英語独学虎の穴  受験と音読 その2

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受験と音読 その2

あしたのためのその112 「前提

昨日もお伝えしたとおり、今日は中高生のみなさんが、普段の英語の勉強に音読をどう取り入れるべきかを書くつもりでいましたが、昨日の記事の中の「カリキュラムに問題がある」という記述に対して強い反論がありましたので、それを書いた僕の考えを述べたいと思います。以前書いたものと重複する部分がありますが、ご了承ください。

このブログをずっと読んで下さっている方はご存知のことと思いますが、僕は英語の勉強を10年ぶりに開始するにあたって英語を上達させることに成功した日本人の本を読み漁りました。その中の一つに長谷川滋利さんが書かれた「メジャーリーグで覚えた僕の英語勉強法」があったのです。

その本の中で彼は、「学生時代とても英語が得意だったのにも関わらず、アメリカ人に言われた‘Where are you staying?’がまったく聞き取れずにショックを受けた」という体験を語っていました。

それを読んで、まさにこれこそ日本で英語教育を受けたほとんど全ての日本人に当てはまる問題点だと思い至ったわけです。字にしたらわかるのに、ネイティブスピーカーにそれを発音されるとまったく聞き取れない。

それは、全ての英文をカタカナで頭にインプットしているためではないでだろうか。つまりカタカナで頭に入れている限り、ネイティブスピーカーに発音された英語と、自分の頭の中に入っている英文との間にギャップがありすぎて、それらが結びつかないのではないだろうか。

そこで英語の勉強を再開した際は、なるべくネイティブスピーカーの発音に近づけてインプットしようと試みたのです。でも本当に大変でした。

そうするためには個々の音を正確に発音できるようになることはもちろん、カタカナ英語にある無駄な母音を排除したり、ストレスのない母音をあいまい化させたり、子音と母音が連結したりすることを学ぶ必要があったのです。内容語と機能語とのスピードの違いやイントネーションの大切さもそうです。

自分で発音を最初に集中的に特訓し、ネイティブスピーカーの発音を真似て音読を重ねることで上記の音読に必要な要素を体で覚えるよう努めました。苦労しましたが、その結果ものすごくリスニングが伸びました。それまで単なる雑音にしか聞こえなかった音のかたまりの正体が正確にとらえられるようになったのです。

これらのことを最初から知っていればどれだけリスニングが楽だったか。でも学校では結局最後まできちんと発音を習わずじまいでした。ですから英語を再スタートしたときに全て一から自分で学ぶしかなかった。それで思ったんです。英語学習の最初の段階にこういうことをきちんと学んで、その上であの大量の英文にあたっていたら、どれほど結果が違っていただろうって。

次回に続きます。

いつの間にか、全ての読者の方がここまでの記事をずっと読んでくださっていることを前提に書き続けてしまっていましたが、その日の記事から初めてご覧になる方も多くいらっしゃるんですよね。ですからそれを念頭に置いて、誤解を与えてしまわないように細心の注意を配って書く必要があるんだと悟りました。
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.30 2007 受験英語を実戦英語に comment6 trackback0

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skykrt
こんにちは。

虎さんの意見に賛同します。

学校の授業も「リスニング」と「リーディング」「文法」「コミュニケーション」などに授業をわけてはどうかと思います。

応援していますので、誤解を恐れず頑張ってください。
2007.05.01 15:44
nobuko@ケイティクス
はじめまして。長谷川選手の本私も持っています(*^_^*)本当に虎さんのおっしゃるとおりだと思います。私は国際結婚をして今アメリカに住んでいますが、こっちに住んでいる日本の子供達の英語耳の発達はすごいです!聞くことと話すことがまず生活する為に優先なのでリスニングとスピーキングがまず伸びます。で、学校ではライティングやリーディングを学ぶ感じです。先にリスニングが伸びているため、ライティングは穴が目立ちますが、そんなのすぐにカバーされていまいます。日本もこんな感じで授業が受けられれば、英語が読めるのに話せないなんって現象が起こらないと思うのですが・・・。私も虎さんのこと応援してます!!
2007.05.01 23:13
英語の虎
skykrtさま、こんばんは。

応援いただきましてありがとうございます。大変心強いです。

前回の反論に対し、今回は「どうしてそういう考えに行き当たったのか」を説明すべく僕の考えの原点である体験を書きました。最初から読んでくださったskykrtさまならお分かりのように、過去に一度書いたものです。

常に新しく訪れる方を想定すると、どうしても足踏みをしなければならなくなります。そうするとずっと読んでくださっている方にとっては展開が進まずに、じれてしまわれる結果になると思うんですよね。

このあたりのバランスがとても難しいです。
2007.05.02 01:06
英語の虎
nobukoさま、はじめまして。

アメリカに住んでいらっしゃるんですね。遠いところから応援いただきまして、ありがとうございます。とても嬉しいです。

英語環境の中での英語教育と、日本のように英語に身を浸すことが難しい環境の中でのそれとは並べて論じることはできないとは思うんですが、英語環境にいないからと言って音声面を放棄してしまっていいとは思わないんですよね。

少なくとも発音を学んで、正しいフォームで音読することでリスニングを向上させるための土台作りができると考えています。

こうして応援して頂けることを胸に、その大切さを訴えていければと思っています。

これからもよろしくお願いいたします。
2007.05.02 04:22
はなぶさ
実は私、けっこう長いこと英語学校で講師をしているんです。
まさにおっしゃるようなことが原因で、生徒さんが貴重な時間とお金を費やさなければならなくなった状況を目のあたりにしているわけです。

以前にインプットしてしまった音をゼロに戻して、さらに覚え直す。この二重の苦労は並大抵のものではありません(何しろ、「刷りこみ現象」ってものがありますから)

そのことを何とか伝えたいと、ブログ(今のブログの前身ですけど)まで書いたくらいです……。

今後は、「説得力のある」虎さんの応援にまわりますね!

追伸:長谷川選手の本、私ももちろん読みましたよ♪

2007.05.02 09:13
英語の虎
はなぶささま、コメントありがとうございます。

「刷り込み」ってまさにそうですよね。おっしゃる通り、一度刷り込まれてしまったものをゼロにするのは大変ですし、何よりむなしいですよね。

中・高と英語の勉強をまったくせずに何も頭に入っていない状態の人のほうが、発音を学ぶということに限ってはまだ楽かもしれません。

応援していただけるとのこと、とてもうれしいです。以前のブログのほうも読ませていただきますね。

それにしてもシギーの本、本当に多くの方に読まれているんですねぇ。その割にはそれほど売れているという話を聞きませんが(かく言う僕も立ち読みです)。

2007.05.02 19:27

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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

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