英語独学虎の穴  2010年05月

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ディクテーション卒業


色々教材を変えながら音読トレーニングを半年間続け、
11月になりました。

ここらでさすがにちょっとやり方を変えようかと
トレーニングメニューの事業仕分けですね。

仕分けのターゲットとなったのは
最も時間のかかるディクテーションでした。

勉強を再開して以来、もうここまで丸々10ヶ月間、
旅行期間中を除けばほぼ毎日ディクテーションを続け、
何万文字書いたかわからないぐらいほど

ディクテーションは時間の無駄と言う人がいますけど
音の正体を見抜く力はずいぶんつきました。

自分の場合は特に、「本物の英語の音」を
無視した教育を受けてきたこともあり、

文字に対する対応力と比べると
音に対するそれが極端に弱い(というかゼロ)
という弱点を持っていましたが

ディクテーションはその「苦手な音」を、
「得意な文字」に結び付ける作業だと言えます。

特によかったのは音の変化のパターンに
ついていけるようになったこと

「こう聞こえたとき、その正体はこれだ」
と判断できるだけの材料が 
頭の中に十分ストックされたため

最初はもやもやした音の塊にしかすぎなかったものが
いくつかの機能語がくっついてそう聞こえているのだと
確信を持って言い当てられるようになりました。

ディクテーションの進め方も
開始した当初は単語ごとに止めていたんですね。
 
一つの単語を書き取るために
同じ部分を繰り返し再生するというやり方
このためメチャクチャ時間がかかっていましたが

だんだんと一時停止の間隔を長めに 
(これは意識的にそうしようとしたのですが)

それまで単語単位だったものを、
いくつかの単語をまとめて書きとるようにし
短いものであれば一文単位でという具合に

「音を覚えておいて一気に書く」
というスタイルを目指すことで

より大きな負荷をかけられるよう工夫しました。

散々トレーニングを積んだおかげで

その頃には映画のセリフであっても
ほとんど書き取れるようになっていました。

もちろん知らない単語は音から推測して書くので
つづりは合っていませんでしたし
冠詞のaとtheの違いなどの細かいミスはあるものの

一回目でわからないものは何度聞きなおしても同じで、
繰り返して聞く意味がなくなっていました。

ここらでもうディクテーションは卒業かなと。
一番時間がかかる部分でもありましたしね。

それでいちいち書き取る代わりに、
音を聞いていって、「これなんだろう」と
いうところだけをスクリプトを見て確認
というやり方に変更しました。

本当に100パーセントわかるまで深くというところから

やはり深めではあるけれど、ちょっと広く 
という方向にシフトしたわけです。

-続きます。

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.31 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment0 trackback(-)

英語のアニメ

-前回からの続きです。

で、代わりに選んだのがシュレックでした。

シュレック 【字幕版】 [VHS]シュレック 【字幕版】 [VHS]
(2002/07/05)
マイク・マイヤーズキャメロン・ディアス

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ってアニメかーい!と心の中で突っ込んだ方も
いらっしゃるかも知れませんが
実際に教材に使ってみて、アニメもなかなかいいもんだ
と気づきました。

というのはまぁ子供向けということでスピードがそれほど
速くないということもありますが、

アニメの場合、実写の映画と違って
イントネーションの上げ下げが大げさなんですよね。
実はこれがいい勉強になります。

日本人は、「英語と比べると抑揚の幅が狭い」日本語に
慣れているために、英語ネイティブのように抑揚をつけるのが
最初はどうしても難しいんですよね。

特に音なしで音読をするときなど
気をつけているつもりでも
ちょっとでも速く読もうとスピードに気を奪われたりすると
ついつい平坦になりがちで

だからこそ最初は
大げさなぐらいのもので練習したほうがいい
そういう意味でもお勧めです。

ディクテーションをしてみたら
「交渉人」との落差のまぁ大きいこと
(遥かに聞き取りやすいという意味です)
失いかけていた自信を取り戻すことができました。

ちなみにシュレックでは、
ロバの役をエディー・マーフィーが担当しています。

エディー・マーフィーと言えば自分が学生だった頃
「ビバリーヒルズコップ」の大ヒットで一躍名をなした

早口の代名詞のように言われた俳優です。

あれから十年以上が過ぎて、その彼のセリフに、
自分が合わせて読めているというのは大きな感動でした。

「シュレック」を終えて、しつこいと思われるでしょうが
再びNHKの教材を使っての音トレ 

「ユーガットメール」のあともNHKを使いましたが
やっぱり映画に比べると遥かに楽にこなせる

映画に苦労して取り組んだあとに
学習用の教材を使うと、これを味わえるんですよ。

昔「パワーリスト」という、子供に大人気の
トレーニング用品があったのをご存知ですか?
(今もあるようです)

当時のものは帯状のやわらかい鉛で出来ており
それを手首などに巻いて使うんですよ

そしてその状態でパンチを出すと、
重いからパンチのスピードが落ちるんですよね。

でもそれでしばらく鍛えてからパワーリストを外してみると、

一気に重さが取れて、パンチのスピードが上がるのが
自分でもわかって、物凄くテンションが上がるという 

この、「上達が自分でわかる」というのが大切なんですよね。

負荷をかけておいて、それを外す

映画のあとNHK英会話をこなすことで
「パワーリスト効果」を狙ったのです。

以前、上達を実感するためには「落差」が必要だ
というお話をしましたが
これも上達の喜びを実感するための工夫です。

-続きます

いつも応援いただきましてありがとうございます。
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.28 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment0 trackback(-)

