英語独学虎の穴  2007年08月

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名刺交換

あしたのためのその174 「おすすめブログ

前回からの続きです。

本来「ubiquitous」と「embarrassed」って関係ないでしょ。でもインパクトのあるストーリーの中で共に使われているため、その無関係な単語間に強力なネットワークが作られます。これらの単語には「新3ヶ月トピック英会話の携帯電話の話で登場した」という付箋がくっつき、忘れにくくなるわけです。

このやり方を参考に、一つのストーリーに登場する単語を集めて自分でオリジナルのマインドマップを作ってみるのもいいかもしれません。

また文の流れの中で単語の意味をとらえるという点でもう一つお勧めなのが、このブログからもリンクさせていただいている「変身っ!幸せな『英語使い』ドット・コム」というブログです。

このブログでは、日本語の文脈の中でキーワードだけ英語が使われているんですよ。日本語の理解力を使えるために全て英語だけで書かれたものよりも内容が伝わり易く、またそれぞれのキーワード(英単語)が際立ちます。

ある程度文脈から推測しながら読んで、あとでそれぞれの単語の意味が正しかったかなとチェックできるようになっています。イメージとしてはものすごく知的なルー大柴というところでしょうか(ほめ言葉ですよ!)。

何よりトピックのチョイスがいい。僕もいくつかの記事に影響されて生活習慣を変えたほどです。そしてその切り口も鋭い。なんと!シンクロ読みの進化形の提言をしてくださっている回まであります。

とんでもなく難しい単語が並んでいる回もありますけれど、どのトピックもインパクトがあるので、「同じトピックで使われていた」という付箋を貼って覚えることも可能でしょう。英語関連のブログは数あれど、こういうスタイルは他に例を見ません。ぜひご覧下さい。

さて、ここまで見てきたように単語を覚えるためのキーワードは「付加情報をたくさん加えてなじみ度を上げる」「既知の情報に関連付ける」、それから文法編でも触れたように「反復して当たることで脳に重要な情報だと錯覚させて長期記憶に残るようにしむける」の三点です。でもそう心がけていても忘れてしまうんだという方がほとんどでしょう。

でもいいのですよ。たとえ忘れるにせよ一度名刺交換までしておくのです。そこまでしておいて次に出会ったときに「あーこの人どこかで見たことある、名前忘れたけど」っていう状態にもしなれば、今度は名前をしっかり覚えるようにすればいいのです。

もう顔は覚えている(つまりつづりは既知情報になっている)わけですから、その「顔」という既知情報に名前をくっつけるだけです。最初のときよりも遥かに楽ですよ。

さらに「一度覚えたのに忘れていて気になった」という付箋が新たに加わりますから、最初に覚えたときよりは記憶に残り易くなります。何より相手が人間なら名前をもう一度聞くのは大変きまずいですけれど、単語の場合は辞書を引けば済む話ですからね。

続きます。

ずいぶんと順位が落ちてしまいました(とくに英会話奮闘記はひどいです)。もうひと踏ん張り、虎の穴に力をお貸し下さい。
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.30 2007 虎の単語退治 comment5 trackback0

ストーリーの威力

あしたのためのその173 「全部ひとまとめ

ストーリーの凄いところは、複数の単語にまとめて強力な付箋を貼り付けてくれることです。

例えば「arrogance(傲慢さ)」「spite(意地悪)」「condescension(人を見下すこと)」は全て「ユーガットメール」の中でトムハンクスが自分の中の嫌な性質として並べているものなのですが、もう4年以上経ちますけれど、いまだに僕の中ではそのシーンの記憶とともにしっかりと頭に残っています。

つまりそれらすべてが「ユーガットメールのあのシーンで使われていた」という付箋で強力につながれているのです。そのシーンの流れを思い出すことでその単語の意味も浮かびます。

ストーリーにインパクトがあればあるほど、ああ、あの話で使われていた単語だ。と思い出しやすくなるわけです。

そういう意味で以前ここでもご紹介した「速読英単語」は、受験用の教材ですけれどやはりいいです。それぞれのトピックがなるほどと思わせる内容で、しかもそれが重要単語によって構成されていますから、話の中でスムーズに必要な単語を覚えていけるはずです(ただしCD別売り)。

速読英単語1 必修編速読英単語1 必修編
(2004/11)
風早 寛

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NHKの「新3ヶ月トピック英会話」という番組をお勧めしたのも、一つのストーリーの中で単語のネットワークを作るということを意識的に目指しているのが伝わってきたためです。

