英語独学虎の穴  2012年04月

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一粒で二度おいしい

知識を薄く重ねていくとはどういうことか。

去年単語に取り組んだ際に毎日記録をつけていました。具体的な数字をみることで、イメージがつかみやすくなるんじゃないかと思いますので、実際にかかった時間を書いておきます。

もし単語の勉強をする機会がありましたら、ぜひ参考になさってください(あくまでも自分はこう進めたということです)。


使用した教材:英検PASS単熟語1級(単語編のみ)157ページ、単語の数は全部で2227個

2週間で終わらすつもりでしたから、1日11ページずつ進めることに。1ページあたりの単語数は約14個ですので、1日に154個覚える計算になります。

(ただし実際は後半に行くほど難しいものが増えるため、予定よりも時間がかかってしまいました。)


やり方としては見開き1ページ(約28個)の単語を見ながら意味が出るか確認し、わからなかったものについては覚える→見開き1ページの確認が終わったら、ページの最初の単語に戻ってもう一度見ていく→この段階で意味がぱっと出ないものに印をつける。このやり方で1日のノルマ分(11ページ)進めます。

さらにPASS単熟語の場合は、掲載された単語を使った短文集がついていますので、この後、その日進めた分の短文を見ながら意味を取る、というやり方。

ですからここまでの1セットで、同じ単語を最低でも3回は見ることになります。単語の勉強だけで1時間ちょいかかりました。


で、かかった日数は

1周目は17日
2周目は8日
3周目は4日
4周目は3日

と、回数を重ねるほど、スピードアップできているのがわかりますよね。3周目までは倍々のペースで伸びています。もちろんその分、1日に進むページ数も増えます。


最初は1ページ終えるのにうんうんうなりながらやっていたのに、4周目ぐらいになると、知っているものが増えてスイスイ進むようになります。

これが自分のパワーアップを感じる瞬間です。英語ではこういう上達の実感を得ることが本当に難しいので、これは貴重だと思います。

リスニングなどではここまでわかりやすく上達できませんからね。「本当にこれが力になっているんだろうか」と不安を抱えながらも続けなくてはなりません。

その点、単語に関しては、捧げただけのものがそのまま自分にもたらされます。そういう意味ではこれほど投資効率のいい「種目」はないでしょう。

さらに前にも言いましたが、知っている単語が増えることで、読んだり聞いたりする時に「わかる」ものが増えるという喜びにも触れられる。一粒で二度おいしいとはこのことです。


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4位に上がれたのは一瞬のことでしたが、なんとかベスト5をキープしたいので、
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.28 2012 やり直し英語術 comment0 trackback(-)

薄く重ねる

昨年、ブログの読者と3ヶ月間一緒に集中して勉強を進めるという企画を行いました。

その際に昔英検の時に使用した「PASS単熟語」という本を使って、かつて覚えた単語の総復習をすることに。

以前の勉強の時(5年前)に、その本の単語をインプットで使えるところまでは持っていけましたが、それをアウトプットで使えるところまで持っていってやろうという目論見があったのです。

実際にはアウトプットレベルどころか、「なんとなく」レベルに退化してしまっているものがかなりあってショックを受けましたが。


久々に単語の勉強をしたことでいくつかの気づきがありましたので、ここでそれをシェアしたいと思います。

単語の場合、「えーと、これ知ってるな。なんだっけ?」と考えてようやく思い出せるレベルの知識では、特に会話では使えません。リスニングではそうやって考えている間に通り過ぎていってしまいますからね。

「使える知識」にするためには、見た瞬間、あるいは聞いた瞬間に意味が浮かぶレベルにまで持っていく必要があります。

ではそのためにどうするかというと、結局は繰り返ししかないんですよね。

単語集なら同じものを最低3周。最低でです。そこからどれだけ繰り返せるかで「一瞬で意味が浮かぶ」、すなわち「使える」ものの数が増えていきます。


そして繰り返すためには、進めるスピードが大切になります。

じっくり一つずつ丁寧に覚えていくというアプローチだと時間がかかり過ぎてしまって、2周目に入った時にまたゼロから覚え直すことになりかねません。そうなると負担が大きいままですよね。

ですからまずはなるべく早く1周してしまうのがコツです。

できれば2週間程度、長くても1ヶ月ぐらいで1周を。そのためにも、最初にページ数を数えて、それを終えるべき日数で割って1日のノルマを出す。

何周もすることで、知識を薄く重ねていくイメージです。


結局その時は、3ヶ月で「PASS単熟語」をなんと12周しました。ここまでやれたのも、「毎日の勉強内容をお互いに報告しあう」という環境に支えられた部分が大きいですが。

もちろん同じものを繰り返していると、その掲載されている順番で覚えてしまうなどの弊害もあるので、逆から見ていくとか、苦手なものだけを書き出しておいて確認するなどの工夫は必要になりますけどね。

一冊を繰り返すことで知識を深める。その大切さはわかっていても、実践する人は少ないように思います。

自分の感覚から言うと、4周目からどんどん負荷が下がって楽になっていきます。1周にかかる時間もどんどん短縮していけます。この「楽になる」境地をぜひ味わってください。


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なんと僅差ながら4位に上がることができました。
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.20 2012 やり直し英語術 comment0 trackback(-)

アウトプットで使える単語

単語について引き続き

インプット(読んだり聞いたり)で使える単語と、アウトプット(書いたり話したり)で使える単語とは違いますよね。

インプットの場合は、「なんとなくこんな感じかな」ぐらいでもなんとか使えます。本当にわからないものはプラスのイメージか、マイナスのイメージかそれぐらいアバウトなものでもどうにかなる場合さえあります。

