引き続いて単語の勉強の仕方についてお話します。
前回までお伝えしているように、一瞬で意味が出てくる単語を増やすためには、同じ単語集を何周もするのが基本です。この大切さは強調してもしきれません。
で、その際にお勧めしたいのは、周回ごとに取り組み方を変えるということ。
1周目は、その単語帳の中で、すでにわかっているものと、頭に入っていないものを分別することを目的とします。1周目でちゃんとわかるものは、そこから先気合いを入れて見る必要はありませんよね。
2〜3周目は、あやふやなものを頭にきちんと入れる作業を。もちろん意味が出てこないものを覚えようとしますが、それは頭に入ればラッキーぐらいの感覚でいいと思います。
こうすることで、なかなか頭に入らないもの(つまり気合いを入れて覚えるべきもの)をあぶり出すわけです。
2、3周目でひっかからなかったものは、ある程度頭に入っていると見なして4周目からはパスし、印のついているものにのみ集中するようにします。
つまりここから苦手なものをつぶす作業に入るわけですね。そしてこれ以降は印が重なっているものに特にじっくり取り組むようにします。取り組みに濃淡をつけるということです。
こうすれば回を重ねるごとに見るべき単語の数自体が減っていき、さらに顔なじみのものもどんどん増えていきますので、一周するのにかかる時間が短縮できるわけです。
5周ぐらいして、4〜5つ印がついている「自分にとっての最難関」のものたちは書き出して、移動時間などに見るようにして攻略します。
ただしこれによって確かに「最も苦手なものたち」は潰せますが、もう大丈夫だと思って飛ばしていた単語を忘れてしまう可能性もあります。
こういう事態に備えるためにも、印の種類や色を周回ごとに変えるといいです。例えば一周目は赤なら二周目は青とか。こうしておけば、何周目でひっかかったのかがわかります。
こうして色を変えておけば、「今日は3周目でひっかかったものを見直そう」のように、その日の時間の余裕を考慮しながら復習することもできますよね。
自分が単語を覚える際に、実際に試して役に立ったことをお伝えしています。参考になりそうなものはどうぞ取り入れてみてください。
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知識を薄く重ねていくとはどういうことか。
去年単語に取り組んだ際に毎日記録をつけていました。具体的な数字をみることで、イメージがつかみやすくなるんじゃないかと思いますので、実際にかかった時間を書いておきます。
もし単語の勉強をする機会がありましたら、ぜひ参考になさってください(あくまでも自分はこう進めたということです)。
使用した教材:英検PASS単熟語1級(単語編のみ)157ページ、単語の数は全部で2227個
2週間で終わらすつもりでしたから、1日11ページずつ進めることに。1ページあたりの単語数は約14個ですので、1日に154個覚える計算になります。
(ただし実際は後半に行くほど難しいものが増えるため、予定よりも時間がかかってしまいました。)
やり方としては見開き1ページ(約28個)の単語を見ながら意味が出るか確認し、わからなかったものについては覚える→見開き1ページの確認が終わったら、ページの最初の単語に戻ってもう一度見ていく→この段階で意味がぱっと出ないものに印をつける。このやり方で1日のノルマ分(11ページ)進めます。
さらにPASS単熟語の場合は、掲載された単語を使った短文集がついていますので、この後、その日進めた分の短文を見ながら意味を取る、というやり方。
ですからここまでの1セットで、同じ単語を最低でも3回は見ることになります。単語の勉強だけで1時間ちょいかかりました。
で、かかった日数は
1周目は17日
2周目は8日
3周目は4日
4周目は3日
と、回数を重ねるほど、スピードアップできているのがわかりますよね。3周目までは倍々のペースで伸びています。もちろんその分、1日に進むページ数も増えます。
最初は1ページ終えるのにうんうんうなりながらやっていたのに、4周目ぐらいになると、知っているものが増えてスイスイ進むようになります。
これが自分のパワーアップを感じる瞬間です。英語ではこういう上達の実感を得ることが本当に難しいので、これは貴重だと思います。
リスニングなどではここまでわかりやすく上達できませんからね。「本当にこれが力になっているんだろうか」と不安を抱えながらも続けなくてはなりません。
その点、単語に関しては、捧げただけのものがそのまま自分にもたらされます。そういう意味ではこれほど投資効率のいい「種目」はないでしょう。
さらに前にも言いましたが、知っている単語が増えることで、読んだり聞いたりする時に「わかる」ものが増えるという喜びにも触れられる。一粒で二度おいしいとはこのことです。
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4位に上がれたのは一瞬のことでしたが、なんとかベスト5をキープしたいので、
また応援よろしくお願いいたします。
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昨年、ブログの読者と3ヶ月間一緒に集中して勉強を進めるという企画を行いました。
その際に昔英検の時に使用した「PASS単熟語」という本を使って、かつて覚えた単語の総復習をすることに。
以前の勉強の時(5年前)に、その本の単語をインプットで使えるところまでは持っていけましたが、それをアウトプットで使えるところまで持っていってやろうという目論見があったのです。
実際にはアウトプットレベルどころか、「なんとなく」レベルに退化してしまっているものがかなりあってショックを受けましたが。
久々に単語の勉強をしたことでいくつかの気づきがありましたので、ここでそれをシェアしたいと思います。
単語の場合、「えーと、これ知ってるな。なんだっけ?」と考えてようやく思い出せるレベルの知識では、特に会話では使えません。リスニングではそうやって考えている間に通り過ぎていってしまいますからね。
「使える知識」にするためには、見た瞬間、あるいは聞いた瞬間に意味が浮かぶレベルにまで持っていく必要があります。
ではそのためにどうするかというと、結局は繰り返ししかないんですよね。
単語集なら同じものを最低3周。最低でです。そこからどれだけ繰り返せるかで「一瞬で意味が浮かぶ」、すなわち「使える」ものの数が増えていきます。