この番組ではトピックの中心となる基本英単語を足がかりに、他の単語をネットワーク状につなげることで、10,000語の語彙力を身につけることを目標にしています。

例えば第一話の携帯電話(cell phone)の話では、「mobile」「portable」といった携帯電話の別の呼び方、それに関連した形容詞「ubiquitous」「interractive」などに加えて、使い方が「figure out」できなくて「lost」したり「frustrated」あるいは「embarrassed」な状態になるなどの感情を表す言葉までつながって出てきます。

これら意味の次元の違う単語が、一つのストーリーに登場するものとして無理なく覚えていけるように作られています。

そしてストーリーの中に登場した単語がネットワーク化された図で視覚的におさらいできるようになっています。

それに利用されているのがマインドマップです。マインドマップとはトピックの中心となるワードを中心に置き、そこから放射状にキーワードをつなげて伸ばしていくノートのとり方です。文を並べた従来のノートのとり方よりも脳の記憶のシステムにマッチしていて、これを元に覚えると記憶に残り易いと言われています。

イメージが沸かないという方はこちらをご覧下さい。

続きます。

書き続けるって大変ですね。
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.27 2007 虎の単語退治 comment6 trackback1

文脈の力

あしたのためのその172 「生き生きとした単語たち

例えば

conspicuous (人目につく)

と、

His pink and purple tie made him conspicuous in a crowd.
(ピンクと紫のネクタイは彼を人ごみで目立たせた)

では、単語だけ切り離されている上よりも、文になっている下のほうが、前後の文脈がその単語の意味を補強してくれることもあって、すんなり頭に入りますよね。

文の中で覚えれば、使われ方によってその単語の品詞であるとか、どんな単語と一緒に使われるのかなどの他の情報も一緒に頭に入ります。具体的にその文が表すシーンを頭にイメージすることもできます。付箋をたくさん貼ることができるんですね。

単語集だけで単語を切り離された形で覚えようとするのは、プロ野球選手名鑑を見ながら選手を一人一人覚えていくようなもので、やはりどうしても機械的で退屈な作業となってしまいがちです。下手をするとみんな同じに見えてしまう=印象に残らない=記憶にも残らないということにもなりかねません。

やはりはつらつとプレーしているところを見て、その中で印象に残った選手を覚えていくというほうが自然ですよね。なんだあの人間離れしたファインプレーをした選手は、あぁあれがオリックスの平野か。へぇ、ダルビッシュって手だけじゃなく球も抜群に速いんだなぁとか。選手名鑑を見ているだけじゃとてもわかりませんよね。

以前僕が英検の受験のときにPASS単を使って勉強したというお話をしました。実はPASS単には別冊がついていて、そこにはPASS単の本編に載っている単語を使った短文がずらりと並んでいるんです。

短文の羅列ですから一貫したストーリーはないにせよ、文の中でその単語がどう使われているのかがわかる分、やはり単語だけを切り取った形で覚えるよりもはるかにイメージしやすく記憶にも残りやすいのです。最初のうちは本編に出てくる単語を最初から順番にこつこつ覚えようとしていたのですが、どうも効率が悪くて途中から別冊をメインに使うようにしました。

具体的には例によって意味を浮かべながら、そしてその英文が表すシーンをイメージしながら何度も短文を読んだのです。そして見開き一ページ分を覚えたら(読み終わったら)、本編に戻って単語だけが切り離された形でも意味を言えるか確かめたのです。

そこで意味が言えないものに関しては、別冊に戻って例文を丹念に音読しました。

このやり方をとれば、ある単語を文脈の中で覚えた直後に、違う形でその単語と出会うこととなって印象に深く残りますし、以前文法編のときにお話した反復の効果も期待できますので、それがまた記憶の定着を助けてくれます。

このように短文になるだけでも単語だけの場合よりも遥かに記憶に残り易くなりますが、これにさらにストーリーが加わると…

続きます。

皆さん一人一人の応援が次回更新への糧となります。
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.25 2007 虎の単語退治 comment6 trackback0

単語のネットワーク 後編

あしたのためのその171 「収納上手

前回からの続きです。

日本語でも何かを言おうとして、(歳のせいで!)その言葉が出てこなくて意味が似た他の言葉で代用したりしませんか?あるいは例えば「適切な」って言おうとして、ちょっと小学生相手では堅すぎるかなって考えて「ちゃんとした」を使うというように、状況や話す相手に応じて言葉を使い分けたり。