ふたたび映画に

-前回からの続きです。

NHK英会話のあとは「やさしいビジネス英語」の二冊目、

そしてKHシステム
(これも素晴らしい一冊。一本にじっくり取り組むことの大切さを教えてくれます。)

究極の英語学習法K/H System (入門編)究極の英語学習法K/H System (入門編)
(2001/06/25)
国井 信一橋本 敬子

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など色々教材を変えて音読トレーニングを続けましたが

ここらでまた映画のディクテーションに
挑戦しようと思い立ちました。
勉強を開始して以来、二度目のチャレンジです。 

ただ、これをお読みの方の中にも、
映画を教材に使おうという方がいらっしゃると思いますが
最初の教材として使うのはやはり大変です。

映画が難しいのは、チャプターごとに進めようにも
それぞれのシーンでセリフの分量がバラバラ
だということがあります。

セリフが多いシーンもあれば、
少ないシーンもありますからね。
そういう意味でペースがつかみにくい

それと上記のいわゆる「勉強用」の本と違って、
学習者のことなんて当然のことながら眼中にないですから
セリフのスピードが速い 音の変化も容赦なし

前にもお話したように自分の場合は
情報が極端に少なくて、これと決めた方法に
しがみつくしかありませんでした。

だから泣きながらでもついていったんです。
あれを読んでもなお「自分も」という覚悟がある人はどうぞ。

もちろんきつい分、やり遂げたときの充実感は
尋常ではありません。

もう一つ、10年以上昔のこととは言え、
大学受験まではしっかりと勉強していたおかげで

まったく聞き取れはしませんでしたけど、
一時停止をして英語の字幕をじっくり読んだら、
だいたいの意味はわかったということがあります。
(もちろん知らない単語は別ですが)

そもそも映画のセリフって、
それほど複雑な構文が使われているということもない
そういう意味では、文字にしてみたら、
本ほどは難しいものではありませんからね。

むしろ読んだらわかるのものが
聞いたらまったくわからないという驚き
聞くときと読むときの理解度の落差の激しさ

「読んで意味がわかる」もの、
これが映画を教材に使う条件かなと思います。

スピードが速いのは、
繰り返し音読することをいとわない根性さえあれば
なんとかなりますから

と言いつつ、「ユーガットメール」では
主人公の友達の黒人俳優のセリフは、
最後までぴったりとは重ねられませんでしたが。

映画挑戦の第二段として選んだのは
サミュエル・L・ジャクソン主演の「交渉人」でした。

帰国してからここまでさらに修練を積んでいたので
ある程度自信を持って臨んだのですが、 

結局この映画はシーン1だけでやめてしまいました。

えらそうにしがみつくことの大切さを説きながら
情けない話ではありますが
 
主人公のサミュエル・L・ジャクソンの声がこもっていて
とにかく聞き取りにくいのと

最初のシーンが
たてこもっている犯人を説得する場面なのですが
特にその犯人の言葉遣いが汚く、

音を頼りに必死で書き取った単語が 
スラングばかりで、やっていて虚しかった

何よりも、その後のシンクロ読みで
どうしても感情移入できないんですよ。

その汚い言葉で叫んでいる犯人に
なりきって読むのがなんかあほらしくて

「もっとまともな言い回しを学ぶほうが先だろう」
という思いがどうしても消えなくて
やめてしまいました。

これは完全に選択ミスでした。

映画を教材にするには、

・字幕を読んで意味がわかる
・セリフメインで物語が進んでいく
・アクションシーンなどがない
・スラングが少ない

などの条件を満たしている必要があると思います。

他にも条件があったら教えてください。


今日のまとめ

映画を教材にするときにはその選択に注意すべし

凶悪犯のセリフに感情移入するには、
役者で食っていくぐらいの心構えがないと無理

-続きます。

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.26 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment3 trackback(-)

