の書き込みからは短文にします。
2007.07.11 02:28
セーナ
本当に150回 おめでとうございます。これだけ 中身のあることを 150回 すごいブログです。 本を出されたら良いと思います。これからもずっと続けてください。
英語の肉と骨 本当にどれが骨格の部分か 見分けらないです。 また次も楽しみです。


2007.07.11 10:49
キョロちゃん
英語の虎さん、150回おめでとうございます!(^ー^)/

英語の学習方法は星の数ほどありますが、これほど分かりやすく噛み砕いて書かれているブログは他にありません。そして、内容も目からウロコが落ちる時もあれば、うんうん・・・と頷くこともあり、何よりも「英語をがんばる」って気持ちにさせてくれる素晴らしい内容です。
これからも、とてもためになるお話を続けていってほしいなって応援しています(≧∇≦)。お仕事との両立は大変かと思いますが、元気で走り続けてください。
2007.07.11 17:43
英語の虎
英語UPxUPさま

ありがとうございます。これからも応援よろしくお願いしますね。
2007.07.11 20:36
英語の虎
ひでさま、はじめまして。熱いコメントありがとうございます。

その迷いの森から抜け出すのにシンクロ読みがお役に立ったのであれば、ここで詳しく紹介した甲斐もあるというものです。「ゆっくり聞こえる」感覚も味わったのですね!おまけに「英譜」まで作っているなんて。コメントを読んでいて嬉しくなってしまいました。

分詞の後置修飾わかりにくいですよね。次回それについて説明するつもりですのでそれが少しでも理解の助けになればと思います。やはり自分のペースで行ったり戻ったりしながら時間をかけられるリーディングと、リアルタイムで頭からそれをとらえる必要があるリスニングとは負荷の大きさが違います。

他の方へのアドバイスでも書きましたが、一度読んでしっかり構造をとらえた文を高速で読みながら同様に頭からとらえていく、あるいはシャドウイングをしながらとらえるなど、普段から負荷をかけたトレーニングをすることをお勧めします。頑張ってくださいね。
2007.07.11 20:56
英語の虎
セーナさま

たくさんの肉の中から骨を見つける作業は大変ですよね。セーナさまだけでなく、ここを苦手としている方は多いと思います。

その肉の構成の全てについて説明することはできませんが、一番引っかかりやすいであろうこと、それにどう対応するべきかということを書いていきますので、そちらも楽しみになさってください。

2007.07.11 21:00
英語の虎
キョロちゃんさま

「英語をがんばる」って気持ちになりますか?本当に嬉しいです、そう言っていただけると。

僕なんて単純なものですから、こういう言葉をいただくとすぐに調子に乗ってよっしゃもっとやったるでーという気になります。これからも少しでも多くウロコを落とせるように励んでいくつもりですので、また応援よろしくお願いいたします。
2007.07.11 21:24
英語勉強法のたこよ
はじめまして。

英語ブログ村から初めてこのブログに来ましたー♪

内容の充実したすばらしいブログですね!!

なんか150回記念のときにちょうどたどりつけたみたいで、うれしいです

また遊びに来ます!!
2007.07.12 00:39
はなぶさ
虎さん150回! おめでとうございます!

記事はもちろんのこと
丁寧なコメント返しにも、いつも感心させられています。
お仕事をなさりながらこれだけのことを、しかも150回も
続けるって、並大抵のことではなかったはずですよね。
(その上に、出張や回線工事なんかもあったし……)
英語だけでなく、そういうことができる虎さんという人の
人間性にも励まされています。
大変だとは思いますが、200回、300回と、息長く
続けていただけると嬉しいです。
2007.07.12 07:04
英語の虎
英語勉強法のたこよさま、はじめまして。コメントいただきましてありがとうございます。

たまたま150回目にいらっしゃったというのもめぐり合わせでしょうから、また懲りずに遊びにきてくださいね。
2007.07.12 21:16
英語の虎
はなぶささま、ありがとうございます。

まさかコメントの返事をほめていただけるとは…

いつもはなぶささまやMojoさまのブログを読ませていただくたびに、「なんで俺はこうできないんだろう」と、そのコメント力に圧倒されております。

実はこの程度の返事であっても、下手をするとブログの記事を書くより時間がかかることさえあります。

でもこうしてコメントをいただけるのは本当に嬉しいので、なんとかその気持ちだけでも伝えられればと思っています。

300回はわかりませんが、なんとか200回を目指してがんばろうと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします。

2007.07.12 23:00

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

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