それが可能になるのは、単語がばらばらではなく、単語同士つながって頭の中に入っているからですよね。

英単語の場合も同じで、単語は頭の中にABC順に並んでいるのではなく、つながりの強いグループ毎に収納されており、ちょっと離れたところにしまわれているもの(つながりが弱いもの)でも、付箋をてがかりに検索することで必要に応じて引っ張り出せる状態にあるのだと思われます。

ですから最初からこういうネットワーク作りを意識的にするようにすればいいのです。ある単語を覚えるときに必ず今までに知っている何か(何でもいいです)に結びつけるのです。その覚えるのに利用した「何か」が付箋となります。

付箋がぼやけていると、せっかく記憶に残っていても検索がしにくくなります。それを防ぐために、覚えるときにしっかりとその付箋を意識するといいと思います。

例えば「pertinent 」(適切な)という単語を覚えようとするときに、同じ(適切な)という意味を持つ「appropriate」を知っていたとします。そこで「pertinent」を調べるついでにちょっと手間でも「appropriate」をもう一度調べれば「やっぱり一緒だった」と確信できて、ネットワークがより強固になりますよね。そうすれば「同義語」という付箋がくっきりついて、検索もしやすくなるはずです。

こういうことを普段からしていれば「pertinent」がなかなか出てこないときに、「なんだっけな、「appropriate」と似た意味のやつ」というふうに、他の単語を頼りに思い出すことだって出来るようになります。

ついでに言うと「語呂合わせ」も付箋の一つになりえますよね。日本語で意味の通じる言葉になぞらえるというのは、上に書いた「すでに知っていることに結びつける」ということに当たります。発音が本物からずれるので僕はやりませんでしたが。

数ある付箋の中でもネットワークを作るのに特に威力を発揮する強力なものが「文脈」と「ストーリー」です。

続きます。

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.23 2007 虎の単語退治 comment0 trackback0

単語のネットワーク

あしたのためのその170 「既知情報

付箋(ふせん)を多く貼ればいいとは言っても、同じ次元のもの同士は避けるようにすることが大切です。例えばある単語に意味が二つ以上あるときって、すごく覚えにくかったりしません?あれは「意味」という同じ次元にあるものをいっぺんに覚えようとするために、それぞれが記憶の邪魔をし合うのです。

ですから次元の違うもの同士を、つまり例えば「意味」を覚えるのであれば「発音」「品詞名」「どんな文脈で使われていたか」などバラバラのものを組み合わせれば、それぞれが記憶を邪魔することもないため、それほど苦労なく覚えられるはずです。

最初は一つの単語に対して一つの意味を覚えれば十分です。それを先に定着させて自分の中で「既知のもの」になったら、今度はそれを足がかりに新しい意味を覚えるほうがスムーズにいくと思います。

また、ある単語を覚えるときに「類義語」や「対義語」の付箋を貼るときは、それらがすでによく知っているものである必要があります。もし未知のものであれば、「新しい単語を覚える」という負荷の高いタスクを新たに加えるだけでなく、前述の記憶の干渉も加わるため、普通よりはるかに難しくなります。ここは欲張る必要ありません。

このように、何かを覚えようとするときに既知の情報と結びつけるというのは、記憶に残すための大切なキーワードの一つですよね。少々無理やりにでも、自分にとってなじみの深いこととくっつけて覚えるようにすると、忘れにくくなるはずです。でもこれ、何かを覚えようとするときに、誰でも無意識にやっていませんか?

例えば「assiduous」という単語を覚えるときに「意味は(勤勉な)かぁ、確か「diligent」もそんな意味だったよな」というように、もともと知っているものに結びつけることで忘れにくくするということを。

そしてこうやって覚えると「assiduous」と「diligent」の間にはネットワークが作られますよね。「assiduous」を言おうとして出てこなかったら「diligent」で代用するということも可能になります(なじみ度の高い単語のほうが当然出てき易いです)。

さらにすでに「diligent」の対義語として「lazy」や「idle」を知っていれば、それらの単語との間にもまたネットワークができます。

こうして出来た単語同士のネットワークが強ければ強いほど、記憶に深く刻まれ忘れにくくなります。

続きます。

いつも応援いただきましてありがとうございます。励まされております。
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.20 2007 虎の単語退治 comment8 trackback0