私設応援団

お陰さまで毎日たくさんの方に
ブログを読んでいただいています。

でも一口に読むと言っても、
色んなスタンスの方がいらっしゃると思うんですよ。

更新していれば読むけれど、
別にないならないで全然構わない
という人もいらっしゃるでしょうし

このブログが好きで更新を楽しみにしていて、
これからも続くように毎回応援してくださっている
という熱心な読者もいらっしゃるでしょう。

僕の立場からすると、
そうやって熱心に応援してくださる方こそが
このブログの「コアな読者」であると言えます。

「クールな人に熱を伝染させたい」
という気持ちももちろんありますが、

熱心に応援してくださる人を、
やはりこちらも熱心に応援したい
というのが人情というものです。

そこで、そういう「コアな読者」を集めて
「こちらが発信するものをただ読んでいただく」
というこれまでの関係を越えて

「双方向のつながり」を作れないかと考えています。
それも一度きりのやりとりではなく継続的なつながりを。

今考えているのは、定期的(月二回ぐらい?)に
メールなどでやり取りをして、
進捗状況を聞きつつアドバイスをお送りするということ

ブログでは最大公約数的なことしか言えませんが
それぞれの詳しい状況を把握した上で、こういうことを
したらいいのではという提案などもできると思います。

これをできるだけ長いスパンで続ける
英語は長期的に取り組まないとものになりませんからね。

もちろん勉強のペースがつかめたら
やり取りの頻度は下げてもいいと思いますが

こうしてつながっている相手がいることで
挫折を防ぐことにもつながると思うんですよ。

それ以外にも、ブログでお伝えしていない(できない)
ことをこっそりお話したり

あたためている企画を試していただき、
その声を聞かせていただくという形で
ご協力をお願いすることなども考えています。

もちろんどれも「英語の上達につながる」と
僕が考えるものばかりです。

心が折れそうなときに応援していただいて
助けられたことも多々ありますし

僕なりの恩返しのつもりで、
応援させていただくつもりです。
その代わり、今まで以上に応援していただきます(笑)。
相互応援関係ですね。

参加の条件は

現在英語を勉強中(あるいはこれから始めようとしている)で
本気で英語を身につけたいと考えており

音読を取り入れていて

そして何より「虎の穴」が好きだという方、
これからも応援してくださるという方

まずはメールで、あなたのことを詳しく教えてください。
これまでにすでにメールを下さっているという方は
現在の状況を教えてください。

いただいたメールには必ずお返事しますので
届かないという場合は迷惑メールフォルダをチェックしてください。

(これまでに質問したけれど返事がないという方もそうしてください、
 ご質問に対してお返事しなかったことはありません。)

一歩踏み出すには勇気がいるでしょうが
踏み出すことで新しい世界が広がることだってありますからね。

ご参加お待ちしております。

もしいつまで経ってもブログを更新しなかったら、
ははぁん、さては一通もメールが来なかったなと思ってください。
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.25 2010 今度こそ英語をものにするために comment0 trackback(-)

人に伝える

-前回からの続きです。

そうは言ってもこれまでに
「人にものを教えた」経験がなければ

「教える」なんて、とてもそんなたいそれたことは
と思われるかも知れませんが

でも「英語自体を教える」っていうのは
確かに物凄くハードルが高いですが、

「上達にいたる勉強の仕方を教える」
というのならできると思いません?

それに例えばもし、
自分とよく似たバックグラウンドを持つ人がいて
その人が自分が望むような英語力を身につける
のに成功していたら

どうやって英語を身につけたか
詳しく話を聞いてみたいと思いませんか?

だったらそれを伝える側になればいいということです。

ニーズはどんどん細分化されていて
どんな立場からのアドバイスにも価値があります

だからあなたの体験に救われる人が
きっとどこかにいるはずなんですよ。

また、これは本にも書きましたけど、
自分だけのためにやっていると、「これぐらいでいいか」
っていう妥協点がどうしても甘くなるんですよね。
(僕自身が自分に甘いだけかも知れませんが)

これが「人に教えるんだから」という意識があれば

本来なら「もういいか」というところで、
「いやいや、こんなもんじゃまずいだろう」と
そこからもうひと粘りできるようになる

その粘りは結果として自分に跳ね返ります
その分、成功の確率は高まるでしょう。

だから「人のために」と考えることが
結局は自分のためにもなるんです。

少なくともそれまで挫折続きだった自分が
曲がりなりにも英語を使えるところまでたどり着けたのは
「いつか人に伝えよう」という前提でやっていたから
これは大きいと思うんです。

自分のためにやっていることが
いつか他の人のためにもなるなんて
こんなラッキーなかなかないですよ。

だから「人に教える」ことに
興味なんてないよって方もぜひ。

みんながいつか人に教える前提で勉強をする、
そしていつか本当に伝える。

それは身の回りにいる
「どうしても英語を身につけたい」
という知り合いに対してかも知れないし

自分の子供に対してかも知れない

あるいは今僕がやっているように
不特定多数の人に対して発信する
というやり方かも知れません

そうしてあなたの「教え」を受け継いだ人たちが
今度はさらに周囲の人たちに伝えていく
それぞれに得た気づきを加えながら

こうして輪が広がっていったら、
英語ができる人の数って増えるんじゃないですかね。

-続きます。

いつも読んでいただきましてありがとうございます。
応援いただけると更新の励みになります。
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.23 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment0 trackback(-)

いつか人に

ここまで約半年間に渡って、
TOEIC後の足取りを詳しくたどってきています。
(あまりにも遅いので今後はペースを上げていきます。)

