英語独学虎の穴  受験英語を実戦英語に

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最後のメッセージ

あしたのためのその122 「受験と音読 最終章

12回に渡って続けてきた中高生に対するメッセージも今日で最後です。

前回までは情報の受信を中心にお話してきましたが、当然こちらから発信もできないといけません。

実は去年カナダを訪れ、そこでたくさんの外国人と話をする機会を持ちました。話題は多岐に渡り、国際情勢の話にもなったのですが、彼らと会話する中で一番ショックだったのは、僕が話をしたその誰もが、日本が憲法によって戦争を放棄していることを知らなかった、ということです。

その話をすると誰もが驚きました。特にアジアの方々はなかなか信じてくれませんでした。そこで僕が説明をしなかったら、少なくともその人たちにとって日本は、いつまで経っても「金は出すけれど犠牲を払わない国」のイメージのままだったわけです。

「いつかきっとわかってくれるだろう」と待っているだけでは伝わらないんですよね。こちらから出て行って、僕たちの国のことをわかってもらうように言葉を尽くして説明しなければ。彼らに伝わる言葉で。

もう一つ残念なお知らせを。滞在中、多くの外国人に一番よく言われたのが、「君は日本人なのに、どうして英語ができるんだ」という言葉でした。

ご存知かと思いますが、カナダはワーキングホリデー(一年間滞在できて、その間労働もゆるされる制度)を認めており、たくさんの日本人がいます。そのほとんどが英会話学校に通っているのですが、下のクラスは日本人で占められており、日本人の英語力が低いというのはもはやカナダにいる外国人の間で常識になってしまっているのです。みんな最低でも6年間の英語の授業を受けてきているのに。

こんなになめられてていいのでしょうか。相手の話がまったく聞き取れない、自分の言いたいことを言えない。とにかく日本人は会話で極端に弱いのです。

これも音声面を切り離して英語の知識の勉強をしているおかげです。10年以上の空白を含め、ずいぶん遠回りをしてしまいましたが、ようやく「使える英語」を身に付けるための方法にたどり着くことができました。それを一人でも多くの方に使ってもらいたいのです。それもなるべく早いうちから。これだけしつこくメッセージを送るのはそのためです。

6年以上も費やして外国人からなめられる程度の英語力しか得られないなんて悔しいじゃないですか。今やっている勉強に少し工夫を加えれば、将来も使えるようになるんです。書店に行けば教材もたくさんありますし、ネットで無料の教材も手に入ります。それらの教材を使ってどう勉強するかも時間をかけてお話してきました。

でもね、勉強する皆さんの意識が変わらないと、結局は変わらないのです。日本の将来はみなさんにかかっています。がんばってくださいね。

長らくお付き合いいただきましてありがとうございました。これで中高生へのメッセージは終わります。応援して頂けると励みになります。
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.18 2007 受験英語を実戦英語に comment5 trackback0

ありのままのメッセージ

あしたのためのその121 「受験と音読 番外編2

前回からの続きです。

考えてみると全部そうなんですよね。日本語しかできない限り、海外からの情報は全て誰かの解釈を経たものを事実のように受け入れるしかないんですよ。もちろん友人のそのときの通訳も、彼の解釈を経たものです。今となってはどちらが正しかったか検証もできませんが。

英語にはまったく興味はありませんでしたが、その頃から洋楽や洋画は好きでした。例えば好きな曲があって、その曲が何を歌ったものであるか知りたいときには、歌詞の対訳を読むわけですが、それも英語のできる誰かが訳してくれたものです。もちろん映画を見るときは字幕が頼りです。

その場合、それを訳した方がそれらの作品をどう受け止めたかが、どうしたって自分とその作品の間に入ってしまうわけです。直接その生のメッセージに触れることはできません。

海外からのニュースだって、すでに誰かによって翻訳された形で入手しますよね。毎日これだけ大量の英語をもとにした情報に触れながら、実際には意識することなく英語ができる誰かの解釈を通して手に入れているんだということです。誰かがすでに「これは知らせてよい」と判断を下したものを加工された形で。

すると単に翻訳をする方の受け止め方や、あるいは長嶋氏のケースのように好意によって情報が形を変えるだけでなく、力を持つ方々にとって都合が悪い部分が、圧力によって削除されたり歪められたりする可能性も否定できないわけです。それはいやだな、直接わかるようになりたいなと思ったんです。

前にもお話したように、英語が出来れば世界の情報のかなりの部分をカバーできます。翻訳されるまで待つことなく、誰にも加工されていない生の情報に直接触れ、それらが必要かどうかを自分で選別することも可能になります。もちろん、その英語の情報もすでにコントロールされている可能性もありますが、少なくとも情報のチャンネルは広がるわけです。

そういうことを考えている時に例のoasis事件(「あしたのためのその10」をご覧ください)があって、「もう一度英語をやり直そう、そして効果的な勉強法を見つけてそれを広めよう」と決心したのです。