単語のなじみ度

あしたのためのその169 「付箋(ふせん)貼り

前回からの続きです。

一つのことを覚えるときに、なるべく多くの感覚を使うと記憶に残りやすいと言いますからね。視覚だけでなく聴覚、触覚と。目で見るだけで覚えようとするより、実際に自分の口で発音してその音を耳から入れるほうが覚えやすくなるわけです。

記憶に残しやすくするためにも発音するんですから、せっかくなら正しい発音でやりましょうというだけのお話です。発音に自信が無い方は以前も紹介したこちらを。「Enter a word or phrase」というところに単語を入れて、スピーカーのマークをクリックすると、ネイティブスピーカーが正しく発音してくれます。どこにストレスがあるかもよくわかります。

Merriam-Webster

でもあまり頼り過ぎないようにして下さい。あくまでも不安なものだけ調べるようにして。手本がなくても発音記号を見ただけで自分で正確に発音できるようになることが大切です。

同時にそのつづりを書いてみるのもいいですよね。全部整った字で並んでいる活字よりも、自分で書いた汚い文字(僕だけですね)のほうが、印象に強く残りやすい場合だってあるはずです。その際に頭でその単語が表すものをイメージするとさらにいいです。

またなるべく多くのことを関連付けて覚えると、その単語に対する親しみ度が上がって記憶に残りやすいということも言えると思います。

単語の意味を覚えるという作業は、その単語に「意味」という付箋(ふせん)を貼るようなものだと思うんですね。一つの付箋しかついていない単語よりも「イメージ」「発音」「類義語」「対義語」、はたまた「どんなストーリーで使われていたか」などのたくさんの付箋がべたべたと貼られているもののほうが、手がかかりが多い分、思い出しやすいはずです

一つの単語により多くの付加情報をくっつけることで、その単語に対する「なじみ度」を増すことができるわけです。僕は単語を覚えるということは、こうして一つ一つの単語に対する「なじみ度」を上げていく作業だと思います。

最初は単なる無味乾燥なアルファベットの羅列でしかなかったものを、色んな情報をくっつけることでよく見慣れた、好みや性格までよくわかっている馴染み客に変えていくわけです。

付箋には「意味」「発音」「品詞名」「類義語」「対義語」などおなじみのものに加え、「どんな文で使われていたか」「その単語に対する印象(ポジティブ/ネガティブ)」「セットで使われる言葉」「その単語が表すものに対する自分の思い出」など色々考えられます。自分にとって記憶しやすい付箋をどんどん発明してぺたぺた貼りましょう。

続きます。

英語ブログランキング三冠達成!などと浮かれていたのも今は昔。すっかり見る影もなく凋落して元気をなくしてしまった虎の穴をまた応援ください。
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.18 2007 虎の単語退治 comment2 trackback0

発音の大切さ

あしたのためのその168 「フリーズ状態

前回からの続きです。

脳の働きをパソコンに例えるとわかり易いと思います。脳の容量には限りがあって、あるタスクを処理する時には、その中から必要な分だけメモリを割り当てていくわけです。

前回お話したようにリスニングの際には単語の検索にだけ集中していればいいのではなく、同時に記憶や理解といった他の重要なタスクを処理するのにもメモリが必要となります。

しかし頭の中の単語が本当の発音からかけ離れている場合、検索の作業が極端に負荷が高いものになってしまうため、メモリを使いすぎてしまうこととなります。その結果、記憶や理解という他のタスクを処理するのに必要なメモリを回せなくなってしまうわけです。

音は聞き取れているし、どんな単語が使われていたかということまではわかったような気がするのに、聞き終わった時点で意味はわからないし、頭にも何も残っていないという絶望的な状態に陥るのはこのためです。

これを防ぐには、それぞれの単語を最初から正しい発音で覚える必要があります。そうすればこの検索に時間とエネルギーを使わずに済むため、脳に理解や記憶をする余裕が生まれます。単語を正確な発音で覚えることがいかに大切かがわかっていただけると思います。

そのために発音記号の習得は必須です。また、発音記号を確認して終わりにするのはなく、実際にそれを自分の口で発音してください。正確に発音したものが耳から入ることによって、頭の中のデータベースに入っている単語の発音も少しずつ改善されていくのです。

