英語独学虎の穴  長嶋と英語と通訳と

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長嶋と英語と通訳と

あしたのためのその120 「受験と音読 番外編

もう終わるつもりでしたが、もう少し言わせてください。前回の話では大きすぎてピンとこないよと言う中高生の皆さん。

漠然とあんな風に考えながらも、実は僕もそんなめんどくさいことは僕以外の誰かがやればいいと思ってました。英語は相変わらず人気でしたから。

「英語をやり直そう」と思うようになったのは、もっと身近な出来事がきっかけです。以前メジャーリーグのスーパースターだったバリー・ボンズが来日して長嶋茂雄氏のインタビューを受けました。もちろん長嶋氏は英語ができないので通訳つきです。

僕はたまたまアメリカの大学・大学院を卒業した、英語ができる友人と一緒でした。そのときのボンズは時差ぼけもあってか、傍目(はため)にもわかるほど機嫌が悪く、日本のスーパースターの質問にもぞんざいに答えていました(のように見えました)。

メジャーリーグがお好きな方はご存知かもしれませんが、しばしばチームメイトとの不仲が伝えられるほど、もともと彼は他人に対してあまり友好的、協力的ではありません(不思議なことにジャイアンツ時代の新庄にだけは唯一やさしく接していたそうですが)。

そしてそのインタビュー中、長嶋氏の現役当時のバッティングの映像を見て(見せられて)、「引っ張ってばっかりだなぁ」とか「これで本当にホームラン打てたの?」などと長嶋を神と崇める日本のマスコミが聞いたら怒り狂うであろうニュアンスのことを言ったそうです。

にも関わらず、そのときの通訳の方はそれをそれぞれ、「豪快なバッティングですね」、「シュアに打ち分けるテクニックもあったんですね」と、その場の空気を乱さぬよう、とても好意的に長嶋氏には伝えていたんです。

通訳を通してそれを聞く長嶋氏は、当然いいことを言われていると思っているので、物凄くいいご機嫌なわけです。それがまた滑稽(こっけい)で、僕は友人の解説を聞きながら大笑いしていました。

そのときハッとしたんです。もしかしたら自分も同じなのではないか、たまたま英語ができる人間に教えてもらったからその滑稽さがわかったけれど、いつもは画面で満足そうにしている長嶋氏と同様、加工された情報を本物だと思って受け取って満足しているのではないか。

次回に続きます。

皆様のその何気ない一票が、もっとがんばろうという気力を与えてくれます。ありがとうございます。
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.14 2007 受験英語を実戦英語に comment13 trackback1

comment

かいちゃん
今回のお題は深刻な問題を提起していると思います。

packaging という考え方があります。これは、マスコミなどがある情報を視聴者に提供すると同時に、その情報に対する評論家や一般人の意見をメディアを通して流すものです。そうすると、それらの情報を受ける視聴者は自分で考えることなく、すんなりとマスコミが組み込んだ意見をあたかも自分の意見のように取り入れてしまうのです。

ところが、日本で流される報道や識者の意見は、日本人受けするような観点から編集されたもので、それが世界の報道と意見がかけ離れていることが非常に多いです。タイムなどを読んでいると、とりわけアメリカ人と日本人の考え方の違いの大きさには驚きます。以前、当方のブログ記事「徘徊する怪物」でも書いたことがありますが、日本人とアメリカ人では民主主義や平和といった基本となる概念さえ180度違う捕らえ方をしています。

アメリカ人の考え方がつねに正しいとは言いませんが、日本のマスコミが流すpackagingされた報道のみを受け取るのも危険であると思います。英語ができるようになると、日本のマスコミ以外の情報媒体にも接することができ、結果として本当の自分自身の意見を持つことができるのではないでしょうか。

すみません。今回はちょっと英語ブログとはかけ離れた政治的なコメントになってしまいました。
2007.05.15 07:39
ママコ
本当にそうかもしれないですね。たまに英語を話されている方の表情とかをみると、テロップに出る日本語は本当にあっているの?というときがあったり・・・。これからは自分の耳で聞き自分の考えで相手の真意を理解することができるように、そのために今もっと頑張らなくちゃいけないなぁと思いました。
2007.05.15 09:13
Mojo
記事を拝見しながら、"Lost in Translation" を思い出してました。よその国の方から見たら私たちはきっと、あの映画の中の日本人や、そのときの長嶋さんのように映ってるんでしょうね。

かいちゃんさんは、アメリカとの比較をしていらっしゃいますが、BBCニュースを見た後に日本のニュースを見ても、やはり同じような気持ちになります。一種の危機感さえ覚えます。
本筋としては全く異なる情報というわけではなくとも、例えば、「花畑」と「お花畑」では受ける印象が違うように、どのような言葉を選択し、伝えるかによって、全然話は違ってきますよね。
また、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、スペインなど各国メディアがトップニュースとして取り上げているのに、日本では新聞の小さな記事にしかなっていないニュースもあります。
海外メディアが必ず正しいとは言いませんが、