そして繰り返すためには、進めるスピードが大切になります。
じっくり一つずつ丁寧に覚えていくというアプローチだと時間がかかり過ぎてしまって、2周目に入った時にまたゼロから覚え直すことになりかねません。そうなると負担が大きいままですよね。
ですからまずはなるべく早く1周してしまうのがコツです。
できれば2週間程度、長くても1ヶ月ぐらいで1周を。そのためにも、最初にページ数を数えて、それを終えるべき日数で割って1日のノルマを出す。
何周もすることで、知識を薄く重ねていくイメージです。
結局その時は、3ヶ月で「PASS単熟語」をなんと12周しました。ここまでやれたのも、「毎日の勉強内容をお互いに報告しあう」という環境に支えられた部分が大きいですが。
もちろん同じものを繰り返していると、その掲載されている順番で覚えてしまうなどの弊害もあるので、逆から見ていくとか、苦手なものだけを書き出しておいて確認するなどの工夫は必要になりますけどね。
一冊を繰り返すことで知識を深める。その大切さはわかっていても、実践する人は少ないように思います。
自分の感覚から言うと、4周目からどんどん負荷が下がって楽になっていきます。1周にかかる時間もどんどん短縮していけます。この「楽になる」境地をぜひ味わってください。
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なんと僅差ながら4位に上がることができました。
どなたかわかりませんが応援くださった方、ありがとうございます。
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単語について引き続き
インプット(読んだり聞いたり)で使える単語と、アウトプット(書いたり話したり)で使える単語とは違いますよね。
インプットの場合は、「なんとなくこんな感じかな」ぐらいでもなんとか使えます。本当にわからないものはプラスのイメージか、マイナスのイメージかそれぐらいアバウトなものでもどうにかなる場合さえあります。
でもアウトプットではそうはいきませんよね。意味はもちろん、使い方もわかっているものでなくては自信を持って使えません。特に会話の場面ではそういう自信のないものは避けるでしょうから、使えるものはどんどん限定されていきます。
また、前にもお話しましたが、たとえばgratitude(感謝)という単語だけを知っていたって、インプットならそれでいいですが、アウトプットでは使いようがありません。感謝を「示す」とか「伝える」という動詞も一緒に覚えて初めて使えるようになるわけですよね。
ですからどんな人の場合でもアウトプットで使えるものは、インプットで使えるものと比較して(かなり)少なくなるのが普通です。
自分のケースでは最初にTOEICで900を超えてから2年半近くまったく話せるようになりませんでしたが、その大きな理由の一つとして、アウトプットで使える語彙が極端に少なかったことが挙げられます。
語彙を固めることなくインプットのトレーニングをずっと続けてきてしまっていたので、「なんとなくこんな感じかな?」ぐらいの浅い知識の単語ばかりが増えてしまっており、いざアウトプットをと思った時に使えるものがほとんどなかったのです。
こういう状況を避けるには、普段からなるべくアウトプットで使える語彙を増やすよう意識することが必要です。
そのためには、単語を覚える際、「自分ならどういう文で使うかな」と考えること。実際に文を作るとなおいいです。アルクのオンライン辞書「英辞郎 on the WEB」で使い方を調べて。それによって知識が「深まる」わけです。
同じ勉強するにしてもこういうことを心がけるかどうかで、もたらされるものがずいぶん変わってくると思います。
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また5位に入ることができました!ありがとうございます。
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今日はボキャブラリーについて。
自分のケースでは日々の読書やリスニングで出会ったものの中で気になったものを覚えるというやり方でずーっと過ごしていました。
それは単に「単語の暗記」という作業が、いかにもお勉強という感じで嫌だったからです。先人の中にも、このやり方で十分とおっしゃる方もいらっしゃいましたし。
でも実際にそうやってみて、やっぱりこのやり方では限界があることに気づきました。
後に英検一級を受ける段になって、それまでの怠けがたたって大量の単語を一気に覚えるはめになりました。
すでに知っているつもりのものでも、実はしっかりとはわかっていなかったものが多く、基本的なものから覚え直さなくちゃならなくなり、もの凄く大変だったことを覚えています。
でも泣きながらそれをこなしたことによって、世界ががらっと変わりました。
だっていちいち推測をしなくちゃならない単語が減ることで、読むスピードは上がるし、もちろん理解の正確さだって格段に向上します。スピードが上がれば、英語を読むことの苦痛も減り、快適さも増しますしね。
それによってどれだけ楽しみが増えたか。こんなことなら、もっと早くやっておけばよかったと思いましたよ。
集中的に単語を覚えることは、言ってみたらドーピングのようなものです。必要な労力と比較して、もたらされるものが大きい。上達の実感がつかみにくい英語学習の中では珍しいと言えるほど。
ボキャブラリーが少ないと、それだけで楽しめるものがかなり限定されてしまいますよね。ここでドラマや映画を教材に使う方法をお伝えしていますが、知っている単語が少ないと、これもできないでしょう。
前にもお話しましたが、会話で使われる単語は、基本的な2000語が中心となるといいますので、ドラマや映画を字幕で見てみて、それでもでわからないものだらけだという場合は、知っている単語が少な過ぎると言えると思います。そういう方はこの機会に一気に単語を仕入れたほうがいいです。
まずは単語を入れて、勝負はそれからです。
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ここから浮上のきっかけをつかみたいところです。応援よろしくお願いいたします!
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