黙読をするときでさえ、目から入ってきた単語を頭の中で音にするといいますから、間違った発音で覚えたまま読書を続けると、その間違った発音がより強固に頭に定着していく可能性があります。

一言に修正と言っても、今まで覚えた全ての単語の発音が正しいかどうかを確認しながら覚え直すというのは、英語歴が長いほど大変になります。最初から発音の大切さを意識して頭に入れておけばこんな苦労は必要ありません。ですから口をすっぱくして発音練習が大切だと繰り返しているのです。

また、単語を覚えるときにきちんと発音することで、ここまで見てきたようにリスニングを向上させることができるということに加え、より記憶に残りやすくなるという効果も期待できます。

続きます。

更新が遅れてしまい申し訳ありません。せっかく頂いたコメントに対する返事も遅れております。必ず時間を作って順番にお返事させていただきますので、今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。全体的にランキングの順位のほうも落ちてしまいました。また応援していただけますと励みになります。
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.16 2007 虎の単語退治 comment12 trackback0

やっぱり発音

あしたのためのその167 「単語検索

英検1級の対策をすることで、頭打ちになっていたのはアウトプットをおろそかにしていたからではなくて、むしろ単語をおろそかにしていたからだということがわかりました。

こういう経験をする前は、単語は文章の中で出てくるものを使い方とともに覚えるのがベストだと考えており、単語集などを使ってシステマチックに単語を覚えることに対しては懐疑的でした。

でもある程度英語学習を続けていて上達が感じられなくなった場合、それは僕のケースと同じようにボキャブラリーに穴があるためなのかも知れません。そういう場合、集中的に単語を覚える期間を作ることで単語というボトルネック(スムーズな流れを邪魔するもの)がなくなって、一気に道が開ける可能性があります。

文法と同じで最初は軽視して、後になってその大切さに気づき、過去の浅はかな自分を恥じて赤面するということの繰り返しです。もっと賢くなりたいものです。

それはともかく、学生時代と比べて極端に記憶力が低くなってしまった頭でたくさんの単語を覚えるのにはかなりの苦労が伴いました。その過程で気づいたことをを書いていきたいと思います。

まず今一度強調しておかなければならないのは発音の大切さです。アルファベットが表音文字である以上、単語を最初に覚えるときは誰しも(頭の中でだけであっても)一応は発音してみるはずです。そのときにいい加減にやらないことです。

英語は読めれば十分で、一生聞くことも話すこともないと頑な(かたくな)に決めている方ならいいでしょうが、ほとんどの方はそうではないはずです。

例えばリスニングの際には、聞こえてきた音をてがかりに、頭の中に入っている単語を検索するわけです。この時に頭の中に入っている単語の発音が本物からかけ離れていたら、一つ一つの単語の検索にいちいち時間がかかってしまいますよね。最悪の場合、時間だけかかって結局見つからないということだってありえます。

それだけではありません。「聞いてわかる」ためにはこの単語の検索という作業に加えて、ある程度の時間聞こえた内容を頭の中に保持し、さらにそれを理解するなどの大きな負荷を伴う作業が必要となりますが…

続きます。

今日も最後まで読んでいただきましてありがとうございます。次回はもっといいものを書きたいと思っていますので、ぜひ応援ください。
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.13 2007 虎の単語退治 comment19 trackback0

単語が私にくれたもの

あしたのためのその166 「英語の世界への扉

そして買ったのが、「PASS単」という本でした。これを、やはり文法のときと同じように、2週間で一周できるようにスケジュールを立て、一から覚えようとしました。ごくシンプルに発音しながら単語とその意味を記憶するというやり方で。

英検Pass単熟語1級 英検Pass単熟語1級
旺文社 (2003/08)
旺文社

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ところがその定着の悪いこと!すでに出会っているはずの単語に、何度でもとても新鮮な気持ちで出会うことができ(忘れているためです)、できなかった印の「正」の字がどんどん増えていきました。30を越えて大幅に低下した自分の記憶力に直面するのが嫌でここまで避けてきていたのかも知れません。

そこに至って初めて、「この記憶力の低下した頭で単語をどう覚えるか」ということに真剣に取り組み、あれこれ試行錯誤しました。最終的にはPASS単の単語を9割以上は覚えたと思います。

おかげで英検は無事に合格することができましたが、それよりも驚いたのは、そこで単語をきっちり入れたことでリーディングのスピードと精度が上がったということです。自分でもその上達を実感できるほどでした。

