はじめていらっしゃった方へ
このブログには、僕が十年以上のブランクの後に英語学習を再び始めて英語を上達させるのに実際に役に立ったこと、振り返ってみてこうすればもっとよかったのではないかということを書き綴っています。副題にTOEICとありますが、TOEICや英検などのテスト対策というよりも、英語の基礎力を上達させるのに必要な勉強法を書いているつもりです。
勉強を開始したときから、自分の試みがある程度成功したら、それをいつか英語学習でつまづいている方に伝えたいという気持ちを持っていました。つまりここに書いてあることはおすそ分けみたいなものです。そのおすそ分けで少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
どれから読んでいいかわからないという方、まずは僕の英語力の基礎を作った「シンクロ読み」についてお読みください。「シャドーイング」や「ディクテーション」と組み合わせてやると効果的です。右下のカテゴリー内「究極の音読を目指して」と「猛虎十番勝負」に入っています。現在は単語をどうやって勉強したかについて書いています。
それではどうぞごゆっくりお楽しみください。
人を挫折に導くもの その2
あしたのためのその186 「自由度」
こんな話を引っ張ってしまってすみません。あともう一度だけオンライン英会話レッスンに挫折した原因について。こちらのほうが挫折の要因としては大きいものだと思います。
それはいつでも受けられるという安心感です。
僕が利用していたサービスでは授業は毎時ぴったり(!)に始まるんですが、例えば授業が始まろうとする3分前ぐらいに、タイミング悪く友人から電話がかかってきたりするわけです。するとまずいなぁと思いながらも、「また一時間後にあるからそれを受ければいいか」と電話を優先させたりしちゃってたんです。
なにしろ一時間おきに授業はありますから、無理してその時間に受けなくたっていいというのがどこかにあるんですね。
ところがその次の授業が始まる時間になると、今度はまた次なる用事を思い出してまた後で。そうしているうちに、今日はもう遅くなっちゃったし集中力も落ちているから明日から気合を入れなおして、という具合に負のループに入り込んでしまいました。
いつでもできると思っているといつまでもできないものです。そういうことってありませんか?夏休みの宿題を9月に入ってから泣きながらやっていたのも僕だけではないはずです。。
英会話スクールでも、好きなときに受けられるというプランでは、結局チケットを使い切らずに終わる人が多いという話も聞きます。
だからむしろ「この曜日のこの時間に絶対いかなくちゃならない」っていうほうが、その機会が限定されていることが心理的な強制力にもなって続けられるんじゃないでしょうか。
これは習う場合に限らず、自分で勉強する場合にもあてはまると思います。気が向くのに任せていてはなかなか勉強を始められませんから、勉強の習慣がついていないうちは、毎日決まった時間に勉強するようにするのです。最初は心理的に抵抗がありますが、続けているとそのうちに必ず習慣化しますから、その時間が近づいたら自然に勉強を始めるようになくなります。
僕もそうしていました。毎日9時から11時までは必ず英語に充てようと。その時間中は携帯電話の電源も切って。野球いいところだけどしゃあないな、9時から勉強するって決めたんだからというように。
「野球見ている途中でも切り上げて9時になったら勉強を開始する」なんてこれだけ見たら意思が強いみたいですけど、全く逆で意思が弱いからそうしたんです。オンライン授業であっさり挫折した、そんな弱い自分でもこの方法なら続けられました。お試しあれ。
以上のようにいつでもできるっていう安心感は継続の邪魔になることがあります。ある程度時間のしばりがないと。
こういう「いつでも受けられる」というサービスは大変ありがたいものですけれど、それは規則的に時間がとれない、あるいはどこかに通うほどの時間を捻出できないという本当に忙しい人向けのものだと思ったほうがいいです。そこまで忙しくないけど受けようという方は、何曜日の何時からと出席する時間をきっちり決めることをお勧めします。
自由って意外と大変。
↓ ↓ ↓
![]() | | ![]() |
人を挫折に導くもの
あしたのためのその185 「中途半端」
前回に引き続き、オンライン英会話レッスンで挫折した体験をお話したいと思います。
恐らくほとんどの方が心の中で突っ込んだであろうように、オンライン英会話レッスンにおける僕の失敗は全くの自業自得です。前もってもっとしっかりと調べるべきでした。自分が必要としているものは何か、そして本当にそれを提供してくれるのかなどについて。
まぁそもそも生徒一人一人のニーズにぴったり合った授業など、マンツーマンでなければ実現できないんですけどね。
もともと僕は性格的に非常に飽きっぽく、これまでの人生は挫折の繰り返しといっても過言ではありません。
ただ英語に関しては、一つのトレーニングを始めたら、その効果がはっきりわかるまでは諦めないということを自分に課して取り組んできました。「どれが効果的で、どれが効果的でなかったか」ということを後に続く人にいつか伝えたいと考えていたためです。
