英語独学虎の穴  2011年05月

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幸せの青い鳥

ここに至るまでにまた大きな遠回りをしてしまった。

だってオーストラリアに行ったあの頃だって、時間さえかければ英語を組み立てることはできていたのだから。本当はあそこでヒントをつかんでいたのだ。起きている間中、自分が言いたいことを前もって英語にしておくという作業をすることで、英語で夢まで見たほどだった。

だけどうんうんうなりながら時間をかけてひねり出すことと、流暢にスラスラ話すことの間には大きな断絶があると思って、そこを越えるための魔法があるんじゃないかと、ここまで色々試してきたのだった。青い鳥はすぐそばにいたことに気づかず、二年以上の歳月をかけて。チルチルミチルも真っ青の遠回りを。

でも結局そんな魔法や裏技はなくて、そうやってうんうん言いながらひねりだすことを沢山やって、少しずつそのスピードを上げるしかないんだということだ。つまりオーストラリアに滞在していたときにやっていたようなことを大量にやっていく、そして少しずつそのスピードを上げていく。

以前お「ハードワークの必要性」の中でお話しした、電線を太くしていく作業を。→過去記事

考えてみたら音読だってなんだって全部そうだった。最初はうんうんいいながら遅々としてして進まず、そのストレスにさいなまれながらも、それでも負けずに量をこなす中で、少しずつ負荷が下がっていって、いつかスムーズさを手に入れていったのだった。だってそれがスキルを身につける唯一の方法なのだから。あれをまたやるだけだ。


どこかでその必要性にはなんとなく気づいていながら、それをやってこなかったのは、リスニングやリーディングでできることとのギャップの問題もあった。

だってそちらはもう結構なレベルのものを楽しめるようになっていたのだから。それなのに相変わらず話すほうはよちよち歩きで、そういう「だめさ」に向き合えない。読んだり聞いたりするほうが遥かにレベルの高いものを楽めるので、どうしてもそっちに行ってしまう。

なんで今更こんな初歩からやらんといかんのやと、話すほうはいっそう放置で、ギャップはさらに広がるという悪循環。

でも誰だってあるスキルを身につけようとするときに、最初のよちよち状態をパスすることはできない。その屈辱にまみれながら地道に続ける。量をこなす。

その地道な作業をやっていこうと、ついにここで観念した。しかも「借文」なんて都合のいいことを考えずに、自分でゼロから組み立てることをやっていこうと。


そこで改めて思ったのは、ここまで「どうしたらスラスラ話せるようになるか」ということばかり考えていたが、では書くほうはどうだろうかということ。そちらもうんうんうなりながらなんとかひねり出すというレベルで、とてもじゃないが「スラスラ」とは行かない。

「スラスラ」話せるようになる前に、まずは「スラスラ」書けるようになることが必要なんじゃないか。


ー続きます。


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.31 2011 アウトプット3 話せるようになるまで編 comment0 trackback(-)

オリジナルの必要性

実際にやってみて難しいと思ったのが、「覚えている文を状況に応じて変化させる」という作業。

まず沢山覚えた基本例文の中から、自分が言いたいことを表すのにどの文をベースにしたらいいのかと選ぶことがそもそも難しかった。さらにこれを一瞬で選んで、それを変化させるなんて。

一番の問題は、自分が言いたいことと、覚えた例文との間にギャップがあり過ぎること。やっぱり複雑なことをと期待してしまうが、なんたって頭に入っていることは「中学レベル」の基本例文ばかりなのだから。

だから手を加えろと言われても、ビフォーとアフターがあまりにも違い過ぎて、何から手をつけていいかわからない。結局思うように言葉が出てこず「あーあー」とうなるだけ。


覚えた英文が基本的過ぎるのが問題なんじゃないだろうか。自分が表現したいことはもっと複雑なことだ、ならばもっと複雑な例文を覚えたほうがいいのではないか。そうすれば、元の文と言いたいことの間のギャップが狭まって、変化させることも楽になるんじゃないか。

そこで昔使った英文700選(駿台文庫)を引っぱり出してきて、例文を覚えることに。

新・基本英文700選 (駿台受験シリーズ)新・基本英文700選 (駿台受験シリーズ)
(2002/01)
鈴木 長十、伊藤 和夫 他

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こちらは1ページ目から 

It is a pity that a man of your ability should remain unknown to the world.
(あなたほどの才能の持ち主が世間に知られずにいるのは惜しいことです。)

なんて出てくるぐらいなんで、難易度は基本例文集とは比較にならない。一文一文の負荷が極端に大きいので頭に入れるのが大変だったが、音読を繰り返して覚えていく。

覚えては忘れ、覚えては忘れの繰り返しで、少しずつ覚えているものの割合を増やしていくという地道な作業。結局二ヶ月ほどぐらいかけて、あらかた頭に入れた(と思う)。

でもやっぱりすらすら話せるようにはならなかった。本当は覚えた上で、それらを変化させる練習をする必要があるのだろうけれど、自分が伝えたいことを表すのに、頭の中のデータベースのどれを引っ張ってきて、加工すればいいのかということがまったくわからない。それは複雑な構文を覚えても一緒だった。