単語力が低い間は、知らない単語に出会うとその意味を推測するためにどうしたって読むペースが落ちていましたし、知らない単語が多い場合は、推測した単語の意味を使ってまた他の単語の意味を推測するということをせざるを得なかったため、その推測が間違っていたら実体からどんどん遠ざかっていたということもあったと思います。

推測する能力は本当に大切なのですが、これに頼りすぎると、本当は上っ面しかなでていないのにわかったような気になってしまう可能性があります。

単語力を集中的に増強して知らない単語に遭遇することが極端に減ったために、推測自体をしなくてよくなったのです。いくら文脈で推測できると言っても、やはり知っていることにはかないません。

英検の後にTOEICを受けてみたら、特に準備しなくてもスコアは965に上がっていました。TOEICではそこまで難しい単語は出ませんけれど、それでも以前は一つの文章にいくつかは推測に頼らなければならない単語があったのが、あのレベルでは全くなくなった、これはやはり大きかったのでしょう。

でもそんなことよりも、これ以降、それまで自分には難しすぎると敬遠してきたTIMEなどの文章もストレスなく読めるようになり、楽しみの幅が大きく広がりました。腰を据えて単語に取り組んだことで、英語の世界が一気に開けたのです。

続きます。次回からは単語をどう覚えるかという部分に迫っていきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただきましてありがとうございます。応援いただけますと励みになります。
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.10 2007 虎の単語退治 comment9 trackback0

TOEICはボキャブラリー?

あしたのためのその165 「方向転換

前回からの続きです。

それでいいと思っていましたし、特に不自由を感じることもありませんでしたので、それから先もこのやり方でずっと通していました。

前回に挙げた方法以外に単語でやったことと言えば、初めてTOEICを受ける際にその対策として、巻末にTOIECに頻出の単語が載っていた「正解が見える」という本を買って単語のところだけ何周かしたぐらいでした。

TOEIC Test「正解」が見える TOEIC Test「正解」が見える
キム・デギュン (2003/02/06)
講談社インターナショナル

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例えば「unanimous decision」のように、日常英会話だけに触れていてはなかなかお目にかからない単語も、TOEICでは多く使われます。それらに対応するためにはコンパクトにまとまってていいと思います。

単語に関してはこれぐらいしかやっていなくても、前にもお話したようにスコアは920→930→950と上がって行っていました。これはリスニング・そして文法力のアップによるものだと思っていましたのでTOEIC攻略のカギはボキャブラリーだ!という言葉を聞くたびに「はぁ?」と思っていたものです。

知らない単語の意味を文脈の中で推測するのは得意なほうでしたし、全ての単語を知るのが不可能な以上、むしろそれこそが最も大切な能力だと考えて、単語力強化なぞ一切やりませんでした。ずっと自然に増えることに任せていたのです。

ところが950点に到達し、リーディングとリスニングはある程度できるようになった(と思っていた)あたりから自分の英語力が頭打ちになったのを感じました。トレーニングメニューもほぼ同じでしたので、同じ場所にずっと留まっているような焦りを感じました。

何かを変えないといけないと考え、スピーキングとライティングを集中的に鍛えようと思い立ちました。そして上達の指標として英検1級合格を目標にしたのです。それで過去問をやってみて驚きました。

ご存知の方も多いと思いますが、英検一級の大問の一問目は語彙の問題です。英文の中の単語に下線が引いてあり、それと意味が最も近いものを4つの選択肢から選ぶという形式のものが30問続く(うち10問は熟語)のですが、大げさではなく30問全てわからなかったのです。

僕の得意技であった、「文脈でだいたいの意味を推測」することができても、選択肢になっている単語の意味がわからなければ選びようがないんですよね。TOEICのぬるま湯に浸かっていた自分にとって英検一級の単語は難しすぎました。

それまで推測に頼りすぎていたため、恐らく当時の英語力を円グラフで表したなら単語力が極端に低い、いびつな形をしていたことでしょう。そこでようやく自分の語彙力のなさを思い知り、腰を据えて単語を頭に入れようと決意したのです。

続きます。

最近になってまた更新がかなりきつくなってきました。皆さまの応援が書くためのエネルギーとなっております。
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.08 2007 虎の単語退治 comment9 trackback3

