英語独学虎の穴  受験と音読

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)

受験と音読

あしたのためのその111 「もっと声を!

最近、メールを通じて英語の勉強法についての質問を多くいただいています。その中に高校生からのメールもかなり混ざるようになってきました。

ほとんどの方がこのブログで紹介してある方法で英語を勉強しようと思うのだけれど、受験との兼ね合いもあるのでそこまで音読に時間をかけていいものかという不安を口にされます。

結論から言います。ぜひやってください。むしろやらないと、今学んでいることを将来使えるようにはなりませんよ。

もともと僕は受験英語をしっかりやっており、英語は得意科目でした。にも関わらず受験突破後も簡単な会話さえもできるようになりませんでした。大学ではさらに2年英語を勉強したわけですから合計8年です。それでもだめでした。

字にしたら一瞬でわかるような簡単な英文であっても、ひとたびネイティブスピーカーの口から発せられるとまったく太刀打ちできず、またこちらから言いたいことがあっても、うまく口から出て来ないのです。

途中でドロップアウトしたならともかく、しっかりカリキュラムをこなした上でその結果なのですから、カリキュラム自体に問題があるとしか思えません。8年勉強して簡単な会話もできないなんて。その8年間で実際に使うためのトレーニングを全くしていないのですから当たり前と言えば当たり前なんですけど。

以前も書きましたが、そのことに対して怒りを覚え、実際にコミュニケーションの現場で使える英語力を得るための学習法を追求して試行錯誤した結果、シンクロ読みを中心とする音読トレーニングにたどり着いたわけです。

もちろんあの学生時代にやった勉強がまったく無駄だったとは思いません。あれをきちんとこなしたからこそ、10年のブランクの後でも英語の引き出しに知識が残っており、その知識が後に飛躍するための土台となったんだと思います。

ただ、あのままでは実際の会話では使えるようになりません。あのカリキュラムをこなしたほとんどの日本人がそうであるように。

具体的にどうやって勉強していくかはまた次回に。中高生以外の方もぜひお読みください。そして身内に中高生がいらっしゃる方はぜひお伝えください。中高生に音読を広めるキャンペーン中です。賛同してくださる方は応援をお願いいたします。
    ↓        ↓         ↓
人気blogランキングへにほんブログ村 英語ブログへ みんなの英会話奮闘記




.29 2007 受験英語を実戦英語に comment12 trackback0

comment

異議あり
コミュニケーションが出来るの出来ないのというのとは全く別の問題として、音読は英語修得の手法として十分有力です。
その上で書くのですが、実際の経験からして、会話は経験の問題が大きく、多少場数を踏めばすぐに慣れます。その後を考えれば、日本の教育内容(私が受けたのも同じく中学・高校・大学の教養課程だけです)はきちんと学んだならば十分有益であり、機能します。
それを国内の教育現場のみでトレーニングすることの困難さ、コスト、メリット、実戦の必要に迫られない能力を維持する可能性やコストを勘案すると、大きくそれに力を割くことが得策とは言い難いと考えます。
実戦を経ずに使い物になる能力を育成することを目標にしていないからといって、カリキュラムに問題があるとするのはあまりに独善的です。
2007.04.29 09:54
英語の虎
コメントいただきましてありがとうございます。

文中でも言及しているように、僕はあの勉強が役に立ったと思っています。

ただ、音声面を切り離して、知識だけを教えることに問題があるとも思っています。

英語学習の最初の段階で発音などをじっくり教え、それ以降に習う全ての文法事項を音声と結びつける訓練をすれば、より実践的な英語力が身につくのではないでしょうか。少なくとも、聞き取りにこれだけ多くの方が苦労されているという現状は改善できるのではないでしょうか。

その意味でカリキュラムに問題があると書いたわけです。
2007.04.29 12:27
Mojo
横レスで申し訳ないんですけど、会話にはある程度の経験も必要でしょうが、それだけでは限界があるんじゃないでしょうか。学校で学んだ英語もしかりです。でなかったら私は今頃、個人的な学習など必要とせず、ペラペラになっていたはずです。