にも関わらずこの体たらく。
そういう自分の至らなさを思いっきり棚に上げて、挫折した原因について図々しくも分析したいと思います。
今から振り返ってみて最も失敗だったと思うのは、お金を払ってしまったことです。
それまでは一切お金をかけずに、どの教材を使って何をどう勉強するか、一から十まで全て自分で考えていたのです。英語学習に主体的に関わって、退屈になりがちな日々の勉強をどうやったら面白くなるかを真剣に追求していました。
ところが小額とは言えお金を払った瞬間から「さぁ今日はどんなものを出してくれるのかな」という具合にとても受け身になってしまったのです。このお客様気分がいけなかった。積極的に関わる姿勢を失ってしまったのです。
しかもその払ったお金が安かったことがもっと悪かった。
最初からどこかに「安いんだからそれほど質は期待できないだろう」ということが頭にあるものですから、例えば授業に不満があっても、「まぁしゃあないわな、安いから」と諦めてしまうのですよ。
また休むのも休みやすいんです、なんたって一回分が安いもんだから痛くない。「まぁいいか、安いから」てな具合でサボりに対する抑止力になりにくいんですね。
これがもし自分にとって痛い金額であったら、どんなに悪条件でも意地でも出ていたでしょうし、毎回準備もしっかりして、授業から少しでも多くのものを得ようと貪欲に取り組んでいたことでしょう。授業の進め方に納得いかない点があれば、建設的な提案をして状況を改善しようとしていたかも知れません。
語学留学という手段を選ぶ人たちも、思い切って環境を変えるということと同時に自分にとって痛い出費をすることで自らを追い込むという効果を期待しているのでしょうね。なんとなくわかります。
ただ、以前もお話したように留学の場合は、なかなか英語だけが目的とはならないので、他で満足を得て英語の上達という目的を達せられない場合のほうが多いのですが。
ともあれ、授業料が安いというのは一見いいことのようですが、このように真剣さを邪魔してしまう場合があります。もちろん、授業料の安いところでもモチベーションを高く保って真摯に学んでいる方々がいるのもわかっております。そんな人に自分もなりたいのですが…
払わないなら徹底的に払わない、払うなら自分にとって痛い金額を払って自分を追い込む。こういうスタイルのほうが真剣に取り組めるような気がします。あくまでも僕と同じぐらい自分が弱い人に向けて書いています。
「中途半端なお金」に加えてもう一点、人を挫折に招く悪魔がいます。
それは…
続きます。
↓ ↓ ↓
![]() | | ![]() |
夢のオンライン英会話レッスン2
あしたのためのその184 「ハズバナ」
前回、かつてオンライン英会話レッスンを途中でやめてしまったというお話をしました。長くなりすぎると思い途中で切ったのですが、しょうもない話なのに変に期待させてしまう結果となり、とても後悔しております。どうぞ怒らずにやさしい気持ちで読んでください。
スピーキングの力がないのを克服しようとして参加したのに、南米の人たちに負けないように話していたというお話をしましたね。
種を明かせばとてもたわいもない話で、前回も説明したように、発言する場合には挙手のアイコンをクリックするんですが、だいたいそのクリックも南米人が一番なんですよ。こっちはだれかが挙手するのを確認してから後だしで挙手するという姑息(こそく)な戦法で。
そして一度話し始めるとなかなか終わらないから、その人の発言には耳もかさずに、その間に話すことを考えるんです。スピーキング力はありませんでしたが、すでにある程度のライティング力はあったので、時間さえあれば文章を組み立てられたんです。
その上オンライン辞書だって使い放題ですから、かなりきっちりしたことを準備して臨むことができました。そしてだいたい三番目ぐらいに発言するんですが、そのときは今必死で作り上げて、なんなら一度音読までしてみたことを、さも瞬間的にしぼり出してるような演技したりして。
ですからいきなりそれを聞いた人は、かなり英語を話せる奴だと思ったはずです。でもこんなことは前から出来ていたことで、本当に自分が鍛えなくてはならないのは、相手の話を理解しながら、同時に瞬間的に発話プランする能力、つまり会話力だったのですが。
もちろん挙手のボタンを一番に押して、わざと考える時間を作らないようにするという作戦もありましたし、実際何度か挑戦もしたんですけれど、それだと大げさではなく何も言えない状態に陥り、「恥はかきたくない」という気持ちも手伝って、すぐに元のスタイルに戻ってしまいました。
それでも、限られた時間内で英作してそれを人に披露しなくてはならない、という環境はかなりの緊張感も与えてくれて、英作力のスピードを上げる役には立ったとは思うんですが。
何よりも一番苦痛だったのは、自分の発言以外の時間、ずーっと人の話聞いてなきゃいけないということでした。何しろ一人ずつしか話せないシステムですからね。10人もいるときなんてまぁ退屈で。なかなか「こんな表現があるんだ」っていう発見は生徒の発言からはありませんでしたし。