でもアウトプットではそうはいきませんよね。意味はもちろん、使い方もわかっているものでなくては自信を持って使えません。特に会話の場面ではそういう自信のないものは避けるでしょうから、使えるものはどんどん限定されていきます。

また、前にもお話しましたが、たとえばgratitude(感謝)という単語だけを知っていたって、インプットならそれでいいですが、アウトプットでは使いようがありません。感謝を「示す」とか「伝える」という動詞も一緒に覚えて初めて使えるようになるわけですよね。

ですからどんな人の場合でもアウトプットで使えるものは、インプットで使えるものと比較して(かなり)少なくなるのが普通です。


自分のケースでは最初にTOEICで900を超えてから2年半近くまったく話せるようになりませんでしたが、その大きな理由の一つとして、アウトプットで使える語彙が極端に少なかったことが挙げられます。

語彙を固めることなくインプットのトレーニングをずっと続けてきてしまっていたので、「なんとなくこんな感じかな?」ぐらいの浅い知識の単語ばかりが増えてしまっており、いざアウトプットをと思った時に使えるものがほとんどなかったのです。


こういう状況を避けるには、普段からなるべくアウトプットで使える語彙を増やすよう意識することが必要です。

そのためには、単語を覚える際、「自分ならどういう文で使うかな」と考えること。実際に文を作るとなおいいです。アルクのオンライン辞書「英辞郎 on the WEB」で使い方を調べて。それによって知識が「深まる」わけです。

同じ勉強するにしてもこういうことを心がけるかどうかで、もたらされるものがずいぶん変わってくると思います。

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また5位に入ることができました!ありがとうございます。
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.14 2012 やり直し英語術 comment0 trackback(-)

単語で世界は変わる

今日はボキャブラリーについて。

自分のケースでは日々の読書やリスニングで出会ったものの中で気になったものを覚えるというやり方でずーっと過ごしていました。

それは単に「単語の暗記」という作業が、いかにもお勉強という感じで嫌だったからです。先人の中にも、このやり方で十分とおっしゃる方もいらっしゃいましたし。


でも実際にそうやってみて、やっぱりこのやり方では限界があることに気づきました。

後に英検一級を受ける段になって、それまでの怠けがたたって大量の単語を一気に覚えるはめになりました。

すでに知っているつもりのものでも、実はしっかりとはわかっていなかったものが多く、基本的なものから覚え直さなくちゃならなくなり、もの凄く大変だったことを覚えています。


でも泣きながらそれをこなしたことによって、世界ががらっと変わりました。

だっていちいち推測をしなくちゃならない単語が減ることで、読むスピードは上がるし、もちろん理解の正確さだって格段に向上します。スピードが上がれば、英語を読むことの苦痛も減り、快適さも増しますしね。

それによってどれだけ楽しみが増えたか。こんなことなら、もっと早くやっておけばよかったと思いましたよ。


集中的に単語を覚えることは、言ってみたらドーピングのようなものです。必要な労力と比較して、もたらされるものが大きい。上達の実感がつかみにくい英語学習の中では珍しいと言えるほど。

ボキャブラリーが少ないと、それだけで楽しめるものがかなり限定されてしまいますよね。ここでドラマや映画を教材に使う方法をお伝えしていますが、知っている単語が少ないと、これもできないでしょう。

前にもお話しましたが、会話で使われる単語は、基本的な2000語が中心となるといいますので、ドラマや映画を字幕で見てみて、それでもでわからないものだらけだという場合は、知っている単語が少な過ぎると言えると思います。そういう方はこの機会に一気に単語を仕入れたほうがいいです。

まずは単語を入れて、勝負はそれからです。


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.07 2012 やり直し英語術 comment0 trackback(-)

決まり文句

映画・ドラマを使うメリットについてもう少し。

映画やドラマを見ることで、しかも同じエピソードを繰り返し見ることで、知らなかった単語や表現も沢山覚えることになるでしょう。

さらにストーリーの中で使われているものですから、頭にも残りやすいということも言えます。単語は文脈から切り離された形で覚えても記憶の定着が悪いのだそうです。


また、それぞれのセリフを「どういう場面で」「どういう口調で」言うのかということまでわかるのも、大きなメリットの一つです。

話し言葉というのは、単に書き言葉を口にしているわけじゃなくて、実は会話のセリフの7割は「決まり文句」で構成されているのだそうです。

例えばドラマなどで本当によく耳にする表現として、"What am I supposed to do?"(僕はいったいどうしたらいいの?)というものがありますが、これなんかもいちいちその場で組み立ててるわけじゃなくて、こういう場面ではこう言うというのがもう決まっているわけです。

全てのセリフを一から組み立てるのではなく、こうやって全部が出来上がったもの、あるいはイディオムのように一部が組み立てられているものを組み合わせてセリフを構成する。その割合がなんと7割。


じゃあこういう「決まり文句」をどうやって仕入れるかというと、日本での勉強では難しいと思うんですよ。たとえ外国人と会話する機会があったとしても、なかなかそれだとは気づけないでしょう。

そこでドラマや映画を利用するのです。いくつもの映画やドラマで同じセリフを耳にすることで、「これよく使われるな」ということがわかる。

そのセリフを音読をするともっといいです。もちろんその人物になりきって、あたかも自分がその場面で言っているように、気持ちを込めて。口調も真似します。

こういう決まり文句をたくさん覚えたら、もちろん会話でも使えますし、聞き取りでも助けられることになりますよね。

あぁ、今日書いたことは何人の方に届いただろう。

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うーん、逆転どころか差を広げられてしまいました。もうだめなんでしょうか。
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プロフィール

中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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