ただこれは、各学校の方針や先生の教え方にもよるのかもしれません。
私が受けた英語教育は、「abandon=捨てる」のような紋切り型の単語暗記と、文法用語をひたすら頭に叩き込むだけのものでした。“だけ”といっても時間は要します。全く何の役にも立たなかったということはありませんが、無駄な部分も多かったと思います。

しかし、高校3年時の英語の先生は、それまでの先生方とは随分異なる教え方をしてくださいました。最も感銘を受けたのは、文法書を3回、声を出して読めと言われたことです。特に3回目は、本に載っている英文は全部覚えるつもりで読むようにと...。
これはいわゆる「音読」で、手本となる音声はないわけですが、自分の考えをカタコトであっても英語で述べられるようになったのは、その頃からでした。また、大学受験時には、英語だけは高得点でした。

人それぞれ勉強の仕方は違いますし、賛否両論あるでしょうが、「音読に時間をかける」のは受験にも役立つと個人的には思います。長々とすみません。
2007.04.29 13:55
philjoy
11歳以上の日本人が、日本語を使って考えるときは、「漢字」という視覚映像を使わなければ、抽象度の高い思考は困難になります。しかし、西欧語では、多種、複雑な、聴覚映像(音)の駆使が必要となります。この意味でも、早期からの、よい発音での音読は、いくら、強調してもしすぎることはありません。
2007.04.30 02:00
かいちゃん
私が学生だった60年代の後半から70年代の前半は、テープレコーダーもオープンリールの時代で、生の英語を聞くということが非常に困難な時代でした。また戦中に育ってきた英語の先生たち自身、本当の英語の発音を知らなかったので、生徒たちに英語の音声を教えることができませんでした。したがって必然的に英語教育は「読む」ことと「文法」に力点を置かざるを得ませんでした。私は学生時代英語は得意科目でしたが、セサミストーリーのような簡単な英会話すら聞き取れませんでした。

そのような英語のカリキュラムであっても、当時はそれでよかったのだと思います。

その頃は周りを見回してもネイティブはほとんど見当たらず、いるのはディスクジョッキーのロイ・ジェームス、耳の動かせる変な外人のイーエッチ・エリック、なぜか関西弁のイーデス・ハンソンくらいしかいませんでした。道端で外人にでも英語で話しかけられたら、まるで宇宙人にでも出会ったような驚きで、どぎまぎしちゃうような時代でした。極端にいうとめったに使うことがない英会話は必要なかったのです。それよりも「読む」ことが必要とされた時代でした。欧米に追いつき追い越せということで、文献や書物を通して海外の知識をどんどん吸収しなければなりませんでした。だから私が受けた英語教育は当時の時代背景から考えて間違っていたとは思いません。

ただし時代は変わりました。今は「読む・書く」ことから「聞く・話す」ことが必要になりました。もし今の学校教育が私の学生時代と同じであれば、それは時代の変遷に対応していません。特に音声面でのカリキュラムが組まれていないのであれば、問題があると言わざるを得ません。時代は「聞く・話す」英語のできる人を求めているのですから。
2007.04.30 07:09
英語の虎
Mojoさま

熱いメッセージをありがとうございます。

僕が受けてきた授業もMojoさまが受けてこられてきたのと同じようなスタイルでした。何をもってベストのカリキュラムとするかは難しいですが、改善し続けることは必要ですよね。

「声に出して文法書を読む」って大切なことだと思います。それをできれば発音を学んでネイティブスピーカーが発音するようにすれば頭にも残りやすいし、将来も使えるしで一石二鳥じゃないでしょうか。

せっかくたくさんのことを覚えるんだから、それを使える形で頭に入れるべきなんじゃないかっていうのが、僕が言おうとしていることなんです。

コメントを頂いて凄く勇気づけられました。批判もあるでしょうが、ここは大切だと思っていますので書き続けるつもりです。
2007.04.30 08:19
英語の虎
philjoyさま、コメントありがとうございます。

なるほど、日本語の「視覚映像」と西欧語の「聴覚映像(音)」という対比はとてもわかりやすいです。

そして複雑な聴覚映像を正確に捉えられるようになるためには、発音をきっちり学ぶ必要があるんですよね。

早期からのよい発音での「音読」の必要性、まったく同感です。ここがあまりにも蔑ろにされているんですよね。philjoyさまと同様、この「音読」の大切さ、その有効性を出来るだけ多くの方に広めていきたいと思っています。

