英語独学虎の穴  2012年08月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)

上級者になれる人 初級者に留まる人 その2

前回に引き続き、「より良い外国語学習法を求めて」(竹内理著 松柏社)に学ぶ、上級者になれる人の共通点を。

より良い外国語学習法を求めて―外国語学習成功者の研究より良い外国語学習法を求めて―外国語学習成功者の研究
(2003/12)
竹内 理

商品詳細を見る


③リスニングは「深く聞く」

リスニングに対する取り組み方として、初級者に留まっている人が、「さらりと聞き流す」という答えが多かったのに対して、上級者は、特に初期は「深く聞く」「音をよく聞きマネをする」「録音して観察する」など、手本に近づける努力をしたという方が多かったそうです。

ここでご紹介しているシンクロ読みに取り組むこともこれと重なるでしょう。「聞き流し」をしないということが大切だということですね。

そうして聞き取りの力が低い間は、聞くものを絞って、細かいところまで正確に聞き取ろうと努め(「狭く深く」)、力がついてきたら徐々に大意を取りつつ数をこなす(「広く浅く)」にシフトしていく。これが王道だと言えそうです。 


④文法知識を利用して分析しつつ正確さを追究(そういう時期がある)

初級者に留まる人の多くが、「学校の勉強を思い出させるから嫌」だと言うのに対して、上級者ほど文法に対して肯定的な人が多いのだそうです。

文法が苦手という方もいらっしゃるでしょうが、やっぱり英語学習のどこかの時期で、きっちり取り組むことが必要になりそうです。

ちなみに自分のケースでも、成長が頭打ちになっていた時に打開のきっかけとなったのは文法の総復習でした。


⑤具体的な中期目標を設定

大きなゴールに至るまでに、そこに至るまでの道のりをスモールステップに分解し、小さな目標を設定し、それを一つ一つ超えて行くという取り組み方をしている人が上級者に多いのだそうです。

初心者に留まる人は、「ペラペラになりたい」など、目標があいまいで、そこに至るまでの中期目標などもないのだとか。

はっきりとした目標なしで走り出したって、疲れたら走るのをやめてしまいますよね。「まずはあの先の電柱まで」のように、目に見える目標があることで、もう少し頑張ろうという気にもなります。

さらにその小さな目標を達成する度に、達成感を味わうこともできます。それによってそこから先も走るためのエネルギーが補給されると。

そうしてモチベーションを保つ工夫をしている人は英語学習を続けられる、そして続けられる人が上級までたどり着けるということだと思います。


応援のクリックを更新の励みにさせて頂いています。
   ↓  ↓  ↓
英語学習 ランキング
スポンサーサイト
.29 2012 やり直し英語術 comment0 trackback(-)

上級者になれる人 初級者に留まる人

「よりよい外国語学習法を求めて」(竹内理著 松柏社)という本の中で、英語学習者にアンケートに答えてもらい、初級者に留まっている人と上級者のそれぞれのグループに解答に共通することをまとめることで、上達のヒントを明らかにしようという試みがなされています。

より良い外国語学習法を求めて―外国語学習成功者の研究より良い外国語学習法を求めて―外国語学習成功者の研究
(2003/12)
竹内 理

商品詳細を見る


その中の、上級者に共通していることの一部をここでご紹介させていただきます。ぜひご自身の学習状況に重ねてお読みください。


①どの時期にどういうことをやったかということをきちんと伝えられる

成功する人の多くは、そういう訓練を受けているわけでもないのに、学習の過程をしっかり意識しており、それを言葉で説明できるのだそうです。

実際にこの本には、上級者の声が沢山載せられているのですが、「この時期にはこういうトレーニングを積んだ、その際にはこういうことに気をつけた。それはこういう理由からだ」のように、どれもかなり詳しく述べられています。

普段から自分の歩みを客観的な目で観察しているからこそ、こういうことができるわけですよね。

さらに場当たり的に気が向いたことに手をつけるのではなく、自分なりに「どうやったら使えるようになるか」ということを考えながら勉強を進めているということも言えるでしょう。

手前味噌ですが、自分の場合も最初から「いつか人に伝える」ことを目的に英語を始めたため、効率良く「使える」ところにたどり着くために何が必要かを必死で考えましたし、そのプロセスをじっくり観察してもいました。これが良かったのかも知れません。

たとえそういう目的がなくとも、後に続く人にアドバイスを送れるぐらい、自分の歩みをきちんと把握しておくというのは結構大切だと言えそうです。いつか成功したら本を出版するぐらいの心づもりで。