このように、「英借文」のために大量に英文を覚えたけれど、ではそれが自分の中で役立ったかと言われると答えるのが難しい。多くの方がこの例文の暗記の大切さには触れているし、決してムダにはなってはいないと思うけれど。

恐らく気がつかないところでなんらかの役には立っているのだろう(例えばリーディングとか)。積み重ねたことが消えるはずはないから。ただ、残念ながら自分にはこの英文暗記の効果はわからないままだった。


これらの作業を通じてたどりついた結論は、やっぱり人からの借り物じゃなくて、言いたいことを一つ一つ「自分で」組み立てられるようにならなくちゃだめだということ。少なくともその力を育てる努力をしなければ。


ー続きます。

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.24 2011 アウトプット3 話せるようになるまで編 comment1 trackback(-)

「英作文は英借文」

「言いたいこと」は日本語で浮かぶ、これはもうしょうがない。それが口から出る時点では英語になっていけないということなのだから、要するに頭の中で日本語から英語にする作業が、つまりは英作文をすることが必要なのだろう。

ただ英作文なんて、紙があってもけっこうな負荷がかかる作業なのに、それを紙に書かずに頭の中だけでやるというのはそれだけでかなりきつい。さらにスラスラ会話の中で話すことを目指すなら、それほど負荷が高い作業を「物凄いスピードで」行う必要がある。

それにはやはりただの英作文じゃだめだろう。この時点でもなんとか英文は作れたが、うんうんうなりながらようやくひねり出すという感じで時間がかかっていた。これが会話で使える「一瞬」のレベルに短縮できるとはとても思えなかった。何か秘策が必要になるはず。


そこで思い出したのが、学生時代にどこかの予備校の先生が言っていた、「英作文は英借文」という言葉。

英文を作る時に全部自分で0から組み立てようとしてはいけない。それでは時間がかかり過ぎてしまうから。そうではなくて、人が作った英語を元に、状況に応じて単語を入れ替えるなどして対応せよというアドバイス。こうすればいちいち自分で組み立てる手間が省けて、素早く英文を作ることができると。

そしてそのためには「人が作った英文」が大量に頭に入っていることが、つまり大量に基本英文を暗記することが必要となる。

どんな場面にも対応できるだけの基本英文が頭に入っていれば、言いたいことに必要な英文をささっと取り出して、それをちょちょっと変化させて瞬間的に発話することも、いずれ可能になるはず。なるほどぉ、カギはこれか……


このことと関連して、「中学レベルの英文を自由に使いこなせたら、自分の言いたいことはたいてい伝えられる」ということを英語ができる人が言っているのを耳にしたことがあった。

これらを考え合わせると、話せるようにやるべきは、中学レベルの基本例文を頭に入れることだという結論に達した。


早速そのための本を買ってきて、

中学英語で言いたいことが24時間話せる!〈Part1〉―秘訣初公開中学英語で言いたいことが24時間話せる!〈Part1〉―秘訣初公開
(2000/12)
市橋 敬三

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これを一文一文音読しながら、知識系の勉強の基本である「薄く何度も」方式で暗記していく。日本文を見た瞬間にそれに対応する英文が出てくるまで。久々の音読は楽しかった。

ただ、この基本例文の暗記によって、期待していたように瞬間的に英語が出てくるということにはならなかった。

それはなぜかと言えば……

ー続きます。


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.16 2011 アウトプット3 話せるようになるまで編 comment0 trackback(-)

方向転換

それはともかく。

「大量にインプットを重ねればいつか口から英語が溢れ出す」というインプット神話を断ち切ってからも、ずっと「英語が自動的に出てくる」境地への憧れは相変わらず捨てられずにいた。とにかくなんでもアドリブでスラスラ話せるようになりたいと。

そしてそこに達するためには誰かが言っていたように、「英語は英語で考える」ことができないとだめだろうと思っていた。日本語で考えているうちは、いくら話す練習をしたところでその境地に達することはなかろうと。

だから話せるようになりたいと言いながらここまで実際に話すことの練習をせずに、音読やらインプットやら文法などと、それ以外のことに時間を割いていたのだった。

正攻法じゃスラスラ話せるようにはならないだろう、その他のことにこそ「英語を英語で考えられる」ようになるためのカギがあるんじゃないかと。リスニングでいうところのシンクロ読みのような、なにか裏技的なものが(あれはあれで、裏技というよりとっても地道なトレーニングだけれど)。


ただ、探していた魔法のカギは大量のインプットにも文法にも結局なくて、ここまで色々試してきてみて、達人が言うような、「英語を英語で考える」ことはどうやらいきなりは無理なんじゃないかと思うようになった。だってどうしたって日本語で考えてしまうんだから。

「とにかく英語は英語で考えろ」と言われたところで、ではそれまで日本語漬けの生活を送ってきた人間が、具体的にどういう順を踏めばそういうところにたどりつけるかを教えてもらえなければ、それは「心頭滅却すれば火もまた涼し」的な精神論とほとんど変わらない。