>加工された情報を本物だと思って受け取って

しまわないようにするには、大なり小なり英語は理解できたほうが良いと思いますね。
2007.05.15 10:43
Lily
私も少し前までは通訳を雇えばいいと考えていました。
普段、英語を話す機会なんてほとんどありませんし。

インターネットで情報収集したり、Timeを読んだり、海外情報に触れて視野を広げるのには、実は読めるだけでもかなり有効だと思います。

しかし通訳を雇えばいいというのは危険ですね。
ビジネスの場などで通訳を雇うとしても、相手がどのような内容を話しているかはわかるようにしたいです。
2007.05.15 21:54
ユパユパ
 
 突然のコメントですが、あなたの英語力を収入源にしてみては如何でしょうか?
まだ日本では日本語の正式サイトがなく、日本人登録者はこれから徐々に増えるとされいる。
AGLOCO(アグロコ)』というものをご存知でしょうか?

専用ツールバーをインストールして、インターネットをしているだけで、その時間分の利益を分配してくれます。
 これはテレビのスポンサーと同じ感じなので、登録・使用に費用は掛かりません。

私も英語は苦手で最初はあまり乗り気ではありませんでしたが、英語に抵抗の無い方はこれは逆にチャンスになると思います。

アグロコでは、紹介制度がありますので(5ダウンまで)、あなたの利益となります。

私もそうですが、英語が得意な方に紹介されるのと、翻訳サイトに頼って紹介しているのでは、英語が得意な方から登録して、わからないことは教えてもらいたいです。

海外ではとっても有名ですので、お友達に聞いてみても良いかも知れませんね。。

興味がありましたら、詳細のリンクを見てください。


http://yahooauctioncheaper.10.dtiblog.com/blog-entry-10.html#comment

(和訳が間違っていたらスイマセン)

最後に応援クリックしておきました。
2007.05.16 00:20
feel
初めまして。
少し前まで、英語学習に燃えてましたが、挫折。。。。
今では、スピリチュアルにハマっています。
英語熱復活?の為に、時々訪問させてください。
(応援「ポチッ」押しときました~)
2007.05.16 16:02
英語の虎
かいちゃんさま、コメントありがとうございます。

その情報の編集の基準が「日本人に受ける」という観点だけであるとは限りませんものね。これだけ情報が氾濫する現代では、常に慎重に接することが求められると思います。

少なくとも、情報を受け取るチャンネルが増えれば増えるほど、一つのニュースをより客観的に判断する要素もまた増えるということは確かです。

以前も読ませていただきましたが、久々にかいちゃんさまの文章に触れて新鮮な感動を覚えました。そろそろまた書きたくてうずうずなさっている頃ではないですか?



2007.05.17 02:44
英語の虎
ママコさま、コメントありがとうございます。

確かにそういうことって結構ありますよね。最近では松坂選手がレッドソックスに入ったこともあって、彼をアメリカのマスコミがどう評価しているかの紹介が流れたりしますが、訳が間違っていて意味がわからないものもしばしば見かけます。彼の入団会見でも通訳が不正確で、記者団と松坂選手の意思の疎通がうまくいかなかったとも聞きます。特に自分が好きな分野では、英語がわかるようになると世界が広がりますよね。
2007.05.17 12:51
英語の虎
Mojoさま、コメントありがとうございます。

海外のニュースと比較したとき、同じ情報であっても日本のニュースでの扱い方が違うということはよくありますよね。もちろん全ての情報をまんべんなくありのままに伝えることは不可能ですから、どの情報をどれぐらいの割合でという部分には編集者の意図が不可避的に入ってしまいますが、それ以外の影響力が作用する可能性もあると思います。

またこちらから発信する場合も英語はやはり重要で、どんなことを日本語で言っても、間違った訳をつけられてしまったら伝わらないどころか、滑稽になってしまうだけです。世界からの情報の受信する場合、また発信する場合も英語の担う役割は大きいと思います。
2007.05.17 13:03
英語の虎
Lilyさま、コメントありがとうございます。

読めるだけでもかなり違いますよね。情報の収集だけが目的であれば読んで理解できれば十分だと思います。

だれでも英語の学習に時間をとれるわけではないですし、またビジネスで使えるレベルにまで英語力を高めるにはかなりの時間がかかりますので、通訳を利用するのも合理的な選択かと思います。
2007.05.17 20:29
英語の虎
ユパユパさま、はじめまして。

せっかくのお誘いですが、システムがよくわからないため、遠慮させていただきます。

また応援くださいね。
2007.05.17 21:42
英語の虎
feelさま、はじめまして。コメントありがとうございます。

このブログが英語熱復活のお役に立てればうれしいです。「英語の勝ち組に入るために」をぜひご覧ください。

これからもよろしくお願いいたします。
2007.05.17 21:43
ユパユパ
 コメントの返事ありがとございました。
 英語は苦手ですが、興味はあるので応援させて頂きます。
2007.05.18 20:31

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2007.07.27 07:05 英語学習教習所

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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