みんなが英語をやる必要はないと思います。ここまで書いてきたように、英語をまた一から始めて使えるようになるには、大変な時間と努力を必要としますから。誰かが訳してくれたものを楽しむという選択肢だって当然あっていいはずです。

ただ、どうせやるなら、最初からそれを使える形で学んだほうがいいということです。そして嫌でも英語を学ぶ時間がある中高生は、とくにそうしてほしいのです。問題が解けるようになることを目的にしないで。

次回に続きます。

ずいぶん順位が下がってしまいました。ちょっと話題が硬いですかね。あと一回だけお付き合いください。応援していただけると励みになります。
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.16 2007 受験英語を実戦英語に comment4 trackback0

長嶋と英語と通訳と

あしたのためのその120 「受験と音読 番外編

もう終わるつもりでしたが、もう少し言わせてください。前回の話では大きすぎてピンとこないよと言う中高生の皆さん。

漠然とあんな風に考えながらも、実は僕もそんなめんどくさいことは僕以外の誰かがやればいいと思ってました。英語は相変わらず人気でしたから。

「英語をやり直そう」と思うようになったのは、もっと身近な出来事がきっかけです。以前メジャーリーグのスーパースターだったバリー・ボンズが来日して長嶋茂雄氏のインタビューを受けました。もちろん長嶋氏は英語ができないので通訳つきです。

僕はたまたまアメリカの大学・大学院を卒業した、英語ができる友人と一緒でした。そのときのボンズは時差ぼけもあってか、傍目(はため)にもわかるほど機嫌が悪く、日本のスーパースターの質問にもぞんざいに答えていました(のように見えました)。

メジャーリーグがお好きな方はご存知かもしれませんが、しばしばチームメイトとの不仲が伝えられるほど、もともと彼は他人に対してあまり友好的、協力的ではありません(不思議なことにジャイアンツ時代の新庄にだけは唯一やさしく接していたそうですが)。

そしてそのインタビュー中、長嶋氏の現役当時のバッティングの映像を見て(見せられて)、「引っ張ってばっかりだなぁ」とか「これで本当にホームラン打てたの?」などと長嶋を神と崇める日本のマスコミが聞いたら怒り狂うであろうニュアンスのことを言ったそうです。

にも関わらず、そのときの通訳の方はそれをそれぞれ、「豪快なバッティングですね」、「シュアに打ち分けるテクニックもあったんですね」と、その場の空気を乱さぬよう、とても好意的に長嶋氏には伝えていたんです。

通訳を通してそれを聞く長嶋氏は、当然いいことを言われていると思っているので、物凄くいいご機嫌なわけです。それがまた滑稽(こっけい)で、僕は友人の解説を聞きながら大笑いしていました。

そのときハッとしたんです。もしかしたら自分も同じなのではないか、たまたま英語ができる人間に教えてもらったからその滑稽さがわかったけれど、いつもは画面で満足そうにしている長嶋氏と同様、加工された情報を本物だと思って受け取って満足しているのではないか。

次回に続きます。

皆様のその何気ない一票が、もっとがんばろうという気力を与えてくれます。ありがとうございます。
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.14 2007 受験英語を実戦英語に comment13 trackback1

受験と音読 その9

あしたのためのその119 「若人へ

中高生に対してのメッセージも二回で終わる予定でしたが、例によってどんどん長くなってしまいました。僕や他の多くの大人と同じような失敗をしてもらいたくないのです。受験テクニックだけ身に着けたってしょうがないですよ。枝葉よりも幹を太くしてください。

実は僕は英語が大嫌いでした。試験科目としては得意でしたが、「これだけ時間とお金をかけてなぜ皆が英語を習わなければならないのか、英語民だけがその労から解放されるのは不公平じゃないか(まぁ彼らも外国語勉強しますけどね)」という思いから、あくまでも試験科目の一つと割り切って英語をこなし、大学受験が終わったのちすっぱりと手を切ろうと決め、実際にそうしたのです。

ですが、大学に入ってみて主要な論文のほとんどが英語で書かれている事実を目の当たりにしました。そしてその後に世界を席巻したインターネットでも、やはり英語が中心となっています。それらの情報が日本語に翻訳されるまで待っていると、情報面で世界に置いていかれる可能性がありますよね。

また言うまでもなく、世界の話し合いの場では英語が共用語とされています。その中で武力を持たない日本が対話力でも劣るとすると、それは国際社会の中での日本の立場も低下させかねません。

そうやって考えると、やっぱり英語は出来たほうがいい、と今は思います。でもどうせやるなら使える形で学ぶべきですよね。

対話を意識すれば、今までのように文章をゆっくり読んで理解できるだけではだめで、相手の意見をリアルタイムできちんと理解し、こちらの考えを論理的に伝えるだけの英語力が求められます。となると、当然英語の勉強の方法もこれまでと変わらなくてはなりません。