単語編開始

あしたのためのその164 「自然に身につける

最初のうちはいわゆる単語帳を作って覚えるなどのことは一切しませんでした。

毎日の学習(特に「どこでもラジオ英会話」の音読トレーニング)の中で多くの単語に出会うので、知らなかったものについてはなるべくその単語が出てきた文脈の中で意味を覚えるようにしました(ちなみに1月中は「ユーガットメール」を使って同じことをやっていました)。

といっても完璧に覚えようとするのではなく、何度か口にして記憶にとどめようという程度の努力です。ただ、英語を勉強しているとそのうち必ず何度見ても意味が浮かばない単語に出会うことになります。そういう単語は念入りに覚えるよう心がけました。

もちろん覚える際には発音記号を見て、正確に発音できるようにしました。1月の間ずっと発音練習をしていたこともあって、これまで発音したことのない単語は発音記号を見て自分で正確に発音してみる、ということがこの頃にはすでに習慣になっていました。

ずっとこういう練習をしていると、発音記号を見なくてもつづりを見ただけでどう発音するのかがある程度浮かぶようになります。しかしそうなってもストレスの位置などの確認のために必ず発音記号を確かめるようにはしましょう。

以前も書いたように外来語として日本語になってしまっているものは特に注意が必要です。例えばキャリアアップのというときのキャリアは元の英語の「career」とはストレスの位置も違うし、最初の母音も違いますよね。

単語の意味を知っていてもストレスの位置を含めた正しい発音を知らなければ、聞いたときにそれが頭の中のものと結びつかないためにわからない、話すときにも通じない、結局コミュニケーションで使えない単語をまた増やしてしまうだけということになってしまいます。せっかく覚えるのにそれではもったいないですよね。

この段階では特に単語を増やそうと意識してはいませんでしたが、毎日の音読トレーニングで一つの文章を意味を重ねながら何度も繰り返し読むことを通じて、その中で使われている単語の発音や文脈の中での使われ方、意味というものを自然に頭に刷り込んでいけたように思います。

こういう方法を選んだのは、単語の本を買ってきて単語だけ機械的に覚えてもしゃあないだろうと思っていたのもありますが、それよりも単語集を見ながら一つ一つ覚えていくという作業が「いかにも勉強してます」っていう感じで単に嫌だったためです。

そんなことをしなくても上のプロセスで自然に身につけていけるもので十分だと思っていたんです、あの頃の僕は。

続きます。

以前も触れましたがNHK教育の「新3か月トピック英会話」(本放送は木曜の午後11時10分から30分まで、再放送は水曜の午前6時40分から7時と、午後0時10分から30分まで)、まだ観たことがない方はぜひチェックしてみて下さいね。

本当はリーディング編を先に書くつもりでしたが、それを書いていると単語編を書く頃には番組も終わりに近づいてしまうと思い、企画を前倒しした、それぐらいいいです。
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.06 2007 虎の単語退治 comment13 trackback0

勉強できる環境作り 後編

あしたのためのその163 「お手軽度を上げる

勉強の障害となるもののお手軽度を下げるとともに、英語の勉強のお手軽度を上げるというのも一方で大切です。

ディクテーションのようなトレーニングをするにはノートとCDプレイヤーを用意してというふうに勉強の前の準備が結構かかってしまいますし、トレーニングの負荷の大きさを考えると気が重くなることもあるはずです。

ですからもっとお手軽なメニューを一個用意しておくのです。ちょっと時間が空いたときに「よし、やろう」という決意をする必要もなくできるようなものを。

お勧めはリスニングです。リスニングであれば勝手に耳から入ってきてくれますから、決意をせずともすんなり始めることができますよね。すでに散々シンクロ読みをやったものなら内容もわかっていますから、意味をとろうと意識しなくていい分、さらに負荷も軽くて気軽に始められるはずです。

気が向かないときはそういうハードルの低いものに手をつけるようにするのです。

前回のコメントでも頂きましたが、リモコンの代わりにノートや参考書を机の上に置いておき、ちょっとでも時間が空いたときにぱっと読めるような状態にしておくのも有効ですよね。その場合もやはり軽く読めるもののほうがいいです。

こういうことをしなくてもやるべきものに向かえるという人はいいでしょうが、僕と同様に誘惑につい負けてしまうという方は、誘惑そのものをなくすように努力するしかありません。ずっとじゃなくていいんです。せめて勉強が軌道に乗る200時間を達成するまで。