②伸びる時期と伸びない時期があるというように、上達の道筋が直線的ではないということをわかっている。

努力が結果としてなかなか見えなくても、そこで諦めずにコツコツと努力を積むことができる。つまりそんなにあっさりうまくいくものではないという認識があるわけですね。

実際、スキルの上達というのは、費やした時間に比例して伸びていくわけではなく、ずっと平行線が続いて、ある時期にぐんと伸びるというような成長曲線を描くことが多いです。

その上達が感じられない段階をプラトー(高原)状態と言って、ここが一番挫折する人が多く出るところですが、最初からそういう時期があることをきちんとわきまえており、そこで投げ出さずに続けることができる人が成功を手にできるということですね。


応援のクリックを更新の励みにさせて頂いています。
   ↓  ↓  ↓
英語学習 ランキング
.26 2012 やり直し英語術 comment0 trackback(-)

音読トレーニング動画セミナー

音読トレーニングの詳しい進め方をお伝えした動画を作成しました。

ぜひこれに沿って進めてみてください。時間は35分ほどです。作業にかかる時間を入れると50分は超えると思いますので、1時間程度の時間を確保した上で見てください。

※画面上にカーソルを合わせると、一時停止などの操作ができます。画面から外にカーソルを出すと、操作画面など余計なものなしに見ることができます。





練習しやすいように、専用のファイルもご用意しましたので、音読の練習にはこちらを利用ください。動画の中で言い忘れた大切なことも言っていますのでぜひ。

ダウンロードはこちらから → 練習用スクリプト

ターゲットが難敵ですので、課題文に重ねて音読(シンクロ読み)するのはかなり難しいですが、この動画でお伝えしているポイントをしっかり頭に入れて、一文一文取り組めば、いつかきっとできるはずです。

大人になって、今はやらなくてよくなった「夏休みの宿題」が帰ってきたと思って、気合を入れて取り組んでください。


役に立ったという方はクリックで教えてください。その一票が力になります
(今デッドヒートの最中です)。

それとfacebookから来たという方、お手数をおかけしますが、一人でも多くの方に見て
いただきたいので、大人のやり直し英語部で「いいね!」もお願いします。
   ↓  ↓  ↓
英語学習 ランキング
.12 2012 やり直し英語術 comment1 trackback(-)

取り組み方の違いがもたらすもの

あともう一回だけ水泳の話を。

プールに通い始めたのが4月ぐらいだったんですが、同じ時期に、やはり僕と同様100泳いでゼエゼエという人がいました。二人で並ぼうものならもう競い合うようにして泳ぐのですが、結局どちらも勇ましいのは100までで、後から来たゆっくり泳いでいる人に抜かれるという繰り返し。

しばらく見なかったのですが、この前久しぶりに同じ時間に入ったのを見たら、やっぱり今も変わらず100で止まっていました。

それを見て、「あぁ俺もそうだったよな」と思い出しました。一度自転車に乗れるようになると、乗れずに苦労していた時の感覚を忘れますよね。あれと同じです。なんで100が限界だと思っていたんだろうって。


もちろん目指すところはそれぞれで、長く泳げるほうが偉いわけでもないですし、その人は時々来て100メートルダッシュするのを目的にしているのかも知れません。 

でも同じ「3ヶ月」という時間を過ごしても、どう取り組むかによって得られるものは大きく違うと思うんですね。


お話したように、自分は集中的に通うことでその壁を超えて今は50分間休むことなく泳げるようになりました。週3で通ってそれぐらい泳ぐと、当然体型も変わってきます。 

そうやって変化が目で見えるようになることで、「自分がやってきたことが報われた」という気持ちになって、さらに継続へのモチベーションが高まるわけです。

それによってもっと高いところを目指してやろうと考えるようにもなります。


これが取り組みの頻度が少なかったり、熱を入れていなければ、上達のカーブは当然ゆるやかになります。前にも書きましたが、スキルを身につける過程というのは下りのエスカレーターを逆に登っているようなものですから、そうなるといつまで経っても上達が目に見えない場合も。 

そうすると、「こんなに続けてるのに、やっぱりだめなのか」と諦めてしまうかも知れません。

取り組み方一つで、これほど大きな違いが生まれる可能性があるわけです。


考えてみると子供の頃は、コーチに言われたことをただやるだけでした。実際行くのが嫌で嫌でしょうがなかった。

でも今は主導権は自分にあって全てを自分で決めるわけです。
 
「50分間休みなく泳ぎ続ける」という目標を立て、そのために必要なことを考える。スタミナ、筋力、心肺能力を鍛えなくちゃいけないでしょうし、脱力したフォームを手に入れる必要もある。そしてそれらを得るためにあれこれと試行錯誤する。