常に実際のコミュニケーションを念頭に置いた英語を、と繰り返すのはこのためです。音声面をしっかり鍛えてその下地を作ってください。

もちろん、理解するだけでは対話としては不十分ですから、こちらから発言できるようになる必要もあります。そのためには上にも書いたように自分の考えを英語で正確に表現できなくてはいけません。どうやってアウトプットの力を向上させるかについても、いつかこのブログで触れられればいいなと思っています。

そして忘れてはならないのは、どんなに英語力があっても、発信できるだけのものが自分の中になければ無駄だということです。たくさん本を読んで論理的思考力と表現力を身に付けてください。国語は本当に大切です。日本語で自分の考えが言えないようでは英語で言えるわけありませんものね。

全国の中高生の皆さん、がんばってくださいね。そして全国の中高年の皆さん、まだまだ遅くありませんよ。僕だって30超えてから始めたんですから。負けずにがんばりましょう。
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.12 2007 受験英語を実戦英語に comment8 trackback0

受験と音読 その8

あしたのためのその118 「大学生も大変

少し前のものですが、asahi.comでこんな記事を見つけましたので引用させていただきます。ソースはこちら http://www.asahi.com/life/update/1208/009.html

以下引用

2年生半数、留年危機 英語力検定が壁 横市大の学部

 横浜市立大学(横浜市金沢区)で、05年春に誕生した国際総合科学部の2年生の半数以上が留年の危機にひんしている。同学部の学生の英語力を就職時の売りにしたい大学が、英語力検定として国際的に使われているTOEFLで500点以上取ることを3年進級の必修単位にしたが、それが大きな壁として立ちはだかってしまった。

 「1年のときは余裕だと思っていたが、後がなくなりいまは必死。すでに進級をあきらめた友人もいる」。500点に達していない2年生の男子学生(19)は、大学の図書館やLL教室で連日英語漬けだ。

 「TOEIC600点以上」「英検準1級」でも進級を認めているが、1期生の2年生約740人のうち、到達した学生はまだ357人。

 商、国際文化、理の3学部を統合し、国際総合科学部を新設した大学は「国際社会で通用する人材の育成」を掲げている。「TOEFL500点」は英語教育の充実度を示す象徴として、学外にPRもしてきた。

 予想外の未達成者の数に、大学も頭を悩ませている。このままだと留年者が出るのは避けられないし、点数を緩めれば学部の評判が落ち、志願者減につながりかねない。このため、この夏には2週間で67・5時間もの補習を実施した。

 藤野次雄・国際総合科学部長は「TOEFL500点は専門知識を大学で学ぶうえで出発点でしかなく、基準は緩められない。勉強方法での支援しかできない」と話す。大学が今年度中に実施するTOEFLの検定は、今月16日と2月の2回のみだ。
     ◇
 〈キーワード:TOEFLとTOEIC〉 TOEFLは64年に始まり、世界で毎年約80万人が受験する。入学判定などに使う大学は5千以上に上る。インターネット版もあるが、横浜市立大学が使っている団体向けのペーパーテスト、TOEFL―ITPは最高点が677点。79年から始まったTOEICは英語のコミュニケーション能力を評価するテストで、最高点は990点。世界で年間約450万人、国内でも約150万人が受験し、約2600の企業や学校が採用条件や単位認定などに使っている。


引用ここまで

いかがですか?生徒の皆さんの苦労が伝わってきますよね。もちろん条件の決め方などに問題はあるでしょうが、少なくとも中学、高校とコミュニケーションを意識しない英語の勉強を続けていると、その後の修正が難しいということは、この記事からも読み取ることができるのではないでしょうか。

現行のTOEFLではスピーキングとライティングも測られるため、アウトプットの能力を向上させるための努力もしなくてはなりませんが、TOEIC600点ならば、最初から音読を中心としたトレーニングを積んで、リスニングの下地を作っておけば十分にクリアできるはずです。

受験が終わってからまったくゼロからリスニングを勉強し直すよりも、現在の勉強を将来に生かす工夫をして欲しいのです。ここまで書いてきたことをぜひ実践してみてください。「頭で理解したことを正しい発音で何度も口に出すことで体で覚える」が基本です。スピードの意識もお忘れなく。

「中高生に音読を」キャンペーンも次回で終わります。どうぞみなさん、応援ください。
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.10 2007 受験英語を実戦英語に comment11 trackback0
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プロフィール

中島正博

Author:中島正博
塾で中高生に国語を教えていたが、33歳の時に一念発起して英語の勉強を開始し、3ヶ月間の猛特訓でTOEIC920点を取得。

このブログでは自身の経験を元に、英語を話したくても何も口から出てこない、ネイティブの話を聞いてもちんぷんかんぷんという「ゼロ」の状態からどうやったら「1」までたどりつけるのか、その方法についてお伝えしています。

資格:英検一級 TOEIC980点 

英語独学ガイド
大人のやり直し英語部 部長

メールはこちらまで

著書「たった3ヶ月で920点を取った私のTOEIC TEST最短攻略法」(明日香出版社)

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