すでに過去にお話したことと重なる部分もありますが、

全ての方がわざわざ過去の記事を読んでいるとは限りませんし

また重要なことは何回か言わなければ伝わらないとも思います。

一度だけではさらっと通り過ぎられておしまいということだって、
何度か繰り返すことで腑(ふ)に落ちることもありますから。

それともう一つ、
あわよくば今まさに音読トレーニングをしている方にとって
何らかの気づきがあればと思ってるんですよね。

どれか一つでもひっかかってくれないかと

だから自分の現在の状況に重ねてみて
いいなと思ったものはぜひ取り入れてください。

それはトレーニング中に注意するべきことでも
挫折しないための心構えでも

そうすればこうしてブログを続ける意味も出てくると思うんです。

ただ、なるべく多くの方の役に立ちたいと思って
やっていることではありますけど

誰にでも共通する部分と、そうでない部分があると思うんですよね。

これまで教えてきた方からの意見も吸い上げて
できるだけ多くの方に通じるやり方をお伝えしているつもりですが
それでもやはり限界があります。

一対一でお話しているのであれば
これまでの英語の積み重ねがどれぐらいのものか
何が足りないのかを把握して
細かく対応するということも可能ですが

ブログという手段ではそこまで細やかに
それぞれの状況に応じたということができない
どうしても最大公約数的なことが中心となります。

つまり僕がここでお伝えできるのは
英語を使えるようになるためのそのおおまかな道筋だけ

それで言う通りやってみたが
自分はまた別のところでひっかかった
というのが出てくると思うんですよ
それは必ずね

だってみんなが同じ条件でやるわけではないので
どこでつまずくかっていうのは人それぞれですから。

注意点なども思いつくだけ書いてきているつもりですが
僕が気づかなかったところで
転倒して大怪我をする人だっているかも知れない

で、そうして転んだときに

どういうところで苦労したか
それをどうやって乗り越えるのか

その試行錯誤の一部始終を客観的に観察しておいて、

いつか今度はあなたが
それをあとに続く人に教えてあげてほしいんですよ。

つまり最初から「いつか人に教える」ことを前提で
勉強していただきたいということ

本来なら一人で抱え込んでしまって
いたたまれないようなことであっても

そうやって苦労している自分を客観的に見ようとすることで
少しは軽くなるということもあるでしょうし

何よりその体験というのは後に続く人にとって
ありがたい情報となると思うんですよ。

-続きます。

たくさん応援いただきまして、本当にありがとうございます。
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.21 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment3 trackback(-)

単語に関して

現在「英語を話せるようになるまでの道筋」の第二部「コップに水を入れる
作業編」を連載しています。4月4日の記事がその第一回です。
第一部「オーストラリア滞在編」は右上のカテゴリー内「全ての記事」を
クリックして、2009年11月30日の記事からお読みください。
---------------------------------------------------------------

前回、ボキャブラリーが少なくとも読める
英語の本をご紹介しました。

単語については

「単語帳でしっかり暗記したほうがいい」という人と

「たくさん読む中で自然に単語の知識も増えていく
 から大丈夫」という人がいましたが

自分自身は
「受験勉強を思い出させて面倒くさい」
という軟弱な理由で
後者を信じてずっとやってきました。

大量に読む中で出合ったものを

もちろんその全てについて
いちいち調べるのは大変ですから、

本当に気になったものだけを辞書で調べて
何度か口にして覚えるというやり方

これに加えて普段の音読トレーニングで
「意味を重ねながら何度も音読」することで
自然に増えていくものもありますから

これで十分だろうと。

それ以外の単語に関しては

前後の文脈から
例えば「怒りに近い感じの言葉」
などのだいたいのイメージで済ますか

それもできない場合は
「プラス」「マイナス」という
ざっくりとした印象でくくっておしまい。

本当にずっとそのやり方で通したんです。

結果、「なんとなく意味がわかるもの」
の数は増えていきました。

ところが後に英検一級を受けようとなったとき

一級と言えば、難易度の高い単語も
知っておかなくてはならない
(なにせ最初に語彙の問題が30問もあります)

と聞いていましたので

腰を据えて単語を覚えようと
そこではじめて「PASS単熟語」という本を買って
勉強をしたのですが

英検Pass単熟語1級英検Pass単熟語1級
(2008/03)
旺文社

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一級対策とは言え、本の最初のほうには
「これは絶対知っておかないと」という
結構な頻出単語も出てくるのですが

それまで「ふわっとしたイメージ」で
やり過ごしてきたものがあまりにも多く

改めて「きちんと意味を」というと
正確に言えないものがほとんどで
(よくそれまでやってこられたものですが)

自分の単語力のなさに直面して愕然としました。

ずっと「なんとなく」でやってきたそのツケが
一気に回ってきたわけです。

結局その本に載っている単語を
ほとんど一から覚えることになってしまい
また汗と涙の日々を送りましたが

そこでじっくり腰を据えて単語に取り組んでみて
わかったことがあります。

それは

「単語の知識があることで
リーディングはこれほど楽になるのか」

ということ。

それまでは簡単な本を読むのは好きでしたが
ちょっと難解なものになると気が進まない
集中が続かないという悩みがあったのですが

そのリーディングのストレスの大部分は
単語の知識の足りなさから来ていたのだ
ということにようやく気づきました。

単語の知識が増えたことで
「いちいち推測する」必要がなくなって
読むスピードが上がりましたし

当然内容の理解もより正確になりました。

もちろん単語帳に載っている単語を
ひと通り頭に入れるだけでは不十分で

頭に入れた上でたくさんの文章にあたり、
そこで再び出合い、実際にそれらが
どう使われているかを知るというプロセスも
記憶の定着のためには欠かせませんけどね。

あの頃の自分と同様に
「読むことを楽しめない」とお悩みの方は

先に単語を一気に入れてしまうことで
道が開ける可能性があるということを
頭に置いておいてください。

-続きます。

昨日はわずか四票でした…
第二部終了まではなんとか書きたいと思っています。
   
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.19 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment2 trackback(-)

本選び


-前回からの続きです。

英語学習を再開して最初に読んだのがこの本

My Humorous Japan
My Humorous JapanMy Humorous Japan
(1991/12)
ブライアン W. ポール

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内容は

「英国人、ブライアン・ポール氏が
本場の英語でつづった
ユーモアとウィット溢れる"ニッポン体験"」

と帯には書いてあります。

笑わせようとかなり誇張している部分も
多く見受けられますが

なにせ全てが日本に関するものですから
背景知識がふんだんにある分、
すんなり意味が入ってくるんですよね。

当時はまだ単語の大切さがわかっていなかったので
「広く浅く」英語の本をバリバリ読み進めるには
ボキャブラリーが足りなかったんですが

これなら例えば
「あぁ満員電車のことね」などと状況がすぐわかる
意味を取る上でこのアドバンテージは大きいです。

また、「知らない単語の意味を
前後の文脈から推測する」というのも大切な能力ですが
背景知識があることで、この推測も大いに助けられます。

とにかく「読むのを楽しむ」習慣を作りたかった。

そのためには小難しいものではなく
(そんなものはそもそも読めませんし)