こうして英語に対するモチベーションを上げて、勉強ができる環境も整えたら、また英語のお話に戻りましょう。

言い忘れていましたが、このブログではまず自分が勉強を再開してTOEIC920を取るまでにやったこと、それからその後の英語学習を通じて「もっと先に知っておけばよかった」と思ったことを紹介する、という2段仕立てでお送りしております。

ですから時間が行ったり来たりしますけれども、ご容赦くださいね。

とうわけで時はまたさかのぼり、2003年2月のお話。「いつでもラジオ英会話」の音読トレーニング(ディクテーション・シンクロ・高速・シャドウイング)に加えて、文法の知識の整理のために薄い文法問題集を繰り返しやることを決めた、というところまでお話しました。ずいぶん前になってしまいましたが。

ここからはしばらく、単語をどうやって増やしていったかについて書きたいと思います。

続きます。

皆さん!僅差ながら1位に立つことができました。全ては一票を投じてくださった方一人一人の応援のおかげです。こうして応援して頂いたことに対しては、皆さんの英語学習に少しでもお役に立つものを書くことでお返ししていきたい思っています。これからもよろしくお願いいたします。
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.04 2007 今度こそ英語をものにするために comment7 trackback2

勉強できる環境作り

あしたのためのその162 「お手軽度を下げる

虎、わかってるよ。量こなさなくちゃならないのは。でもどうしても誘惑に負けてしまうんだよというあなたへ。その気持ちよくわかります。僕も偉そうなことを書いていますが、自分の弱さには自信がありますから。

このブログではここまで、内的な動機をなんとかして高めて頂こうと手を変え品を変え書いてきましたが、それと同時に外的な条件も勉強に適したものに変える必要があります。モチベーションを維持する努力をしつつも、人間とは意志が弱いものだということを受け入れて、その上でどうするかを考えるのもまた大切です。

まずは自分が英語の勉強にとりかかろうとするときに邪魔をするものは何なのかを明確にします。これは人によって違うはずです。テレビという人もいるでしょうしゲームやパソコン、読みかけの本、あるいはお酒という人もいるでしょう。

勉強への障害が明確になったら、それのお手軽度を下げられないか考えてみましょう。

例えば帰ってきてすぐテレビをつけてしまい、ついつい見るともなくテレビの前でだらだらと過ごしてしまうという方(僕はそうでした)は、しばらくの間テレビをしまっておくといいです。

すぐにリモコンのスイッチを押せばいつでも見られるお手軽な状態にあるからつい見てしまうわけで、わざわざ箱から出してコードつないでっていう面倒くさいプロセスがあったら、よっぽど見たいものでない限りわざわざ取り出そうとしないでしょう。

たとえ誘惑に負けてしまっても、出すのに時間がかかりますから、そうしている間に「俺は一体何をやっているんだろう」とそのばかばかしさに気づきます。人間の適応力とは凄いもので、そのうちにテレビのない生活に慣れてしまいます。

ついお酒を飲んでしまうという方(これも僕です)は現在あるものが無くなったら買いにいかないことです。ちょっと飲みたいなと思ったときに冷蔵庫に入っているからつい飲んでしまうわけで、わざわざ買いに行かなきゃいけないということになったら、よっぽど好きな方以外はなしで済ますでしょう。

携帯電話依存症の方は、メールが入ってくるたびに集中が妨げられるでしょうから、電源は切っておきましょう。

とにかく誘惑してくるようなものを身近に置かないことです。例えばダイエットをしていて冷蔵庫においしそうなケーキが山ほど入っていたら、そんなのは精神修行のようなもので、食べるなというほうが無理な話でしょう?そらお腹減ったら食べちゃいますって。

自分の精神力の強さに自信があってそれを試したいんだという方ならいいでしょうが、普通の人にはダイエットというただでさえ難しい課題に、精神修行というもっと難しい課題を加えるだけです。どうかわざわざ進んでそんな厳しい環境に自分を置かないで下さい。

冷蔵庫からおいしそうなケーキを取り除けば、つまりお手軽にできる誘惑を周りからなくしてしまえば、もう勉強するしかなくなります。

続きます。

お礼だけ言わせてください。参加して5日目でなんと!2位に入っています。応援してくださった皆さん、ありがとうございます。虎、がんばります。
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.02 2007 今度こそ英語をものにするために comment7 trackback1
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プロフィール

中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

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著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

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