ほんで外国人もみんな流暢な分、結構いい加減で間違いも多いんですけど、どんなに間違っていても訂正しない教師(みたいなもの)もたくさんいて。恐らくそういう方針なんでしょうけど。なんで直さないのか、これじゃ一人で英作文して声に出して読んでいるのと変わらないじゃないか、この人はなんのためにいるのかと。
ずっと間違った英語を聞き続けるのはかえってマイナスなんじゃないか、かと言って自分は散々しゃべっておいてまた発言するのも悪いから、本当にこの時間無駄だわなぁと思いながらただただ黙っているという。
こうしてストレスを感じながら時間を無駄にしているぐらいなら、自分でテーマ作って英作文どんどんしたほうがマシかなって考えるようになりました。そして色々と自分に理由をつけては休むことが増えていき、ついには途中でやめてしてしまったのです。
うーむ、こんな話が長引いてしまい、またこれを言うときがやってきてしまいました。続きます。
こんなに更新頻度が低いのにまだ十位あたりにいます。皆さん、ありがとうございます。
↓ ↓ ↓
![]() | | ![]() |
夢のオンライン英会話レッスン
あしたのためのその183 「恥ずかしい話、略して…」
前回の「ブレイクスルー」に関する記事の拍手数がなんと50に迫る勢いでびっくりしてしまいました(間があきすぎただけですね)。
皆さんはオンライン英語レッスンをご存知でしょうか?実は以前こっそりあれに参加していたことがあります。
当時の僕は順調に上達できていたリーディング・リスニングと、相変わらずヨチヨチ歩きレベルのスピーキングのギャップをなんとか埋めようと、必死で英語で話す機会を探していました。
そんなときに見つけたのがオンライン英会話レッスンだったのです。自宅のPCで受講できるのでわざわざ学校に通わなくていい、しかも何時からでも受けられるという点で面倒くさがりの自分にぴったりだった上に、何より授業料が安い!6ヶ月分だかをまとめて払えば一回当たり500円程度になったような(すいません、だいぶ前のことなんで正確なことは覚えていません)。
そんな素敵な宣伝文句にまんまと乗せられて半年分を一括で払い、早速レベル分けテストなるものを受けました。しかしそんな会話力を測らないテストでは、僕のスピーキングのしょぼさは伝わらないのですよ。
その結果、全く分不相応な高いレベルのクラスに入れられてしまい、あわててメールで説明したら「何度か授業を受けてみてレベルが合わなければどんどん勝手にクラスを変えてよい」とのこと。なんのことはない、形だけのテストだったんですね。結構いい加減なもんです。
授業は、まぁ授業と言っても名ばかりで、十人ぐらいの参加者に教師役のネイティブスピーカーが一人いて、毎回「仕事」やら「幸せ」やらの漠然としたテーマを与えられて、みんなでそれについて話し合うっていう形式なんですわ。
話し合うって言ったって生徒はそんなディベートなんてできるレベルにはいませんから、他の人の意見なんて関係なく、みんな順番に自分が言えることを勝手に発言するという。それで生徒の使う英語の中に単語やら文法の間違いがあったら教師(のようなもの)が、それを訂正するんです。まぁ、でもそれも人によりけりで。ああいうところって正確さよりも流れを重んじますからね。
発言したいときは、挙手のアイコンみたいなのをクリックすると、早く押した順に番号がついて、順に答えていくってスタイルのため、クイズイントロドン(知らないですよね、早押しクイズです)みたいになって結構盛り上がるんですよ。
いろんな国の人が生徒として参加しているために、聞こえてくる英語も、国によって特徴があるのもわかって楽しかったんです。それまではCDに録音されたアメリカ英語しか聞いてこなかったわけですけれど、色んな国の人が英語を話すんだからそれに慣れるいいチャンスだなんて前向きにとらえたりして。
英語だけではなく答え方にも特徴があって、例えば南米の人は一を聞かれると十以上返すんですよ。中国人も負けていません。例えば「仕事を選ぶ際に一番大切なのは?」なんて聞かれると、日本人はだいたい「お金」とかせいぜい「お金が大切だと思う」で終わっちゃうんですけど、彼らはどうしてそう思うのか、そしてそう思うに至った僕らが知らない親戚のエピソードまで紹介してくれちゃって。
日本人は英語が苦手なだけでなく、自分の意見を論理立てて人にわかりやすく説明するっていう練習やってきていないのが丸見えで、自分の発言1に対して聞いている時間99ぐらいの割合で授業時間のほとんどを待つことに費やしていました。
僕はそんな彼らが歯がゆくて、日本人のおとなしいという印象を一人で打破すべく南米人ばりに話しまくってました。同じ日本人から見たらさぞかしKY(嫌な言葉ですねぇ)だったろうと思いますけれど、なにせ当時は必死でしたし、何よりあそこではそれがスタンダードだったんです。食うか食われるかの世界でしたから。
そんなこんなで結構楽しんでいたんですけどね。結局やめてしまいました。
おいちょっと待て、しゃべれないから受けたくせになんでそんなにしゃべってんのかってお思いでしょう。なぜそれほど話せたのか、そしてどうしてやめてしまったのか。全てのなぞの答えは次回に…
久々に確信を持って言います。続きます。
↓ ↓ ↓
![]() | | ![]() |
| HOME |