単語の負担が軽くて
「先が読みたい」と思えるものを選ぶ
必要があったのです。

「じっくり丁寧に」の癖を直すために
軽いものをできるだけ速く読むと。

お勧めは、読みやすいと思えるものを見つけたら
その著者が書いたものを探して読んでいくという方法

人それぞれに書くスタイルも違いますが、
同じ著者の本を続けて読むことでそのスタイルにも慣れ、
どんどん読みやすくなっていきます。

ちなみにこの「My Humorous Japan」は3冊、さらに
世界を舞台にした「My Humorous World」も3冊出版されています。

「外国人から見た日本」というくくりでは、他にも

どーもどーもパラダイス―おもろすぎるわ日本人! (English Zone Books)どーもどーもパラダイス―おもろすぎるわ日本人! (English Zone Books)
(2003/02)
ファン ボルガ

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How to Japan―A Tokyo Correspondent’s TakeHow to Japan―A Tokyo Correspondent’s Take
(2009/08)
コリン ジョイス

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などがあります。

「How to Japan」は日本語版も出ています。

「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
(2006/12)
コリン ジョイス

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全編英語だと、きちんと意味が取れているか
わからなくて不安だという方には

今ならNHKラジオ講座のテキストに連載されたエッセイが
単行本としてたくさん出版されているので選び放題です。

このNHKラジオ講座のエッセイシリーズなら
見開きで右のページに日本語の対訳がついているので
辞書さえいりません。

内容的にも面白く、どれを読んでもハズレなし

このシリーズならなんと言ってもこの人

American Pie―Slice of Life Essays on America and JapanAmerican Pie―Slice of Life Essays on America and Japan
(2002/12)
ケイ ヘザリ

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この方の本は本当にたくさん出版されているので
先ほど言った「同じ著者のものを続けて読む」には最適です。

それから

Takes and Mistakes―Twelve Short Tales of Life,Language and Culture in Japan and AmericaTakes and Mistakes―Twelve Short Tales of Life,Language and Culture in Japan and America
(2004/03)
ケイト エルウッド

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そして「NHKラジオ英会話上級」に掲載された

BACK IN THE U.S.A.―An American Rediscovers His Native LandBACK IN THE U.S.A.―An American Rediscovers His Native Land
(2006/01)
ジェフリー クラーク

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などなど。

なかなかリーディングが楽しめないという方は
ぜひ一度お試しください。

-続きます。

もう二冠だなんて贅沢なこと言いませんから、
また応援してください。
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.17 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment0 trackback(-)

なんちゃって速読


-前回からの続きです。

毎日の音読トレーニングの中で

ディクテーションの次の段階で
スクリプトをじっくり読むこと(精読)
もやっていましたから

リーディングは安心して「浅く広く」

だいたいの理解でいいから
とにかくどんどん読もうと

そして量をこなすことで読むスピードを上げようと

普段の音読と並行して
速読力を養うトレーニングを課したのです。

まぁ速読とは言っても、
目を下に動かしていくような
専門的なものではなく

「精一杯速く読む、
そのスピードを上げられるよう日々努力する」
というぐらいのスタンスのものですが。

「じっくり丁寧に」ではなく
だいたいの意味が取れればいいので
とにかく速く読む

「だいたい」なんていい加減な
と言われるかも知れませんが

最初のうちは学生時代の癖で、
どうしてもきっちり理解しないと満足できず

速く読もうと心が焦るばかりで
どんどん先に読み進めるということが
できなくて苦労したので

これぐらいの意識で臨んで
ちょうどいいぐらいでした。

とは言いながらこれが本当に難しい
 
一度ついた癖とは恐ろしいもので
気を抜くとすぐにじっくり読もう
としてしまっている自分に気づいて
はっとするということの繰り返し

リハビリには相当な時間がかかりました。

スピードを上げるために
自分のベストWPM(一分間に何語読めるか)
を把握しておき、

毎日一回はWPMを計って、
そのベストの更新に挑戦し続けることで
読むスピードを上げようと日々努めました。

単語一つずつ意味を取っていくと
どうしても時間がかかるので

なるべくいくつかの単語のかたまりごとに
まとめて意味をとっていくなどして、
スピードをなんとか上げられないかと
試行錯誤したり

一回読んで意味がわかったものを
もう一度最初から
「今度はもっと速く」読み通すことで

「速く読んでいる感覚を体感する」
という練習もやよくやったので

「広く」読むといいながら
結局一冊を最低でも三回は読んでいました。

-続きます。

いいなというものがあったらぜひ普段の英語学習に
とりいれてみてください。
応援していただけると更新の励みになります。
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.15 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment2 trackback(-)