こうやって主体的に取り組めるのが、大人になってからスキルを身につけることの良さじゃないかと。もちろんその結果の責任も全て自分で負う必要ありますけどね。
 
一つ間違いなく言えるのは、今のほうが、子供の頃無理やり通わされていた時よりも遥かに楽しいし、そして吸収力は遥かに高かったであろうあの頃よりも、もっと高いところまで行けるんじゃないかという気がしています。


そしてここまでお伝えしてきたことはほとんど全て、英語学習にも当てはまると思います。スキルを身につける道のりというのは、英語も水泳も変わらないなと。


Facebookページ大人のやり直し英語部で活動中です。よかったらご参加ください。


いつも勉強する方に届く言葉はないだろうかと考えながら時間をかけて書いています。
少しでも響いたという方はクリックで教えてください。
   ↓  ↓  ↓
英語学習 ランキング
.07 2012 やり直し英語術 comment0 trackback(-)

地味な楽しさ

最近読んでいて耳の痛い話題が続いていると思います。苦しさを我慢しろとか限界を超えろとか努力とか。とかく敬遠されがちなワードのオンパレードで。

でもどんなに言葉をいじってオブラートに包もうとも、そこから目を逸らしちゃいけないと思うのです。努力はもう絶対必要ですから。

英語は確かに楽しいものです。

でもその楽しさって、例えばテレビやゲームなんかの楽しさと違って、スイッチつければすぐに味わえるような、インスタントな楽しさじゃないんです。そうじゃなくて、時間をかけて自分の力で勝ち取る楽しさだと思うんですよ。
 

インスタントなものを期待していると、全然そうじゃなくてがっかりしてしまうでしょう。あれ、なんか期待してたのと違う、あんまり楽しくないぞって。

長いこと努力することから遠ざかっていれば、そりゃどうしたって最初は苦しい。この覚悟ができていない人は結構多いんじゃないかと思うんですね。

だから覚悟してほしいんですよ。 


なんでも初心者ゾーンはつまらないものですが、英語の場合は特につまんないです。そして他の習い事と比べてとてつもなく長いんです。これこそが英語で挫折する人がこれほど多いことの理由じゃないかと思います。

だって楽しそうなことは沢山目に映るわけですよ。映画やドラマを字幕なしで見たら楽しいだろうなとか、外国の人と自由に意思の疎通ができたら楽しいだろうなとか。

そうやって華やかな楽しそうなことは沢山見えるのに、その楽しさは一向に味わえない。それどころかかなり長いお預けをくらうことになります。

そして実際に味わえる喜びは、それじゃありません。その見えている華やかな楽しさを味わえるのは、もっともっともっと後(特に字幕なしでなんて数年かかっても難しい)。


だからその前に日々の英語学習そのものの中に、「地味な楽しさ」を見つける必要があるのです。こういう工夫をしたら音読がうまくできたとか、昨日覚えた単語がかなり定着していたとか。

そりゃ映画を字幕なしで〜などの華やかさに比べたら物足りなく映るでしょう。マラソンなんかと同じで、傍から見ていたらわからない種類の楽しさです。

でもその地味な楽しさを見つけられなければ続けられません。続けられなければもっと先の楽しさなんて夢のまま終わります。


そして勉強の中に喜びを見つけるためには、最初に我慢が必要なのです。特にその習慣がない人にとっては。

だからどうか我慢して、楽しさまでたどり着いてほしい。真剣に取り組んで、苦しさを感じてもそこで逃げ出さないで、そうして初めて楽しみは得られます。

ただそうして得られる喜びは、スイッチ1つでインスタントに味わえる楽しさよりも、遥かに深いものであることは保証します。


Facebookページ大人のやり直し英語部で活動中です。よかったらご参加ください。


いつも勉強する方に届く言葉はないだろうかと考えながら時間をかけて書いています。
少しでも響いたという方はクリックで教えてください。
   ↓  ↓  ↓
英語学習 ランキング
.01 2012 やり直し英語術 comment0 trackback(-)
 HOME 

現在「3ヶ月でTOEIC920点までの道のり」を無料でプレゼント中です!

メールアドレス

プロフィール

中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

メールはこちらまで

著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

hyousi.jpg

全記事表示リンク

独学で英語を攻略するために

amazon

Google PageRank

RSSに追加

ブログ検索