だからもう、いきなり「英語は英語で」というのは諦めて、「日本語で生まれた発想」をスムーズに英語にするためにはどうすればいいのかという方向に切り替えることにした。後から考えると、これが大きな転機になったと思う。


ここで「英語を話す」という作業をもう少し細かく見てみると、まずは頭の中で英語を組み立てて(計画)、それを口から出す(発話)ということが必要になる。

この内、後の「口から出す」ところに関しては、散々音読をやってきたので自信があった。ただ問題はその前の「英語を組み立てる」という作業。ここが疎かだったから、結局何も出てこない。

たとえるならば配達システムはきちんと整備されているのに、肝心の製品を作る工場が稼働していないようなもので。あるいは工員が作業していないか。

だから「シャドーイングがスピーキングの役に立つ」という人がよくいるけれど、それは全くのウソとは言わないが、それは主に後半の「口から出す」部分でだけ。シャドーイングに限らず、音読系のトレーニングを積むことでここは確かにスムーズになる。

しかし多くの方にとって恐らく難しいのは、前半の「英語を組み立てる」という部分で、ここが疎かだと僕のケースのように結局は口から何も出てこない。だからこの段階をどう鍛えるか考えなくてはならない。

ー続きます。

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.09 2011 アウトプット3 話せるようになるまで編 comment0 trackback(-)

英語ブログとKindleと

もうちょっとだけリーディングに関連して。

前回は英語の本について書いたけれど、「blog (好きなキーワードを英語で)」でブログを検索するのもいいと思う。もちろん自分が十分に背景知識を持ったものを。これならただで、世界中のものが読める。

例えばAppleの動向とか、Facebookがどうだとか、あるいは最先端のデジタルガジェットのことなど、技術系のことが好きな人はTechCrunchやらMashableを。とにかく毎日更新される情報の量が凄い。

TechCrunchは日本語版もあって、本家の大量の記事の一部が翻訳されているので、そちらの記事を読んでから、それの元記事を英語で読むというのもありかも知れない。

そういう読み方なら、英語を読むハードルはぐんと下がる。他にも同じことができるものをご紹介すると

日常の生活を便利にするためのヒントが満載なのがLifehacker日本語版)。
Gizmodoも面白い(日本語版)。

海外サッカーが好きならGoal.com日本語版)。


自分が好きなものばかりを紹介したので、ジャンルが偏ってしまったが、本当に興味があるもの、読みたいものを読むというのが本来のあり方だと思う。英字新聞だけが読み物じゃない。日本で愛好者がいるものであれば、海外でもそれを好きという人は必ずいるので探してみてください。

こういうものを僕はGoogle Readerで購読している。そうすると新しい記事が更新される度にストックされていくので、わざわざ読みに行く必要もない。ただし、特に技術系のものは更新頻度が半端ではないので、それだけで未読の記事がいっぱいになるので注意が必要。


ある程度英語が読めるという人はぜひKindle(Amazonの電子書籍リーダー)をお勧めしたい。

上で散々英語のブログを紹介しておきながら言うのもはばかれるのだけれど、正直に言うと自分の場合、PCの画面上で英語を読むのがどうも苦手で、というのは読んでいる最中に色んなことが気になってきて、他のものを検索するなどして集中が途切れて最後まで読めないということがしばしばあった。だから英語を読むにはやっぱり紙じゃないとだめだと。

ネット上にどれほどたくさんいい英語の記事が転がっているのを知っていても、宝の持ち腐れというか。どうしても読みたいものは、もうプリントアウトして外に持っていって読むなどしていたほど。

けれど、Kindleを買ってから大げさでなく状況は一変した。そんな集中力のない自分でも、Kindleでなら本当に何時間でも集中して読んでいられる。なにしろ読むことしかできないから。これこそが最大の長所だと思う。


普通の本のように配達を待つことなく、本当に一瞬で購入してその場で読めるし(電子書籍だから当たり前だが)、また、わからない単語は内蔵の辞書ですぐに調べることができるので、ストレスもない。あともう一つ面白いのが、参考になったところに線を引くことができるのだけれど、他の人がどこで引いたかなんてこともわかる。

(ただしAmazon.co.jpじゃなくAmazon.comでしか購入できないので、新しくアカウントを作らなくてはいけないのが難点はあるが。また海外への注文ということも心配だったけれど、アメリカからの発送で、注文してから3日ほどで家に届いてしまった。)

一番のお勧めは、このKindleと上でお話した英語のブログの組み合わせ。

気になったブログの記事をまとめてKindleに送っておいて、後でじっくり読むというやり方。これ最強。PCと違って集中できるし(しかも辞書あり)、移動中などの細切れの時間を最大限に活用することができる。もちろんプリントアウトの手間もいらない。

何よりわざわざ分厚い英語の本を買うのと比べると本当に手軽に英語に触れられる。これによって一気に読書量が増えた。自分がリーディングに苦労していた頃に発売されていたら、どれほど楽だったかと思う(今でも十分楽しいけれど)。


こういう手段を使えば、無料で、もう無限に英語を読むことができます。前にも書きましたが、「読む」ことは英語力の礎になることなので、ここに書いたことを参考に色々と試してみてください。

ー続きます。

もう放置プレイはごめんです。
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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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