リーディング

「大量にインプットを重ねることで
いつか英語が口から溢れ出してくる」

これが本当かどうか身をもって試す

まだ心もとないリスニングのほうは
「狭く深く」一本一本丁寧に攻略することで
基礎を固めようという方針

ですから大量に聞くよりも
大量に音読しようとしました。

しかしインプットのもう一方である
リーディングは学生の頃に散々やりましたから
始めて数ヶ月のリスニングとは
比較にならないぐらい基礎があります。

ただし学生時代はじっくり丁寧に読む
練習がメインでした。

一つ一つの英文を
できるだけ自然な日本語に直して
読んでいくというやり方ですよね。

そういう読み方は散々やったので
今度は「浅く広く」で読む量を増やそうと

100パーセントの理解でなくていいから
とにかく速く、たくさん読む

そのためにはいちいち
「ちゃんとした日本語に直す」
ということをしていてだめで

とは言っても、よく言われるように
「英語は英語のまま」
なんてできませんでしたから

単語の意味は日本語でとる
ここはもうしょうがない

だからせめてそれをいちいち
日本語の語順に直さずに

そのままの順番で意味をとらえよう
と心がけました。

わかりにくくとも「行ったり来たり」せずに
頭から読み下していくということです。

どうしても前に戻りたいときは
途中ではなくまたその文の先頭に戻って
再び頭から読み下す

これを徹底することで
「英語は英語のまま」ではなく
「英語は英語の語順のまま」読もうとしたのです。

確かに「じっくり丁寧に」と比べると
理解度は物足りなくなりますが

これができないと
「後戻りができない」リスニングには
対応できませんからね。

ホームページにも書きましたが
リーディングを鍛えることは
リスニングの向上にもつながります。

しかしリスニングの向上につなげるためには
頭から意味をとっていくこと、
そしてその「意味をとる」スピードを上げること
は必須です。

-続きます。

ちょっとエネルギーが切れてきました。
元気をわけてください。
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.13 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment0 trackback(-)

VOA Special English

-前回からの続きです。

またこの方法なら、スピードが遅いものを使って
負荷をかけることも可能になります。

以前にもご紹介したことがありますが

VOA Special English

というサイトでは、たくさんのニュースの音声が
スクリプトとともに
英語学習用に提供されています。

単語数が約1500語以内に限定されている
という点で意味をとりやすいですし
(そのリストも公開されています)

音読用の教材に使うには
一本一本の分量が長すぎるという方も
いらっしゃるかも知れませんが、
それは何回かに分けて取り組めばいい話

ただ最大の難点は、
スピードが遅すぎるということなんですよね。
(実際のニュースの三分の二のスピード)

でもWindows Media Playerで再生スピードを変えれば
それも問題ではなくなります。

以下にその使い方を

サイト中の好きなニュースを選んで

Click Arrow to Hear This Program:
の下の
「download MP3」
を右クリックで保存し

Windows Media Playerで再生

最初はそのままのスピードで聞いてみて
意味がとれるか試してみる

(まったく歯が立たないという方は
 リストの単語を一通り覚えることに
 集中したほうがいいと思います。)

次にスクリプトを見つつ聞き
わからなかった部分の正体を確かめる

オリジナルのスピードで流しつつ、
ネイティブの声に合わせて音読

そこから徐々にスピードを上げていって
1.5倍まで 出来る方はもっと速く

その上で1.5倍で聞いてみて
意味がとれるか確かめる

これで聞き取れるようになれば
スピード的には普通のニュースと同じ
ということになります。

音読が面倒だという方は
純粋にリスニングの量稽古の教材として使えばいい

楽に聞き取れるようになったら
2.0倍でもわかるか挑戦してみましょう

常に「もっと負荷をかけられないか」と意識してください。

ただ、もともとの音が学習者用に
わかりやすくはっきり発音されているので

スピードを上げたところで、
音の変化などが乏しい
そういう意味では少し物足りなさはあります。

またニュースの中に
特派員や街の人の声が登場する場合、
そこだけ極端に速くなっていまいます。

しかし無料でこの量ですからね

楽勝すぎてつまらないとなったら
その時は本物のVOAに挑戦すればよし
(ただし音声が聞けるのは
 スピーカーのアイコンがあるものだけです。)

理想の教材を求めて色々手を出すのではなく
すでにあるものを「どうにか使えないだろうか」と
考えてみてください。

工夫次第でたいてい使えるようになるものです。

-続きます。

よっしゃやってみようという方はクリックで教えてください。
1位がすっかり遠くにかすんでしまいました。
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.11 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment0 trackback(-)

徐々にハードルを…

すでにお話しているように
学習者用にレベルが落とされたものを使っていては
結局高みに到達できないのではないか

つまりネイティブの話す英語を
聞き取れるようにはならないのではないか

それなら最初からレベルの高いものに
ついていこうともがく中で力をつけようじゃないか
という考えのもと

自分自身は「速いものを何度も読み込む」
という方法を取りました。

ネイティブのスピードについていけるまで
ひたすら音読を繰り返すという
汗と涙にまみれた努力を積んだわけです。

しかし今は便利なものがありますので、
そんな根性がなくとも
スムーズにスピードを上げることも可能です。

その方法は以下の通り

まず教材の音声ファイルやCDを
Windows Media Player(以下WMP)で再生します。

(ただ、iTunesをインストールされている場合、
音声ファイルを聞こうとすると自動的にQuickTimeが
起動されるかと思います。

WMPを使うにはWindows XPの場合、
「スタート」→「プログラムのアクセスと既定の設定」で
「カスタム」を選択して、

「既定のメディアプレイヤー」の中から
Windows Media Playerにチェックを入れ、
OKで画面を閉じればWMPで音声が聞けるようになります。)

そしてWMPで再生中に左上の「プレイビュー」タブ
→拡張設定→再生速度の設定

と進めば、0.5~2倍の間で
スピードの調整ができるようになります。
(一部できないものもあります)

