英語独学虎の穴  そして5文型へ

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そして5文型へ

あしたのためのその149 「骨と肉

日本語を学ぶ英米人にとって、助詞の使い方をマスターするのは大変なのだそうです。当然ですよね、英語にはないのですから。ですから日本語を覚えたての人は「わたし、あなた好き」「あなた、わたし好き?」と助詞を抜かして話そうとするのです。

コントの場面だけではなく、テレビなどで実際にこういうしゃべり方をする外国人を見かけたことがあると思います。注目すべきはその語順です。

最初に主語が、そして次に目的語、最後に動詞というふうに固定されていますよね。恐らく「日本語の場合、SVOが基本の英語と違ってSOVの順番で並べる」と最初に教わっているのでしょう。助詞がうまく使えないうちは英語と同様に語順を固定させざるを得ないのだと思います。

英語の場合、単語の並べ方の順番によって意味が決まってしまう。そしてその並べ方のパターンが大きく分けて5つあるというのが5文型の考え方です。ですから文型に分類することによって自然と訳も決まってくるわけです。

1 SV       「SはVする」
The door opened.

2 SVC      「S=Cである」
The flower is beautiful.
I am happy.
She remained silent.

3 SVO      「SはOをVする」
He stole the money.

4 SVO1O2    「SはO1にO2をVする」
His father left him a fortune.

5 SVOC      「Sは(O=Cであると)Vする」 or 「Sは(OがCすることを)Vする」
I found this book easy.
He helped her finish the report.

*S:主語 V:述語(動詞) O:目的語 C:補語

のように単語をどう並べるかで意味が決まるのです。そのため例えば

I gave a dog a boy.

という文を見て単語の意味だけとってあとは常識を加味して「少年に犬をあげた」などと訳してはいけないのです。動詞「give」の後には目的語が二つ並んで前から順に「~に」「~を」と訳すと決まるのですから、どんなに残酷でも「犬に少年をあげた」と訳さなくてはいけません。

文型に分類することさえできれば意味がとれる、しかしことはそう簡単に運びません。ご承知のように上の5つの型はいわば骨の部分で、より深いことを伝えるために、これに色々と肉を足していくわけです。もっと長い文はいくらだってありますよね。

例えば下の文を読んでさっと骨の部分を見抜けるでしょうか。

You can have the goods you have bought at the shop owned by the movie star shipped to your house.

続きます。

ここまで、このブログをお読みのほとんどの方にとっては「何を今さら」的な話になっていたと思います。次回からはちょっとレベルも上がり、苦手にしている方も多いであろうことに言及しますので、またお越しください。いよいよ150回を迎えます。応援いただけると励みになります。
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.08 2007 文法苦闘編 comment8 trackback0

comment

かいちゃん
まったく同感です。

英語の虎さんのおっしゃるように、英文の構造を捉えるということは、骨格を見抜くということなんですね。この骨組みを知っていれば、その肉付け部分がより理解しやすくなるのですね。
2007.07.09 20:50
YOJIRO
やっぱり文型は文を読解するときなどは必要になりますよね。僕は最初やんなくてもいいかなぁと思いましたが、このブログで必要なんだなと思って今勉強中です。
2007.07.09 23:15
セーナ
本当に5文型は いろいろな方が大切と言っています。 でも私は 頭では大事だとわかっていても、まだ5文型を実用的に使うまでいけないのが現状です。 英文を読む時も いきずまると あ!そうだ 5文型、目的語がこれだからと考えながらという感じです。でも少しづつですが 5文型を把握していると便利と思い始めてきまし
た。なので 次の虎さんのブログも楽しみにしてます。 
2007.07.09 23:27
英語の虎
かいちゃんさま

次回はその肉付け部分に軽くですが触れます。5文型はわかっていてもそれが実戦で使えていない人の多くが弱点を持っていると思われる部分です。しばらく退屈な記事が続いていると思いますが、お付き合いくださってありがとうございます。
2007.07.10 07:43
英語の虎
YOJIROさま

知っていると本当に便利です。今となっては必要ないとおっしゃる方もそのほとんどがすでに一通りしっかり5文型を身につけて、意識しなくても使えるレベルにあるように思います。
2007.07.10 07:53
英語の虎
セーナさま

次回は構造の把握を難しくする要素について説明します。これを知っているとだいぶ楽になると思いますので、そちらも楽しみにしてくださいね。
2007.07.10 07:57
goblin7
I gave a dog a boy. には笑ってしまいました。(^^)
とてもいい例だと思います。最高!

これからが楽しみですが、虎さんは果たして「5文型が大事」と言っているのでしょうか? 「語順」が大事とは言っていますが。
少し違うように想像しています。

もしかしたら、、、
初心者: 文型ふくめ文法をしっかり
中級者: 完全に条件反射になるまで語順(文型)に馴れる(文型は鋳型だ!)=>文型などは全く意識しない!(条件反射だから)(耳や目から入ってくる単語を”鋳型”に次々放りこんでいくだけ)
上級者: 英語界の発想方法を身につける
てなカンジかな?
具体策を期待してます!
2007.07.10 21:31
英語の虎
goblin7さま

僕が語順の大切さに気づいたのは5文型をきちんと学んでからでした。例えば今回の最後の文でも、haveが使われているからこの後には目的語と補語が並ぶのではないかと予想しながら読んだり聞いたりすることができるようになったわけです。ですから5文型と語順というのは切っても切れない関係にあると思っています。どのレベルであれ、一旦はしっかり学んで意識しないでも使えるようにまでしておくと便利だよということを伝えたいと思ってこの記事を書いています。
2007.07.11 20:34

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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