これからもよろしくお願いいたします。

2007.04.30 09:38
英語の虎
かいちゃんさま、コメントありがとうございます。

僕はかいちゃんさまよりもだいぶ後輩ですが、それでもしっかり発音を習ったことはありません。最初の英語の授業で一通りさらっと撫でただけでした。僕が知っている現役の高校生のほとんども同じだそうです。

最初に集中的にかつ徹底的に発音を教えるというプロセスを加えるだけで、現行の文法中心のカリキュラムとも十分に共存させることができると思っています。音読に時間を割けないのであれば、正しい音読の方法を教えて、自学の時間をそれに費やすように指導すればいいのです。

もちろん生徒が音読を上達させられるよう教師が適宜チェックしてアドバイスをすることは不可欠です。またそれができるだけの力量のある教師も求められます。

若い人たちに僕と同じような失敗をしてほしくなくて書いています。これが多くの人に伝わればいいのですが。



2007.04.30 10:33
TOEIC対策@TOEIC勉強法対策&攻略講座!
みなさん、こんにちわ。熱い議論を交わされえてますね。私も少しだけ意見を言わせてください。

結論から先に言いますと、私も受験英語であっても音読は有効だと思います。シャドーイングなどを用いたりするなど、正確な音読をしていけば、英語のリズム感覚を掴めると思うからです。

そのリズム感覚はリスニングだけじゃなく、リーディングでも意味の塊(チャンク)ごとに読み進めるようになるので、速読にも繋がってくると思うんです。

ただ、受験英語の文法だけは別で勉強したほうがいいかもしれません。受験者間で差を作るためか重箱の隅をつつくような、ネイティブでも知らないような、英文法が出てくるからです。
2007.04.30 15:27
英語の虎
TOEIC対策さま(でよろしいんでしょうか?)、はじめまして。コメントありがとうございます。

音読を重ねることが速読にもつながるというお話、その通りだと思います。本来は今日の記事で書く予定でいました。

文法ももちろん大切ですよね。受験を別にしても大切だと思います。上のかいちゃんさまに対する返事でも書きましたが、文法中心のカリキュラムと音読は共存できると思っています。そのあたりについてはこれから書いていくつもりです。

これからも音読の大切さについて掘り下げていきますので、よろしくお願いいたします。
2007.05.01 00:24
英会話がみるみる上達する方法
はじめまして!人気ブログランキングからやってきましたSHIGEです。

わたしも学校での英語教育のあり方には大いに疑問を持ちます。

わたしがはじめてオーストラリアに来たときには「ビニール袋は必要ですか?」というスーパーの人の言葉さえ理解できませんでした!

最近日本の小学校ではALTという外国人の教師の採用を盛んにしているそうですが、それもコストを抑えるために「ネイティブではない」外国人を雇う学校も増えているとか?

将来は日本人の英語アクセントがたとえばインドなまりになっているかもしれませんね(^^;)


英会話がみるみる上達する方法
http://eikaiwa1.seesaa.net/


2007.05.01 12:21
英語の虎
SHIGEさま、コメントありがとうございます。

店員の客への応対のセリフは、お互いの共通認識があるため、特に速く発音されますよね。

For here or to go?(こちらで召し上がりますか、それともお持ち帰りですか)、 Do you need a bag?(袋はいりますか?) Paper or plastic?(紙袋ですか、それともビニール袋ですか)などは決まり文句ですので、あらかじめそれが言われることを知っておかないと、後ろに人が並んでいるプレッシャーもあって対応できないですよね。

またたとえ聞き取れたとしても plastic bag がビニール袋だという知識がなければ理解できませんし。でもそれよりも‘Where are you staying?’のような、理解できるはずの英文に対応できないのが最大の問題だと思います。

このあたりについてはもうしばらく書いていきますので、またお付き合いください。
2007.05.02 00:43

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://eigonotora.blog84.fc2.com/tb.php/111-2faa52bd

現在「3ヶ月でTOEIC920点までの道のり」を無料でプレゼント中です!

メールアドレス

プロフィール

中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

メールはこちらまで

著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

hyousi.jpg

全記事表示リンク

独学で英語を攻略するために

amazon

Google PageRank

RSSに追加

ブログ検索