英語独学虎の穴  文法の参考書 後編

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)

文法の参考書 後編

あしたのための144 「文法をハートで

またNHKのテレビ英語講座を担当された大西泰斗氏による「ハートで感じる英文法」も素晴らしいです。これまで言葉に頼っていた文法の説明をイメージでとらえようというものです。もちろんそのイメージをとらえるにも日本語は必要ですが、いったんそのイメージをつかんでしまえば、実際に英語を使う際に頭の中で日本語を使う割合が減るのは確かでしょう。

個人的に一番感銘を受けたのは、過去形は対象との距離を表すときに使われるということ。だから時間的に現在と距離があることを表す「過去」について述べるときに使われるだけでなく、「would」や「could」など助動詞の過去形が丁寧表現に使われるのも、過去形にすることによって心理的な距離を表すことができるからなんだそうです。

また仮定法に過去形が使われるのも、現実から離れたことが遠くに感じる、これが過去形の距離感と同じだからというものです。関係のないように思えるこれら3つが「心理的な距離」で説明がつくというのは新鮮な驚きでした。僕の下手な説明よりも実物をお読みください。

ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話
大西 泰斗、ポール・マクベイ 他 (2005/12)
日本放送出版協会

この商品の詳細を見る

ただ、全ての文法事項については言及されてはいない点と、例文の分量が少ない点が練習に向いていません。これを基礎固めに使う場合は、この本でイメージをつかんで、他の例文集や問題集で音読練習をするといいと思います。

僕が英語の勉強を再開したときはこれらの教材の存在について知らず、だいぶ後になってからめぐり合いました。どれも目からうろこの説明ばかりで、「最初からこれを知っていればだいぶ違ったろうに」と思ったものです。

しかし、そうやって感銘を受けるのも基本的な知識が身に付いているからですよね。もしなんの予備知識もなしに最初からこの説明を受けても、「ふーん、そんなもんか」ぐらいにしか思わなかったかも知れません。

なにをわけのわからないことをとお思いでしょうが、そうやって「ガガーン」と衝撃を受ける体験が記憶には大きな影響を与えると思うのですよ。「あの説明はなんだったんだ」って思えば、新たに出会ったものが強い印象として記憶に残りますよね。

最初はだいたいのニュアンスをとらえられれば十分でしょう?自身の英語力のレベルが上がってくれば、どんどん細かい表現を使い分けたくなくなりますから、そのときに学べばいいのですよ。

とにかく最低限の単語と文法が身に付いていなければどうしようもありません。ですから、そのレベルでは最初にお話したように、薄い問題集を何度か回して基本的な文法事項を身につけ、必要になったらこれらの本を使ってより深い知識を探ればいいのではないかと思います。

続きます。

     ↓        ↓         ↓
人気blogランキングへにほんブログ村 英語ブログへ みんなの英会話奮闘記


.27 2007 文法苦闘編 comment6 trackback0

comment

セーナ
ちょうど こちらのハートで感じる英文法 英語を勉強している会社の同僚が この本はいいよと貸してくれました。 今 まだつたないながらも シンクロを 家でやっているのと問題集 まわしを始めましたので、時間がなく、でもせっかく 貸してもらったということで 、トイレタイムに ちょこちょこと読んんでいます。まだ少ししか 読んでいませんが、面白いです。 でもある程度 文法を把握してからの方が 感覚もつかみやすいのではないか と私も思いました。
2007.06.28 10:21
はなぶさ
そうそう、そうなんですよね~。

文法って不思議なもんで、ある程度英語がわかるように
なってきて初めて
「な~るほど!」「あ~、そうだったのか~」体験が
できるようになるんですよね~。

>過去形は対象との距離を表すときに使われるということ

これ、いつだったか、たまたまテレビをつけたときに、
偶然大西先生がおっしゃっているのを聞くことができたんですが
「お~!」って、思わず見入っちゃいました。

ところで、虎さんから私のブログにとってもステキなコメントを
いただいたのは覚えているんですが、
>とんでもなくしょうもないこと
っていうのが、どの部分のことなのかまったくわからなくて、
困って(笑)ます。
お忙しいとは思いますが、たまにのぞいていただけると
嬉しいです。
(ちなみに、今週のテーマはちょっと興味深いかも……。
実は今朝、漠然と
「シンクロ読みの仕上げにこれをからめたらどうかな~、
虎さんの紹介も含めて記事にしようか、それとも
虎さんにお伺いしてみようかな~」
なんて、思ってたからです。
長くなってしまったので、詳しいことはまた今度……)

2007.06.28 12:49
YOJIRO
こんばんは
この本はいいですよね最初図書館でちょっと読んだんですが「だからこういうふうになるのかぁ」と納得出来ました。
音読のことで一つ疑問に思うことがあるんですが、長い文を音読するときはあまり困らないんですが、短い文を音読するとき一個の文を続けて何回もすると飽きてしまってすぐ辞めてしまいがちなんですが短い文は何個かを一つとしてやっても大丈夫だと思いますか。いつも質問しているようですみません。コメント長くなってしまってすませんでした。
2007.06.29 00:28
英語の虎
セーナさま!

トイレタイムも無駄にせぬようにしようというその心意気!その姿勢が素敵です。そういう細切れの時間を集めると結構な勉強できますものね。なかなか文法について述べる機会がなかったので、よかったと思うものを並べています。惑わされることなく頑張ってくださいね。
2007.06.29 23:39
英語の虎
はなぶささま

最初は機械的に暗記していたことが実際に使えるようになって、その頃になってそれに対する説明が深く理解できることって結構ありますよね。

やさしい言葉をかけていただいてありがとうございます。とても興味がありますのでぜひ遊びにいかせていただきます。ただ、7月2日まで待っていただけないでしょうか。高速回線ではないので更新とお返事だけでかなり時間がかかってしまっています。コーヒー代だけしか払っていないのであまり文句言えないのですけど。
2007.06.29 23:49
英語の虎
YOJIROさま

一つの文を何度か読むと飽きてしまう・・・これ凄くわかります。例えば10個の短文を20回ずつ音読するときに最初の文を20回読んで次に行くというプロセスでやると嫌になってしまいますよね。そういう場合は順番に一回ずつ読むことを20セットやったほうがいいです。とにかくどんなやり方でも音読の総量を増やせればいいのですよ。
2007.06.29 23:54

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://eigonotora.blog84.fc2.com/tb.php/145-5962b18f

現在「3ヶ月でTOEIC920点までの道のり」を無料でプレゼント中です!

メールアドレス

プロフィール

中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

メールはこちらまで

著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

hyousi.jpg

全記事表示リンク

独学で英語を攻略するために

amazon

Google PageRank

RSSに追加

ブログ検索