オリジナルよりも遅くも速くもできるわけです。

この機能を利用して

最初は自分がなんとかついていけるスピードで始めて

慣れてきたら徐々にスピードを上げていく

音読を繰り返せば
スピードは必ず上がっていきますから

それでネイティブのスピードに
たどりつくと。

できる方はオリジナルを越えるスピードで

この方法なら「高速読み」も
手本ありの状態できますからね

むやみにスピードを上げようとすることで
リズムなどを壊してしまう
ということもありません。

最初はゆっくりでいいので
最終的にスピードの速いものに
対応できるようにする

録音されたもののままでは
スピードについていけないという方は

速すぎるからと諦めていたあの教材を使って
ぜひこの「徐々にハードルを上げる」方法
をお試しください。

今日はちょっとした暮らしのアイディアをお送りしました。
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.09 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment0 trackback(-)

フォーム固め 続き


-前回からの続きです。

だから「量をこなす」と言いつつ
たくさんの量を「聞く」のではなく
たくさんの量の「音読をする」
という方法をとったのです。

聞き流しであれば一瞬で消えてしまうはずの
わからなかった部分も

音読ならスクリプトを見ながら
じっくり確認できますからね

聞き取れない部分というのは、
たいてい弱く発音される、
音が変化している部分ですが

そういうところを元の形を意識しつつ
「どうしてこういうふうに変化するのか」
などと考えながら細かく再現しようと試みる

これにより音の変化のパターンが
頭の中にストックされていきます。

当然ながらこのストックが多ければ多いほど
色んなパターンに対応できるようになり
キャッチできるものも増えていきます。

もちろん音だけでなく意味もしっかり確認できますから
意味を重ねながら音読することで
頭から読み下す練習にもなる

知らなかった単語や表現なども
何度も繰り返し口にすることで
自然に頭に入っていきますしね。

これら全てが「聞き取りのためのフォーム作り」
につながると思うのです。

また「わからない」という思いとストレスが
募っていく「聞き流し」と違って、

音読であれば、繰り返すほどに
「徐々にうまくなっている」
という実感も得られます。

つまり「継続」を支える上で欠かせない
「上達の実感」を得やすいんですよ。

これは大きな違いだと思います。

特に独学でやろうと思ったら
「どうやったら途中で嫌にならずに続けられるか」は
真剣に考えないといけないところですから。

もちろん本当は「広く深く」が理想ですが
いきなりそれは無理ですので

まずは「狭く深く」で
ほぼ100パーセント聞き取れるものを
少しずつ増やしていき

聞き取りのフォームが固まったら
「広く」という方向にシフトしていこう
これが基本方針でした。

ちなみにそうしてじっくり読み込んだものを
まとめて聞いてみて
聞き取れるかということも
週に一度ぐらいやっていました。

まぁ「狭く」とは言っても

NHKのラジオ講座の
過去の放送分をまとめたものを教材に

本来は月から木までかかる4回分を
一日でこなしていましたからね
一週間でも結構な量になります。

だから自然と「聞く量」も増えていきました。

-続きます。

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.07 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment2 trackback(-)

フォーム固め


「大量のインプットを続けていれば
いつか英語が口からあふれ出してくる」

この仮説の検証のために
日々トレーニングを積んでいたわけですが

「大量のインプット」という言葉の
本来の意味から考えると

大量の英語を読む、聞く
というやり方をとるべきなのでしょうが

ここまでリスニングに関しては
「狭く深く」一本をじっくり攻略する
という方針で進めました。

これには理由があって

すでにお話したように
リスニング力ゼロの状態から始めて

3ヶ月間の特訓で
テストのリスニング問題には
なんとか対応できるところまではいったものの

実戦のレベルでは
例えばNHKのニュースを聞いても
半分もわからないような状態だったんですね。

そんな実力で英語を聞き続けたとしても
わからない部分はわからないまま
ただ聞き流してしまうことになるわけです。

リスニングの場合、そのわからなかったものに
もう一度触れるチャンスはないんですよね。

その部分は意味がわからないだけでなく
知識としてももちろん残らない

たとえ次に同じ表現に出合ったとしても
前回聞き逃したことさえ忘れているでしょうし
いや、またわからないまま流れていくかも

これこそが読み直して確認することができる
「リーディング」とは一番違うところで

また本であるならまだ、
単語数の制限されたものがありますが
リスニングはそうはいきません。

容赦ないレベルのものが
これでもかという速さで通り過ぎていく

(学習者向けの遅いものもあるのですが
その存在を知りませんでした。
これについてはまた触れます。)

そしてそういう「わからない部分」が半分もあれば
感覚的には「ほとんど聞き逃している」
ような気分になります。

これってかなりへこみますよね。
「できない」という思いばかり募っていく

そうやって「わからないものを聞き続ける」こと自体が
大きなストレスになるわけです。

何よりわからないものを聞き続けたところで

いつの間にか自然に力がついて
いつか聞き取れるようになる

とはどうしても思えませんでした。

そうであるなら、
ごくごく浅い理解のまま
ただひたすらたくさん「聞き流す」よりも

一本一本にじっくり取り組んで
きちんと理解できるものを増やしたほうが
この段階ではいいのではないかという考え

「聞き取りのフォーム固め」とでも言いましょうか

-続きます。

連休などどこ吹く風で更新。
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.05 2010 アウトプット2 コップに水を入れる編 comment2 trackback(-)

水風呂効果

-前回からの続きです。
 
しかしここで一つ朗報です。
スキルを向上させるために不可欠な量稽古は

凡人にとって苦痛が伴いますから
ある程度我慢は必要なのですが

しばらくするとするとその苦痛が消えるんですよ。

そうして「苦しさ」がなくなってみると、

それまで「努力」だと、我慢しなくちゃいけないものだと
思っていたものの中に
楽しさを見つけることができるようになるんです。

こうなったらしめたもんで、
そこからは楽しくなる

最初だけなんですよ辛いのは。

ではいつになったらそうやって楽しめる
ようになるかと言うと

ここでもいつかお話した「習慣化」が
キーワードです。

「量稽古」を一定期間続けると、
毎日やるのが当たり前になる

すると「面倒くさいな」という気持ちがなくなる

つまり最初は高い心理的なハードルがあって
量稽古をするのに
いちいちそれを越えなくちゃならないわけですが、

いつしかそのハードルが消えるんです。

楽しめるようになるのはそこからなのです。

そういう意味では「水風呂」と似ていなくもない

あれって最初に足を入れたときって
めちゃめちゃ冷たいでしょ
こんなの入れるわけないって

平気な顔して入っている人が信じられないぐらい

だからといって
足をすぐに引っ込めたりまた水に入れたり
ということを繰り返していては
ずっと「ただ冷たい」ままなんですよね。

でも覚悟を決めて肩まで浸かり
しばらく「我慢」していると
じきに体がその水温に慣れてきて
じわ~っとあたたかくさえ感じられるようになる

そうなるともう平気になります。

最初はやっぱり「我慢」が必要なんですよ。
これは慣れていないんだからもうしょうがない。

そしてその最初の我慢しているうちは
なかなか楽しめないもんです。

でもその我慢はずっと続くわけじゃない。

「しがみつく」ことの大切さを伝えたくて
苦しい部分についてばかり書きましたけど、

本当に苦しいだけじゃ絶対に続きません。

本にも書きましたけど、
実際、僕自身は毎日のトレーニングを
メチャメチャ楽しんでいましたからね。

そしてそこに行けたのは
最初のきつさを我慢できたからなんです。

たくさんの人を見てきましたけど

「もう少し浸かっていれば楽しさが見えてくるのに」
というところで水から出てしまう人は
とても多いように思います。

そこで我慢できずに出てしまうと
次に入るときはまた冷たさが待っています。

あなたはどうでしょうか?


今日のまとめ

最初はちと我慢してでも「量をこなす」こと
それを続けることで「習慣化」させること
そうすればいつか努力そのものを楽しめるようになる

これが成功の方程式

-続きます。

地味に二冠達成です。ありがとうございます。
これからも応援よろしくお願いいたします。
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.03 2010 今度こそ英語をものにするために comment2 trackback(-)

努力しなくていい方法

スキルを向上させるためには量稽古が必要
というお話をこれまでに何度かにしています。

それはどんな「天才」を持ってしても同じです。

これはあくまでも僕個人の考えですが、
天才とは決して「努力しなくてもできてしまう人」
を指すのではないと思っています。

もちろんそういう人もどこかにはいるのかも知れませんが

多くの場合、「天才」という言葉は
都合のいい言い訳に使われているような気がするのです。

「あの人は特別なんだ」と線を引いてしまうことで
「努力しない」自分を正当化するための手段に

よく天才としてイチローの名前が挙げられますよね。

でもご存知の方も多いとは思いますが
日本にいる頃から
彼ほど練習する選手はいなかったと言います。

故仰木監督は「イチローぐらい努力したら誰でも成功できる
でもイチローほどの努力は誰にもできない」と
言っていたほど

彼の場合は子供の頃からそうですからね。

イチローは小学校の卒業文集にこう書いています

以下引用

活躍できるようになるには、練習が必要です。
ぼくは、その練習にはじしんがあります。
ぼくは、3才~7才までは、半年位やっていましたが、
3年生の時から今までは、365日中、360日は、はげしい練習をやっています。
だから一週間中、友達と遊べる時間は、5時間~6時間の間です。
そんなに、練習をやっているんだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。

引用ここまで

子どもの頃から、メジャーで成功した今でもなお
尋常ではない量の稽古を
淡々と積んでいるわけです。

その「量」に支えられた「質の高さ」なのです。

つまり天才とはよく世間で言われるように
「生まれ持った才能で努力せずに何でもできてしまう人」
ではなく

「信じられない量の反復を当たり前のようにこなせる
そしてそれを長く続けられる人」
なんだと思うのです。

ところが凡人にとってこの「量稽古」は
当たり前にこなせることではありませんから

どうしても苦痛が伴います。
それを「続ける」なんて至難の業(わざ)

「量をこなす」のように面倒くさいことは
大人になってからずっと避けてきた
という人には特に辛い

だから「努力しなくていい」方法があると聞くと
飛びつきたくなる。そして実際飛びついて失敗する。

そんな甘い宣伝文句を信じてはいけません、

天才だろうが凡才だろうが

スキルをアップさせるのに量稽古が必要
という点は変わらないのですから。

違いはそこに苦痛を感じるかどうかなだけ

だから日々のトレーニングが「苦しい」と
感じることがあっても
そこで負けないでください。

それはあなただけじゃない
僕を含めた圧倒的多数の凡人にとって
当たり前だということ
みんなそこを通ってきているのです。

それをえいやっと乗り越えた人だけが
「使える」ところまでたどりつけるのです。

くじけそうになったときは

「小さなことを積み重ねることが
とんでもないところにいく
ただ一つの道だと感じている」

というイチローの言葉を思い出して

今日のメニューをこなすことだけを考えましょう。


今日のまとめ

量稽古なしにスキルをアップさせる方法は、ない

-続きます。

連休中で誰も読んでいないでしょうが、こっそり更新しました。
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.01 2010 今度こそ英語をものにするために comment4 trackback(-)
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中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

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大人のやり直し英語部 部長

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